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| 他の原子力発電所で発生したトラブルに関する伊方発電所の対応状況 |
| (平成15年11月〜平成15年12月発生分) |
| 発 生 年月日 |
プラント名 | トラブルの 概要と原因 |
伊方発電所 の対応状況 |
INES 評価 結果 |
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| 15.11.9 | 関西電力(株) 美浜発電所 2号機 (福井県美浜町) (PWR) |
調整運転中、格納容器内監視カメラによる点検において、加圧器スプレイ配管に取付けられた空気抜き用ライン(ベントライン)の閉止栓にホウ酸の析出を確認したため、詳細に確認したところ、ホウ酸析出下部から水の滴下を確認しました。この状況から、原子炉を停止して点検を行うこととしました。 調査の一環として、加圧器スプレ配管ベント弁を分解する前に増し締めを試したところ、さらに25度分ハンドルを回すことができたことから、運転準備段階における弁の締め付けがやや弱かったものと考えられ、当該ベント弁を分解し、各部品の寸法・形状、シート面の当たり(弁体と弁座の接触面)、弁体・弁棒の外観点検等を実施した結果、異常は認められませんでした。さらに、プラント起動に伴う温度上昇により当該ベント弁の弁体と弁棒に熱膨張の差が生じ、シート面に僅かな隙間が発生したことから、当該ベント弁のシート漏れが発生した可能性が考えられました。また、当該配管の先端に取付けられている閉止栓の分解点検を行った結果、閉止栓内側に取付けられているOリングの一部が損傷していたが、定期検査毎に交換しており、今定期検査の取付の際、何らかの理由でOリングに部分的な変形が生じたと考えられ、当該ベント弁の締め付け不足に起因して、プラント起動時にシート漏れが生じたうえ、閉止栓のOリングが損傷していたこと等から、漏えいが発生したものと推定されました。 対策として、従来の起動前点検に加え、高温状態において当該弁の増し締め及びシート漏れの有無を確認し、その旨、作業要領書に記載するとともに、類似弁についても同様の対策を実施することとしました。 (注)
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伊方発電所においては、従来から系統内温度が高温の状態において増し締めと漏えい確認を行っております。 また、増し締めには締め付け不足に起因する漏えいを防止する観点から、当該弁のように高温高圧系統に使用している弁については、専用工具を使用して行うようしておりますので、同様な事象が発生することはありません。 なお、高温高圧系統にOリングを使用した閉止栓は使用しておりません。 |
レベル0- | ||||||||||||
| 発 生 年月日 |
プラント名 | トラブルの 概要と原因 |
伊方発電所の 対応状況 |
INES 評価 結果 |
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| 15.12.5 | 関西電力(株) 大飯発電所 1号機 (福井県大飯町) (PWR) |
運転中、格納容器サンプAの水位上昇率が増加傾向(通常約5リットル/hのものが、約100リットル/hまで上昇)を示したことから、点検を行うため、負荷降下を開始し、原子炉を手動停止しました。 原因は、D−1次冷却材ポンプNo.3シール部のシールインサートとシールハウジングの接触部の摩擦が通常より大きいこと、および面荒れが観察されたことから、シールリングの上下方向の円滑な動きが阻害されたことにより、シールリング等の自重とシールリング押さえバネによって保持されているシールランナとの密着性が失われ、最終的にシート面の開きが大きくなったことから、シート面を通過する補給水が増加しポンプからの漏えいに至ったと推定されました。 対策として、当該シール(カートリッジ式)を予備品と交換し、他のポンプも含め、シール機能の向上のため、実機で既に実績のあるバネ力を強化したNo.3シールリング押さえバネに取替えることとしました。 (注)
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伊方発電所においては、1,2号機は、No.3シールの構造が異なり、シールリングに摺動部がないこと、また、3号機は、建設当初からバネ力の強いものを使用しており、同様な事象が発生することはありません。 | レベル0- | ||||||||||||
| 発 生 年月日 |
プラント名 | トラブルの 概要と原因 |
伊方発電所の 対応状況 |
INES 評価 結果 |
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| 15.12.28 | 日本原子力発電(株) 敦賀発電所 1号機 (福井県敦賀市) (BWR) |
運転中、3台ある原子炉再循環ポンプ(PLRポンプ)のうち、1台(B号機)の軸封部(メカニカルシール)の機能低下傾向(シールリーク流量の増加傾向等)が続き、監視を強化しながら運転を継続していたが、予防保全の観点からメカニカルシールを取替えることとし、原子炉を手動停止することとしました。 分解点検等の調査の結果、PLRポンプB号機メカニカルシールの第1段及び第2段固定リングのシート面にそれぞれ傷を確認し、原因は、微細な異物が、PLRポンプB号機メカニカルシール内に混入したためシール面が傷つきシールリーク流量が増大したものと推定されました。 対策として、PLRポンプB号機メカニカルシールの摺動部品等を新品に取替え、PLRポンプA号機及びC号機メカニカルシールの摺動部品等についても新品に取替えました。また、従来から実施している異物混入防止対策について引き続き実施し、異物混入の防止に努めることとしました。 (注)
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伊方発電所においては、類似設備として、一次冷却材ポンプがありますが、シール水フィルタを設置して、異物の混入防止を図っています。 なお、シール水入口フィルタに異常のないことをフィルタ取替時に確認しています。 |
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| 平成15年7月〜平成15年9月発生分 | 平成16年1月〜平成16年3月発生分 |
