おすすめの曲


(2000年4月)
 ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83

作曲1878〜81年。
初演 1881年11月9日、ブダペストにて、ブラームス自身の独奏、エルケル指揮ブダペスト・フィルハーモニーによって行われた。
出版1882年。
編成独奏ピアノ。フルート2(1番はピッコロ持ち替え)、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、ティンパニ、弦5部。
演奏
時間
約50分。


 ブラームスは、生涯のうちに2曲のピアノ協奏曲を残していますが、第1番が青年時代に書かれた作品であるのに対して、この第2番は円熟期の48歳(1881年)のときに作曲されたものです。この第1番と第2番の間には20年以上もの隔たりがあるわけで、その間にブラームスは、交響曲やヴァイオリン協奏曲など代表作に数えられる作品を次々と完成させており、当然ながらオーケストラの扱いなど作曲技法の面でも、まさに円熟の境地に達していたと言えましょう。さらに、ピアノ協奏曲第1番が不評であったことも加わって、この第2番にかけるブラームスの意気込みや彼に対する人々の期待には、ただならぬものがあったとさえ言えます。
 この曲を作曲した年の春にブラームスは2度目のイタリア旅行をしました。北ドイツに生まれ育った彼は、寒くて暗いイメージの強い故国と異なる、明るく暖かなイタリアを訪れて、大きな感激を覚えたのでした。そして、イタリアから帰った直後に作られたこの曲では、ブラームス独特の重厚な雰囲気に加えて、イタリアでの印象に基づいた明るくのびやかな味わいもまた、大きな魅力となっているのです。
 ブラームスは友人のヘルツォーゲンベルク夫人への手紙でこの曲を「まったく可愛らしい、きゃしゃなスケルツォを持った全く小さなピアノ協奏曲」と形容したのですが、これは、ブラームス好みの逆説というべきもので、スケルツォ(第2楽章)は決してきゃしゃなものではなく、この曲は当時の協奏曲としては珍しい4楽章制という、大規模な、いわば交響的な形をとっています。また、ピアノの技巧を誇示するというものではなく、どちらかと言えば、オーケストラの中にピアノが融合されているといった感があります。しかしこのことは、ピアノの存在感が小さいという意味を示すものでは決してなく、オーケストラのパートが従来になく非常に充実しているために、独奏ピアノと対等なものにまで広がっていることを示唆しているのです。 こうしたことから、この曲を「ピアノの助奏をもつ交響曲」であると言われることもあります。
 曲は、森と霧に包まれた北ドイツの壮大な風景を表しているかのような、雄大で印象的なホルンの主題によって始められ、明るくのびやかな魅力的な旋律がちりばめられている第1楽章、情熱的な気分のうえにユーモラスな味を含んだスケルツォ楽章の第2楽章、チェロが奏でるロマンティックなメロディで始まり、抒情美にあふれた世界を築いていく第3楽章、リズミカルなメロディとジプシー風のメロディが絡み合いながら輝かしいクライマックスが築かれ、この壮大な協奏曲のフィナーレを力強く飾る第4楽章からなっています。

おすすめのCD
ツィマーマン(pf) バーンスタイン指揮ウィーン・フィルハーモニ管弦楽団
( グラモフォン POCG-30029 ¥1,800)
  美しい音色と磨きぬかれたテクニックで、この作品の持つ古典的な均整と叙情性を見事に表出した名演奏です。

バックハウス(pf) ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニ管弦楽団
(デッカ POCL-6010 ¥2,000)
 巨匠二人による記念碑的な名演奏です。強固に築き上げた重厚な音楽は聴くものを圧倒します。ウィーン・フィルの柔らかな美しい響きも最高です。

ギレリス(pf) ヨッフム指揮ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団
( グラモフォン POCG-3522〜3 ¥4,077)
 力強いタッチと安定したテクニックでこの作品の持つ叙情性をスケール豊かに演奏しています。

おすすめの曲一覧へ戻る
(2000年3月)
 大学祝典序曲 作品80

作曲1880年。
初演 1881年1月4日、ブレスラウにて、ブラームスの指揮によって行われた。
出版1881年。
編成ピッコロ、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン4、トランペット3、トロムボーン3、テューバ、ティンパニ、大太鼓、シンバル、トライアングル、弦5部。
演奏
時間
約11分。


 ブラームスは、1879年3月11日付けでドイツのブレスラウ大学の哲学科から名誉博士号を与えられました。その3年前にイギリスのケンブリッジ大学から同様の称号が申し出られたのですが、ブラームスは、イギリスがあまり好きでなかったのと、ケンブリッジ大学の称号を受けるためにはわざわざその大学まで出かけていって古めかしい儀式に参列しなければならなかったので、それを嫌って称号を受けませんでした。しかしブレスラウ大学の称号には、特にめんどうな条件もなかったので、有り難く受けることにしました。ブラームスは自分のことを「今日のドイツで随一の厳格な作曲家」と呼んで賛えてくれたこの大学当局に何とか感謝の意を示したいと考え、古くからの友人で当時ブレスラウ管弦楽協会の指揮者を務めていたベルンハルト・ショルツ(1835〜1916)に相談を持ちかけました。何を隠そうこのショルツこそ、ブラームスを名誉博士にするため尽力をしたその人であったらしいのですが、ショルツはブラームスに作品で謝意を表すことを提案します。「博士交響曲を作ってくださいませんか? 少なくとも式典用の歌曲は期待しています。」ブラームスはそれに答え、学生達の愛唱歌を綴った明るい序曲を作ったのです。
 作曲は1880年(47歳)の夏に、高級保養地バート・イシュルで行われました。 ブラームス自身は大学に籍を置いたことは一度もなかったのですが、若い頃ヨアヒムの在籍していたゲッティンゲン大学の祝賀行事に参加したりしたこともあり、学生生活や愛唱歌などについても全く無縁ではありませんでした。彼は学生歌曲集の中からよく知られた4つの歌を選び、その旋律を巧みに散りばめて多彩な作品に仕上げました。
 曲はリストやベルリオーズも利用した「ラコッツイ行進曲」からヒントを得たといわれている ( ブラームスは若い頃、この行進曲をたいへん愛好していた )、歯切れのよい、浮き立つ心を抑えているような行進曲から始まり、4つの学生歌、「われらは立派な校舎を建てた」、「国の親父」、「新入生の歌 ( 新入生を狐に見立てて遊ぶ歓迎行事の歌で元来、狐の歌 と呼ばれていた ) 」、「楽しく歌え」が綴り合わされ、とても快活で、ユーモラスで陽気な音楽となっており、ブラームス自身も「笑う」序曲と称しました。

おすすめのCD
ワルター指揮コロムビア交響楽団
( ソニー SRCR-2010 ¥1,835)
  親しみやすく、暖かい豊麗な歌にあふれた、ホットな演奏です。

セル指揮クリーヴランド管弦楽団
(ソニー SRCR-9855 ¥1,733)
 堅固な構築性と端正な表情がとても魅力的な演奏です。

アーノンクール指揮ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団
(テルデック WPCS-5917〜9 ¥7,034)
 重厚で響きの美しい、内面的に充実した演奏です。録音も新しく優秀です。

おすすめの曲一覧へ戻る
(2000年2月)
 ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 作品25

作曲1861年。
初演 公開初演は1861年11月16日、ハンブルクにて、クララ・シューマンのピアノほかによって行われた。
出版1863年。
編成ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。
演奏
時間
約35分。


 この作品は1855年のデュッセルドルフ時代に着手されましたが、その後、ブラームスは主として合唱曲の創作に力を向けたので、この曲は未完成のまま放置されていました。ところがデトモルト時代(1857年から1859年)に、そこの宮廷楽団のコンサートマスターのアードルフ・バルゲールと知り合い、そこで演奏の機会を得たので、ブラームスの創作欲はまた室内楽のほうに転向し、その後手を加えられようやく1861年10月に完成されました。
 曲は4つの楽章からなっていますが、抑制された情熱とほの暗い悲愴感が交錯するうちに、緩徐楽章で明るい気分に解放され、終楽章の親しみやすいジプシーロンドへとつながれるプロセスは独特の迫力を持っています。また、シンフォニックとも言えるピアノの力強い響きと弦との間の巧妙なバランスや、豊富な素材と緊密な書法とが融合された堅固な作りも、このピアノ四重奏曲における特色といえます。
 ロマンティックで心に強く訴え、切ない物悲しい気持ちで一杯にさせてくれる印象深い第1楽章、抑圧された神秘的な気分、悲哀と情熱が交錯する第2楽章、穏やかで賛歌のような楽しげな気分の第3楽章、前進するエネルギーに満ちた、情熱的でシンフォニックな響きのする第4楽章からなっています。

おすすめのCD

ボザール・トリオ 、トランプラー(Va)
(フィリップスPHCP-9365〜6¥2,957 )
 ピアノと弦楽器のバランスが大変上手くまとまっており、安定したアンサンブルと格調高い表現が魅力的です。

ルービンシュタイン(pf) ガルネリ弦楽四重奏団
(ビクターBVCC-7336 ¥1,835 )
 情熱的でロマンティックな詩情にあふれ、みずみずしい表情が大変魅力的です。

ドボナーニ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(ロンドンPOCL-1684 ¥3,059 )
 アーノルド・シェーンベルク(1874〜1951)が管弦楽用に編曲した演奏です。シェーンベルクはこの作品のシンフォニックな響きを見事にブラームス流に編曲し、あたかもブラームス自身が編曲したのではないかと錯覚するくらいです。

おすすめの曲一覧へ戻る
(2000年1月)
 ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 作品5

作曲1853年。
初演 第2楽章と第3楽章の初演は1854年10月23日、ライプツィヒにて、クララ・シューマンの独奏によって、全曲の初演は1854年12月に、マグデブルクにて、ヘルマン・リヒターの独奏によって行われた。
出版1854年。
演奏
時間
約40分。


 現在、残っているブラームスのピアノソナタは彼の18歳から20歳にかけての時期に成立した3曲だけです。ブラームスはベートーヴェンの中期以降のソナタやバッハの作品を研究し、さらには彼より一世代上のシューマン、ショパン及びリスト等の当時の代表的なピアノ音楽にも刺激を受けて、3曲のピアノソナタに若い情熱を注ぎ込んだのでした。第1番作品1、第2番作品2ではベートーヴェン流の4楽章構成を踏襲したのですが、この第3番では全5楽章という異例の構成を採用しました。第1、第3、第5楽章は、1853年10月にデュッセルドルフで作曲され、第2、第4楽章は、それ以前にハンブルクでか、あるいはシューマンを訪問する前のライン河畔の旅行の時かに書かれたといわれています。
 この作品の大きな特徴は5つの楽章が、急・緩・急・緩・急というシンメトリカルな構成をとっていることです。第2、第4の2つの緩徐楽章に共通の主題素材を使用しており、第1、第5楽章が密接に関連しているので、ソナタ全曲は第3楽章を中心にして均斉のとれた対照形になっているのです。
 第1楽章は、精力的で爆発的な第1主題で始まり、きわめて内省的で叙情的な第2主題が続く、雄大なピアノ音楽です。
 第2楽章は、詩人シュテルナウの「若き恋」という詩を標題として掲げていて、その大意は次のとおりです。

 夕べの帳が降り、月の光が輝いている、
 そこにはふたつの心、愛で結ばれひとつになって、
 互いに寄り添い、抱き合う。

 曲は詩そのままの感じのロマンティックな雰囲気が漂い、清らかで澄み切った美しさに満ちています。
 第3楽章は、作品全体の中心となっており、悪魔的な主部とそれと対照的なコラール風の優美なトリオからなっています。
 第4楽章は、「間奏曲」と記され、さらに「回顧」という副題がつけられています。このシュテルナウの「回顧」と題される詩は楽譜には掲げられていないのですが、その大意は次のとおりです。

 ああ、どんなに木々が早く枯れ
 どんなに森が早く裸になるのか
 お前がもしも知っているなら
 お前はこんなに冷淡でも冷酷でもないだろう。
 そして、やさしく私の顔を見てくれるだろうが。

 一説によるとブラームスは、この詩に託して、リスト訪問の後のライン地方の徒歩旅行の時に会った、ある少女に対する思い出をここで歌ったのだとされています。とにかく、この楽章にこの詩の感情が織り込まれていることは否定できないようです。そして第2楽章で、愛で結ばれた人の喜びが込められ、第4楽章に至って、失恋の感情が込められているようです。
 前の楽章から切れ目なく続く第5楽章は、舞曲風の軽快な旋律で始まり、激しい情熱を持った壮大なフィナーレを築きます。

おすすめのCD

ヴェデルニコフ(pf)
(デンオンCOCQ-83037から9 ¥4,725 )
 モノラル録音ながら、深かみのある豊かな音色と端正な表情で、ブラームスの書いた重厚で内なる音楽を極めて誠実に再現した名演です。

ペライア(pf)
(ソニーSRCR-8708 ¥2,854 )
 作品の堅固な構造と叙情的な響きの美しさを全面に出した、スケールの大きな演奏です。録音も優秀です。

ウゴルスキ(pf)
(グラモフォンPOCG-10016 ¥3,059 )
 重厚でロマンティックな豊かな響きが魅力の演奏です。録音も優秀です。

おすすめの曲一覧へ戻る
(1999年12月)
 弦楽五重奏曲第1番 作品88

作曲1882年。
初演 公開初演は1882年12月29日、フランクフルト・アム・マインにて、フーゴー・ヘールマンのヴァイオリンほかによって行われた。
出版1882年。
編成ヴィオリン2、ヴィオラ2、チェロ。
演奏
時間
約25分。


 この作品は1882年(49歳)の5月、風光明媚な保養地バート・イシュルで書かれました。ブラームスは1862年に1曲の弦楽五重奏曲の作曲を試みた事があったのですが、結局、完成する事ができず、かれは1863年から64年の冬にそれを素材として、2台のピアノのためのソナタ作品34bとピアノ五重奏作品34を書きあげました。ブラームス自身が破棄してしまったその弦楽五重奏曲がチェロを2つ用いて書かれていたのに対して、それから20年後に作曲したこの弦楽五重奏曲では、彼が愛好した楽器であるヴィオラが2つ用いられています。ブラームスはヴィオラを重複させる事によって、中声部を充実させ、その独特の音色を効果的に使い、彼が考えた理想の美しい響きを作りあげたのでした。そしてこの作品はブラームスに大きな満足と自身を与え、彼は出版社のジムロックに次のように述べました。「あなたは私からこれほど美しい作品を受け取ったことはなく、また最近10年間に、あなたは多分これほど美しい作品を出版したことはなかった、と言えるでしょう。」
 また、この曲の総譜を見る機会のあった親友のビルロートはクララにその印象を書き送って、「各楽章が春の息吹きと春の調べに満ちていること、全てが実に自然に流れるので、我々は躊躇なくこれを受けとめることができ、これ以外ありようがないと思わせられるほどです。」と述べています。
 曲は、明るくのびやかで親しみやすい第1主題が印象的な第1楽章、重厚で情熱的な緩徐楽章とスケルツォ楽章を組み合わせた第2楽章、古典的なフーガとソナタ形式を合わせた第3楽章からなっています。  

おすすめのCD
ブタペスト四重奏団、トランプラー(va)
(ソニー SRCR-1909〜12 ¥7340 限 )
 ブラームスの必要とする厳しい古典的造形と適度なロマン性を兼ね備えた超名演です。

ベルリン・フィルハーモニー八重奏団員
(フィリプス PHCP-3545 ¥2,039 )
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーによる演奏で、きわめて精緻なそして重厚なアンサンブルが展開され、大変オーソドックスな演奏です。

ウィーン・フィルハーモニア弦楽五重奏団
(カメラータ 30CM-534 ¥3,150 )
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーによる演奏で、叙情的で優美な演奏です。 

おすすめの曲一覧へ戻る
(1999年11月)
 悲劇的序曲 作品81

作曲1880年。
初演 1880年12月26日、ウィーンにて、ハンス・リヒター指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によって行われた。
出版1881年。
編成ピッコロ、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロムボーン3、テューバ、ティンパニ、弦5部。
演奏
時間
約15分。


 ブラームスはオペラとは関係ない演奏会用序曲を2曲残しました。この悲劇的序曲と、同時期に書かれた大学祝典序曲作品80がそれです。悲劇的序曲は孤独で憂愁な気持ちを表しており、一方、大学祝典序曲は学生歌を詰め込んだ陽気な音楽となっています。この2つの序曲のように、ブラームスは同じ時期に相反した性格の同じジャンルの曲をしばしば書きました。ブラームスは、ある曲を作曲していると、それに盛り込みきれない楽想や、それと対照的なインスピレーションを使った曲をやがて書いたと言えるでしょう。ピアノ四重奏曲第1番ト短調作品25と同第2番イ長調作品26、弦楽四重奏曲第1番ハ短調作品51-1と同第2番イ短調作品51-2、交響曲第1番ハ短調作品68と同第2番ニ長調作品73などはその好例と言えます。
 また、大学祝典序曲がごく短期間に書かれたのに反して、この悲劇的序曲は10年以上も前にその旋律が考えられています。この序曲の旋律となったスケッチは1870年以前に書かれたもので、ブラームスはひそかに恋心を抱いていたユーリエ・シューマン(1845〜72 クララ・シューマンの三女)が1869年にある伯爵と結婚してしまい、心に大きな痛手を受けました。この心の痛手からアルト・ラプソディ作品53が生まれたのですが、この悲劇的序曲もその当時のブラームスの心境を表しているようです。
 曲は、ダイナミックスの烈しい対照、広い音程にまたがる跳躍、転調、シンコペーションのリズムなどで悲劇的な情感を表し、堅固で充実した構築感のすばらしい曲となっています。ブラームス自身、この序曲を「泣く序曲」と称しました。

おすすめのCD
ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(グラモフォンPOCG-90272 ¥2,039 )
  どっしりとした堅固な構築性を持ち、内面的に充実した、いかにもドイツ的な演奏です。

ジュリーニ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(グラモフォンPOCG-20045 ¥2,039)
 管弦楽のバランスが大変美しい、雄大なスケールに満ちた演奏です。録音も新しく優秀です。

ワルター指揮コロムビア交響楽団
(ソニー SRCR-2010 ¥1,835 )
 豊麗な歌にあふれた、劇的でロマンティックな演奏です。

おすすめの曲一覧へ戻る
Good Familyのホームページへ戻る