作曲 | 1883年。 |
初演 | 1883年12月2日、ウィーンにて、ハンス・リヒター指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によって行われた。 |
出版 | 1884年。 |
編成 | フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン4、トランペット2、トロムボーン3、ティンパニ、弦5部。 |
演奏 時間 | 約35分。 |
おすすめのCD
ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(グラモフォンPOCG-90273 ¥2,039 )
武骨で力強く、スケール豊かな、いかにもドイツ的な演奏です。しかもウィーンフィルのオルガン的な柔らかく美しい響きがすばらしく、最高の演奏です。
ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団
(RCA BVCC-8161/62 ¥3,059)
管弦楽のバランスが大変美しい、豊かな響きに満ちた重厚な演奏です。録音も新しく優秀です。
セル指揮クリーヴランド管弦楽団
(ソニー SRCR-9854 ¥1,733 )
古典的造形と適度な叙情性がうまくかみ合った、大変バランスのとれた演奏です。端正で美しい表情は本当にすばらしいです。
作曲 | 1892年。 |
初演 | 第1曲は1893年1月30日、ロンドンにて、ファニー・デイヴィスの独奏によって、第2曲は1893年1月30日、ウィーンにて、イグナーツ・ブリュルの独奏によって、第3曲は1893年11月27日、ハンブルクにて、ユーリウス・シュペンゲルの独奏によって、行われた。 |
出版 | 1892年。 |
演奏 時間 | 第1曲約5分、第2曲約6分、第3曲約8分。 |
安らかに眠れ、わが子
安らかに美しく眠れ
お前の泣くのを見るのが私にはたまらない
曲はまさしく、大きな波を持たず、子守歌のように始まり、中間部のなんとも言えない、苦しく悩まし気な美しさが印象的です。第2曲は、寂しげなアルペジオがブラームスの心を吹き抜ける秋風を想わせます。第3曲は、暗くて不気味な雰囲気が全体におわれており、ヘルダーの「スコットランドの詩」の「おお悲しいかな、谷底に」がモットーになっていると言われています。
第1曲ですが、お聴きください。
作曲 | 1873から75年。 |
初演 | 1875年11月18日、ウィーンにて、ブラームスのピアノ、ヘルメスベルガー四重奏団のメンバーによって行われた。 |
出版 | 1875年。 |
編成 | ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。 |
演奏時間 | 約35分。 |
おすすめのCD
スターン(vn)、ヨーヨー・マ(vc)、ラレード(va)、アックス(pf)
(ソニーSRCR-1603〜5 ¥4,689)
4人それぞれの持ち味が生かされた、大変スケール豊かな美しい演奏です。特に第3楽章はヨーヨー・マのチェロが天国的な響きに満ちていてとても美しいです。
ルビンシュタイン(pf)、ガルネリ弦楽四重奏団
(RCA BVCC-7336 ¥1,835 )
ルビンシュタインの親しみのあるピアノとガルネリ弦楽四重奏団の情緒豊かで大変ロマンティックな演奏が魅力的です。
ボザール・トリオ、トランプラー(vc)
(フィリップス PHCP-9365〜6¥2,957 )
きわめて安定したアンサンブルと格調高い表現が魅力の演奏です。
作曲 | 1873年。 |
初演 | 1873年11月2日、ウィーンにて、ブラームス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によって行われた。 |
出版 | 1874年。 |
編成 | ピッコロ、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン4、トランペット2、ティンパニ、トライアングル、弦5部。2台ピアノによる版(作品56b)も存在する。 |
演奏時間 | 約18分。 |
おすすめのCD
アーノンクール指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(テルデックWPCS-5917〜9 ¥7,034 )
管楽器が大変美しく、優美で透明感あふれた演奏は、この曲の魅力を十二分に伝えてくれます。
セル指揮クリーヴランド管弦楽団
(ソニーSRCR-9853 ¥1,733 )
楽譜を忠実に再現したような客観的で、飾り気のない端正な演奏が魅力です。クリーヴランド管弦楽団は大変合奏能力が高く、力強さと格調を持っています。
ワルター指揮コロムビア交響楽団
(ソニークラシカルSRCR2011 ¥1,835 )
ゆったりとしたテンポの落ち着いた演奏で、きわめてロマンティックに旋律を歌わせ、叙情性豊かなところが魅力です。
作曲 | 1886年。 |
初演 | 1886年12月2日、ウィーンにて、ヘルメスベルガーのヴァイオリン、ブラームスのピアノによって行われた。 |
出版 | 1887年。 |
編成 | ヴァイオリン、ピアノ。 |
演奏 時間 | 約23分。 |
おすすめのCD
デュメイ(Vn)、ピリス(pf)
(グラモフォンPOCG-1618 ¥3,059 )
デュメイのヴァイオリンは、あたたかく、柔らかな音色が魅力的で、優美で洗練された美しさを持った演奏です。
オイストラフ(Vn)、リヒテル(pf)
(メロディアBVCX-4089 ¥1,733 )
オイストラフのヴァイオリンは、線の太い、つややかな美しい音色で、堂々と表情豊かに歌わせています。
グリュミオー(Vn)、シェベック(pf)
(フィリップスPHCP-9651 ¥1,000限 )
グリュミオーのヴァイオリンは、柔らかな美しい音色で、のびのびと歌わせた、大変親しみやすい演奏です。
作曲 | 1852から1853年。 |
初演 | 1853年12月17日、ライプツィヒにて、ブラームス自身の独奏によって行われた。 |
出版 | 1853年。 |
演奏 時間 | 約32分。 |