この地域でも、都市の農山村の交流の展開は徐々に広まりを見せていますが

まだ何の為にその交流が地域に必要なのか?ということが理解されていないのが現状です。

 「高知県農村やすらぎの交流空間づくり事業」地域ワークショップでは、最終的に交流展開を目指すものとしながらも、まず地域住民が自分達の地域にはどんな魅力があるのかを再認識し、その上で今後どんな取り組みが必要なのか具体的なイメージを膨らませていきます。

 今回は西土佐村内でもここ数年前に小学校が休校になった3地域を選定し、

ワークショップを開催しました。
「第1回地域ワークショップ 〜地域の“あるもの探し”をしてみませんか?」

下家地分館
日時:平成17年1月25日(火)19:00〜21:00
場所:下家地集会所
参加人数:16人

奥屋内分館
日時:平成17年1月31日(月)19:00〜21:00
場所:奥屋内小学校
参加人数:14人

権谷分館
日時:平成17年2月3日(木)19:00〜21:00
場所:権谷集会所
参加人数:8人

【内容】
 各分館に住む人たちが考える、自分たちの地域にあるもの、自慢や、とっておきな「物」「場所」「自然」「食べ物」「人物」「歴史」「行事」などを出し合う。

【目的】
 参加した地域の方が、自分たちの地域にどんな資源があるのかを共通に再確認、認識する。普段何気なく見ている物でも、見る人によっては、大切な資源であることに気づく。
「第2回地域ワークショップ 〜地域のこんな自慢もっと活用出来んろうか?〜」

下家地分館
日時:平成17年2月16日(水)19:00〜21:00
場所:下家地集会所
参加人数:14人

権谷分館
日時:平成17年2月17日(木)19:00〜21:00
場所:権谷集会所
参加人数:5人

奥屋内分館
日時:平成17年2月28日(月)19:00〜21:00
場所:奥屋内小学校
参加人数:17人


【内容】
 第1回ワークショップで出された地域のあるもの、地域の自慢をもとに、その活用をグループで話し合う

【目的】
 自分たちの地域で何か新しい事をしよう!興そう!とする時、まず自分たちの地域には何があるのかを知り、それを活かして何ができるかをみんなで楽しく掘り下げていく方法の例を知ってもらう。
 地域に当たり前にあるもの、当たり前にやっていることが、大切な地域資源であり、地域に無理なく、負担をかけない方法で、今より少しでも地域が元気に楽しくなる「交流事業」に関心を持ってもらう。
 できれば何か一つでも、まずはこれをやってみよう!始めてみよう!という取り組みが生まれること。
 今回西土佐村3地域(権谷地域・下家地地域・奥屋内地域)で開催した地域ワークショップは、「都市と農山村の交流」という交流そのものの展開について話し合うというよりは、まず「これから地域がどうしたら元気で楽しく生活できるのか?」というテーマから話し合いをすすめました。

 第1回目の「地域の自慢の財産再発見!」から第2回目には「その財産を使って具体的にどんなことが出来るだろう?」という話しあいの流れの中で、結果的に交流の展開に繋がるたくさんの楽しいアイデアが発表され、そのプランの中から実際にそれぞれ3地域で具体的なイベントや交流の開催日程までもが決定しました。

 都市と農山村の交流は、経済的な“もうけ”だけを追求したのでは、成り立ちません。まず迎え入れる地域住民自らが楽しいと思えること、そして実際に楽しむことが第一条件であり、その上でその“楽しさ”を他の人にも教えてあげよう!との気持ちが根強い交流に繋がります。

 今回ワークショップを開催した3つの地域を始め、西土佐村でもグリーン・ツーリズムの新たな展開が続きます。