オフコン・こぼらー
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オフコン
  •   オフコンってしってますか?。それは日本独自のコンピュータシステムであります。
    汎用機を入れるほど、規模は大きくない。(金が無い?)パソコンを入れるには専門家がいない、といった日本によくある企業にぴったりな(だった?)システムです。その昔、私が情報処理サービス業といわれる会社に潜り込んだころは、各メーカー入り乱れて力をいれていました。今でも細々とやっていますが・・・(私の本業はこれだったりする)
      クライアント・サーバが声高く叫ばれる今日、思い起こせばオフコンはとっくにクライアント・サーバシステムでした・・・。(ちょっと違うぞ!って意見もありますが)
    ファイルの拡張子には、DBとついて、HOGEHOGE.DB・・・ 「でーびーがさあー!」 などと叫んでました。

    ツリー構造で unix みたいにファイルが作れる。(階層は2つだけど・・・)
    メニュー形式でコマンドが実行出来る。(単にコマンドスクリプト生成して実行してるだけだけど・・・)
    ユーザ毎に環境が定義できる。(とっても使いにくくってつかったことないけど・・・)
    ハードもソフトもメーカー独自!」サーポート万全!(その代わり高いけど・・・)

    うーん、すごい!。なんてたってクライアントライセンスなんてものは存在しない。10台繋ごうが200台繋ごうがクライアントライセンスなんてものは無い!。しかも、クライアントじゃMS−DOSが動く(2.1・・・)。
    ワープロも表計算もメイルシステムもありました・・・互換性も無し!(独自だもん!)インターネットなんて繋がらない(やっぱり独自だもん!)けど、TCP/IPはサポートしてる。(最近はクライアントはLANでPCってのがはやり!)セキュリティは万全!なんたって独自OS!メーカーじゃなきゃ手に入らない。
    すごいなあ!さすが日本で生まれて育ったカテゴリー。
    最近はとっても下火、私のところも古いシステムはどんどんWindowsシステムに入れ替わっていく・・・
    (だから最近一生懸命勉強してるのですが・・・)

  • 今日会社で、「そーいえばXXシリーズ(オフコンです)ってそろそろ生産終了だっけ?」という会話をしていた
    のですがなーーんと返ってきた返事が「なんか6月に新シリーズでるみたいよん!」とおっしゃいました。
    どーも、2000年対応とかC/Sシステムへうまく移行出来てないところがおおくて、こりゃまだつくりゃうれまっせ! となったみたいです。
    うーん、不思議だ・・・・。
    もう、生産中止とかいってたのに、今発注するとパートのおばさんが組み立ててるという噂もちらほらあったのに。
  • オフコンも最近は IP してます。
    でも、私の使っているオフコンは、サブネットマスクが無くても大丈夫・・・。さらにゲートウエイにもサブネットマスクが無い・・。」
    不思議だ・・。 どうなっているのか誰か教えてくれないかなぁ。(毎日やってくる某メーカーの方・・ログにでてますよん。 メイルでいいから教えてね。)

こぼらー
  • STOP RUN って知ってますか?これが無いとプログラムはおわらないんですよー。というわけでCOBOLです。
    その昔、M君「あのー、このプログラムループしてるみたいなんですけど。」
                私    「ん、どれぐらいはしってるんねん、それ」
                M君「もう、1時間ぐらいですけど、そんなにかかるはず無いんですが・・・。」
                私    「あー、ソース見せて(ぱらぱら) おーぷん・・・ りーど・・・ むーぶ・・・ らいと・・・くろーず・・・」
                M君「データは100件ぐらいなんですけどー・・・」
                私    「・・・・・ STOP RUN が無い・・・ いつまでたってもおわらねーぞこりゃ!」
    実話です。これがCOBOLの正体です。なんたって作った通りにしか動きません。思った通りには動かない。
    ということは、思った通りに作らない君が悪い!。

  • フリーフォーマット(どこでも書けるやつですね)の言語もありますがCOBOLはカラムが決まってます。1−6カラムは行番号、7カラムはコメント、8−72カラムにソースコードを書いて73−80カラムはコメントです。
    ちょっと昔、T君「コンパイルエラーが消えないんですけど、間違ってないのに・・・」
                    私   「ん、なんて出るん・・・、変数が定義されていない・・・名前が違うんじゃないの。」
                    T君「(画面を指紋だらけにしながら) ここにあるでしょ、ほら、間違ってないのになんでー。」
                    私   「ん、むーぶ ”XXXX県XXXXXX市”   漢字の変数定義は直接書いちゃうつくしくないよー。」
                    T君「修正なんすよこれ、面倒やから、これだと1行で終わり!。 けどなんでー!。」
                    私   「・・・73カラムから後ろは注釈やゆーたらろ、これじゃ変数名の後ろがきれ取るで。」
                    T君「(ふたたび画面を指紋だらけに・・・)えー、入ってますやんこれ、72でおやってますよー。」
                    私   「だーかーらー、漢字は漢字制御ってのが入っちゃうんよ4バイト・・・・・。」
                         「前に2バイト、後ろに2バイト、ってことは、これ76カラムまでいってるの!。」
                         「変数名HOGEHOGE が HOGEなのよこれは。」
                    T君「えー、入ってますやん(エディタを指紋だらけに・・・)」
                    私   「だーかーらー、画面で見えないから制御コードっていうの!。」
    シフトJISでは無いのである。KEISコード(あ、まじメーカばれる)なのである。まあ、最近じゃ制御コードを表示してくれるエディタもあるけど、これを使うと、ソースコードが紙に出すとがたがた・・・。