| Future vision |
 |
|
|
|
| |
|
政治の仕事に携わってからの歳月は、ひとえに、を思案し、実行することが支えとなってまいりました。みなさまの期待に応えうる地域の経済とは、自然環境とは、生活とは、安全とは、未来とは何なのか。それらを現実に具体化し、政策として実行することが、選んでいただいたことに対する私の責務であり、私の感謝の気持ちです。
私は当初より、これら「未来ビジョン」と題した項目の一つ一つを私に課せられた使命としてまいりました。これまでも、そして今後も、として、一つ一つのハードルを越えることが、私を育ててくれたふるさとへの、になるという信念のもと、歩み続けていく所存です。
|
| |
南予地域に活力と潤いを!!ふるさとが私の原点。 |
| |
|
私はふるさとの南予地域で、山や海といった豊かな自然に囲まれて育ちました。真珠やハマチの養殖に代表される水産業、全国的に有名なみかんの里としての農業が盛んに行われている土地です。また、世界に誇る環境資源として、各国・各地域から訪れたお遍路さんが、金剛杖に菅笠と一緒に巡礼する四国霊場八十八ヶ所があります。豊かな自然もまた、人々の心を惹きつけてやまない南予の誇りです。ふるさとに対する想いを胸に、私は、地球規模の環境問題と等しく、南予地域の発展を担うことを目的として、農林水産や地方行政にも積極的に取り組んでまいりました。
農林水産委員会では、真珠被害の実態調査のため地元の養殖業者を視察し、また、地方自治法改正案については、地方に生きる立場として果敢に主張、高速道路の8の字ルート完成に向けても、努力を重ねております。国土交通省では新たな道路計画のプロセスとして、構想段階にあるすべての高規格幹線道路を対象に、住民参画型を基礎とした「構想段階での市民参画型道路計画プロセス(PI:パブリック・インボルブメント)」を実施しています。南予地域においても、津島道路(南宇和郡内海村から北宇和郡津島町で宇和島道路に接続するまでの延長約15kmの幹線道路)について、愛媛で初めてこのPIプロセスを導入し、「津島道路評価委員会」を設立して話し合いを進め、2009年7月には一部区間の事業化が発表されました。地域のためになる重要な道路づくりに、私は、政治生命をかけて取り組んでまいります。
みなさまの声を、確実に、そして着実に国政へ届けて、豊かなふるさとの実現に努めていく所存です。
|
| |
環境と経済の両立 |
| |
|
私は、40年間南予に住み、さらには海に関する仕事に携わることにより、肌身で海の変化を感じてきました。そこで、かつて人々が恐れ、神聖なものとしてきた海は、徐々に悪い方へと変化していく姿を見てきました。赤潮によって真珠やハマチの養殖が影響を受けるたびに、私は「海がしっぺ返しをしている」と感じました。
そして、真珠母貝の大量へい死を受けて取り組んだのが、「持続的養殖生産確保法」です。これは、過密養殖によって海を痛めつけて利益を追求するのではなく、安定した生産のために海を休める工夫をして、海と漁民が共存していけるようにと願いを込めた法律です。地元の声にお応えし、法制化を実現しました。
今、沿岸漁業は、限られた資源をいかに管理し、持続的発展をめざしていくかが問われています。環境のことだけに取り組んで、経済をおろそかにはできず、またその逆も然りです。環境と経済が両立していなければ、人間社会は成り立たず、この環境と経済の両立した姿こそが、私の目指す南予の海の姿です。
|
| |
安心して暮らせる福祉社会を心育む人づくりで、夢づくり |
| |
|
現在進行する少子高齢化時代に対応した、福祉と教育の仕組みづくりが求められます。誰もが夢を持ち、いきいきと安心して暮らすことのできる社会をめざします。急速な高齢化や核家族化によって、人々の求める福祉の姿が増大し、多様化してきました。私の方針は、介護保険を中心に、医療や保険との連携を図りながら、お年寄りが住み慣れた地域で生きがいを持って暮らせる施策に取り組むことです。
また、社会的弱者の自己選択と社会参加を推進し、一人ひとりに応じたきめ細かいサービスを提供します。さらに、働きながらの子育てを、地域の支え合いの中で柔軟に支援することも必要です。教育については、家庭・学校・地域社会の連携を強化し、豊かな自然の中で、のびのびと、次代を担う子供たちの心を育てていきます。
ふるさとを思いやり、愛媛から日本を変えようと大いなる夢を持った若者が、南予から一人でも多く輩出されることを願ってやみません。
|
| |
保護産業を選別して、「日本新生」へ |
| |
|
「日本再生」という、かつて元気であった産業をもう一度よみがえらせようという発想は、私は誤りだと思います。「再生」ではなく、「新生」なのです。新しい産業を起こして、「日本新生」をしていかなければならないのです。一方で、その中で国家が守らねばならない産業も、もちろんあります。国が国として成り立っていくために、
@農林水産業を守り最低限の食糧を確保する
A島国日本(海洋国家)である以上は、まず輸入の殆ど全て(食料・エネルギー)を頼る海運を整え、その根幹となる領土・領海や海洋環境・資源について国内法を喫緊に整備し国益を保護する
ことなどが求められます。
すべてに補助金を出すこれまでのやり方は改め、国が保護するべき産業を選別することが必要です。 日本は既に、科学技術において世界のトップを走っています。小型焼却炉や、バイオ、ダイオキシン、太陽光発電、燃料電池などの環境産業が、この国の経済をこれから支えるに違いありません。
また、我が国は地政学的に海洋国家であります。領土的には世界61番目の小国である日本は、国連海洋法条約に基づくEEZを含んだ海域としては世界6番目の大国であり、本来持っていた海洋民族としての能力を復興させ、海洋権益を保持し、その無限の可能性を活かすことが国の未来を大きく左右する点であると確信しています。
加えて、日本の強みは、「人材」です。これほどまでに教育知識が充実した国民は、ほかに類を見ません。安い労働力を頼りにする産業は、中国や東南アジアに及ばなくとも、勤勉さを頼りにする地域産業においては、日本がこれから延びていく可能性が十分にあります。
|
| |
|
環境問題。一歩がやがて世界を変える。 |
| |
|
環境問題は、多岐にわたります。法律によって方向性を探ることができるものと、個人のモラルに訴えるしかないものとがあります。それぞれ取り組み方は異なっていて、たとえ法律が施行されても、どれも一刀両断には解決できないものばかりです。
しかし、フロン回収破壊法の成立により、次々と自動車リサイクル法などの環境施策が現実に進んでいます。困難といわれたフロン回収破壊法の成立によって、さらに難しかった自動車リサイクル法の施行が、少なくとも5年は早まったのです。これは、最初の歯車が一回転しなければ、次の大きな歯車は動かないという一つの例です。 ケネディの言葉にあるように、今よりも悪くなることを避けて、そして今より一歩でも二歩でもよくなるように前へ踏み出すことが、やがては日本、世界全体を変えることになり、環境に取り組む上でとても大切なのです。
このほど、環境産業支援のために、各都道府県の工業技術センターで実証実験を行い、企業の新技術を認定する「実証モデル事業」の施行が決定し、環境省から愛媛県へと、その予算が配分されます。 日本には楽しい、面白い技術がたくさんあります。私は、環境分野のスペシャリストとして、環境産業の可能性を支援し、「環境」と「経済」の両立、すなわち「保護」と「開発」という永遠のテーマに、真摯に取り組んでまいります。
世界競争の中で生き残ることのできる「これだけは日本は世界に負けない」という分野が選別されます。それが、環境を始めとする科学技術産業であると、私は思うのです。
|
| |
美しいふるさとを守るため、新しい視点で時代を見つめる。 |
| |
|
常に時代を見据えて、新しい視点で可能性を探り、「循環型社会の構築」を大きなテーマに掲げてきました。その根底には、ふるさとの美しく豊かな漁業や農業、自然を守りたいという思いがあったからです。 南予は、愛媛の農林水産業の中核地域であり、日本一を誇るみかんの生産地です。潮風と太陽の恵みを受け、一つひとつ丹精込めて育てられた、段々畑のかんきつ類。こだわりのみかんは、南予の自慢です。
しかしながら、農産物貿易の自由化、競争の激化、農業就業人口の減少と高齢化等、農家を取り巻く現状は年々厳しさを増しています。国の根幹であるはずの「食」の自給が、どんどんと狭められていくことに、私は強い危機感を持っています。
第一次産業の抱えるさまざまな課題に、ビジョンを描いて真正面から取り組み、新しい農業の可能性と未来とを切り拓いてまいります。活力あるふるさとづくりに取り組みます。
|
| |
ふるさとにはふるさとの営みがある。地域に応じた経済施策。 |
| |
|
南予の美しい自然は守るべきです。しかし、そこで人々が営んでいることを忘れてはなりません。
都会に住む人はしばしば、「高速道路やダムをつくって、ふるさとの自然をこわしてはいけない」「ふるさとの良さがだんだん失われている」と言います。
しかし、そこには経済があって、暮らす人々がいるのです。南予地域においても、中心市街地商業の空洞化は深刻です。流通・商業の構造的変化に応じて、商店街の発展と地域全体の活性化を図るため、
@地域に密着した独自・優位性をもった個性的な街づくり、
A住民のコミュニティや公を重視し交流拠点となる街づくり、
B高齢者や障害者にやさしい街づくり、
C資源リサイクルを促進する街づくり
を特に積極的に支援し、南予の特徴を生かした地域経済の立て直しを図ります。
利便性のある質の高い生活を送る中で、豊かな自然をどのように守っていくかに取り組まねばならないのであり、それが私の役目であると考えています。
いつの時も、ふるさとに始まり、ふるさとに帰る政治でありたい。
ふるさとが私の原点です。
|