術後について

 「痔の手術を受けたが、肛門のしまりが悪くなって便が漏れる」というような話を聞いたことはありませんか?20〜30年も前に痔瘻の手術を受けた人の中には、肛門括約筋が傷つけられ肛門のしまりが悪くなり、便が漏れてしまうようなこともあったようです。
 現在は肛門付近の解剖や機能、それらを司る神経も解明され、また、手術方法も術後の肛門機能に影響を及ぼさないように改良をされてきています。最小限の手術侵襲で最大限の効果をあげられるように肛門外科医は日々努力を重ねているのです。
 ですから、ある程度肛門の手術を経験している医師であれば、肛門の機能を損ねるような手術はしないはずです。また、その危険性があるのは、複雑な痔瘻の手術や、裂肛の手術の一部で、内痔核の手術で肛門のしまりが悪くなるようなことは考えられません。



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