インターネット利用についての注意

 インターネットでは文字によるコミュニケーションが大きな役割を担っています。ちょっとした表現が誤解を招いたり争いのもとになりますから、言葉を選んで相手を傷つけることがないように心がけましょう。

プライバシーの守り方

 なんらかの必要からインターネット上に個人情報を発信するときには、それによって生じる利益だけでなく、発生する可能性のある不利益にも配慮する習慣をつけましょう。銀行口座の暗証番号やクレジットカードの番号を人に知られないようにすることはもちろん大切ですが、あなたがどこの誰なのかを知られてしまう住所、氏名、電話番号、生年月日などの個人情報にも注意を払ってください。

 電子メール、メールリングリスト、ホームページに署名をしたり、連絡先を記述するときには、個人情報の記述に注意しましょう。懸賞やアンケート調査を装って個人情報を集め、宣伝のメールを送りつける業者もあるので、そのホームページの運営者が信頼できるかどうかに注意して利用しましょう。

コンピューターウィルスに注意する

 コンピュータウィルスと呼ばれる悪質なプログラムに感染すると、その種類によってコンピュータが動かなくなったりファイルが壊れたりと、さまざまな障害がでます。コンピュータウィルスはプログラムやデータを媒介して伝染するので、知らない人から来た電子メールや添付ファイル、ダウンロードしたり外部から持ち込まれたりするプログラムやデータを開くときには注意が必要です。

 ファイルをアップロードしたり、電子メールに添付して送信したりする場合には、あらかじめウィルスに感染していないことを確かめる習慣をつけましょう。

著作権

 文章や写真、音楽、ソフトウェアなどの著作物に関する権利は、著作権者だけが持っています。私たちがこれを複製、転載したり、改変したりする場合は、著作権者の許諾を得なければなりません。

【例】
・他人のホームページや電子掲示板に載っている文章や写真等を、無断で他のホームページや電子掲示板に転載すること。
・書籍、雑誌、新聞などの記事や写真を無断で転載すること。
・テレビやビデオから取り込んだ画像やデータを無断で掲載すること。
・芸能人や著名人の写真や、キャラクターをまねて描いた絵の画像データを無断で掲載すること。
・他人が作成したソフトウエアやそれを改変したプログラムを無断で掲載すること。
・音楽や唄の歌詞またはCDなどから取り込んだデータ(MIDI, MP3等)を無断で掲載すること。
・他人の電子メールを無断で掲載すること。

電子メール

電子メールは封のできない手紙に似ています。葉書より沢山書けて、ちょっとした電子ファイルを添えて送ることができますが、セキュリティはそれほど高くありません。たくさんのネットワークを経由して届けられることから、配達の途中で紛失したり覗かれたりする危険もあります。

チェーンメールに注意する

 「不幸の手紙」のように、はっきりと相手を特定しないで伝言を求める電子メールを「チェーンメール」と呼びます。チェーンメールはネットワークに負担を強いることから、たとえそれが親切のつもりであってもしてはいけません。

 「あなたは○日以内に×人の友人にこの内容を伝えてください」というような依頼は、たとえあなたと親しい人から届いた電子メールであってもこれに応じてはいけません。

電子掲示板・ニュースグループ・メーリングリスト

 電子掲示板、ニュースグループ、メーリングリストは、同じ問題意識を共有する多数の人と意見を交換する場所です。自分勝手な振舞いは他人に迷惑をかけるだけでなく、運営を支えている多くの人の努力を無にすることになります。参加者も、運営者と一緒に場を盛り上げていくように心がけましょう。

 インターネット上で行われるリアルタイムの会話(チャット)でも、ここで紹介するルールやマナーに気をつけて、相手に対する思いやりを忘れないようにしましょう。

誹謗・中傷しない

 他人の発言に反論する場合には、相手の気持ちを傷つけないように注意してください。いやみをいったり、相手を罵ったりしてはいけません。相手の人格を否定するような過激な書き方は、決してしないでください。あまり度が過ぎると、法的な責任を問われる深刻な事態になることがあります。

ホームページ

誰でも放送局のように広い範囲の人々に向かって情報を発信できるホームページは、インターネットの大きな魅力の一つとなっています。しかし、誰でも簡単に情報を発信できるということは、発信される情報の質が、必ずしも放送局と同じようにはならないということでもあります。

 ホームページを閲覧する人は、情報が正確なものであるか、最新のものであるかについて、自分の責任で確認することが求められています。以下のような点を目安にして、総合的に判断してください。

有害なホームページ

 ホームページには暴力的な描写やわいせつな画像を含むものが存在します。こうした情報が表示されては困る場合には、未成年に有害とされる情報を自動的に表示しないようにするソフトウェア(フィルタリング・ソフト)や、未成年を対象に検索範囲を限定した情報検索サービスの利用が考えられます。

オンライン・ショッピング

コンピュータ画面で親しげに微笑みかけているショップがほんとうに親切なお店であるとは限りません。心のおもむくままに世界のお店に直接アクセスできるインターネット・ショッピングは魅力的なものですが、お店の信用を自分で確かめなければならないことも忘れないでください。

 インターネット上にオンライン・ショップを開くときには、取り扱う商品や取り引きの手続きが法律などに違反していないかどうか、よく調べることが大切です。

オンライン・ショップの注意

 安心できるショップを選ぶために、まず、ショップの住所や電話番号などが明示されているかどうかを確認しましょう。連絡先のはっきりしないショップは相手にしないのが賢明です。

 返品や交換も含め、販売条件はしっかりと確認しましょう。販売条件の確認は、購入の前に、電子メールを利用して行うのがよいでしょう。販売条件の記述が曖昧なショップや、明確な返事が得られなかった場合には、利用を止めるべきです。

 どの商品を、どのような条件で注文したのか、注文内容が後で確かめられるように、注文画面を保存しておくと良いでしょう。振込みの場合は、注文票の写しや領収書はきちんと整理して保管しておく習慣をつけましょう。注文内容を電子メールで確認してくるショップがあります。面倒でも内容によく目を通して確認しましょう。

 商品が届いたときにはすぐに注文通りかどうか確認して、支払いの記録である振込票や領収書等を保管しておくとトラブルがあったときに役立ちます。

「財団法人インターネット協会」から転載させていただきました。

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