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■原子力発電のしくみ
博士  さて、原子力発電は、いったいどんなしくみで電気をつくっているのでしょうか。
 原子力発電といっても、水をわかして蒸気に変え、蒸気の力でタービンを回して発電するという点では、化石燃料(石炭、石油、液化天然ガスなど)を使う火力発電と少しも違いません。違っているのは、火力発電のボイラーが化石燃料を燃料とするのに対して、原子力発電ではボイラーを原子炉に置きかえ、ウランを燃料としていることです。
 
 

●原子力発電と火力発電
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■原子力とは
博士  原子力とはどんなものでしょうか。
 すべての物質は、たくさんの原子から成り立っており、その原子は原子核と電子からできています。 たとえていえば、原子核が太陽ならば、電子はそのまわりを回っている地球や火星などの惑星に相当するわけです。
 ところで、原子核とはどのようなものでしょうか。 これは陽子や中性子という粒子が集まったものと考えればイメージしやすいでしょう。
 多数の陽子や中性子をもつ大きな原子核の中には、外から中性子が当たると原子核がこわれやすい性質を持っているものがあります。 たとえば、ウランのようなものですが、この原子核がこわれることを核分裂といい、核分裂のときに大きな熱エネルギーが発生します。 この熱エネルギーで蒸気をつくり発電に利用したのが原子力発電なのです。

●核分裂と制御のしくみ
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