富 士 温 泉
(Fuji onsen)


平成16年4月27日廃業

 ここにも富士山の壁画がある。西別府温泉の富士山と同じ気がする。
 ここの壁画はひかえめだ。普通壁画は浴室正面に書かれているが、正面横の壁に42枚のタイルにアートされている。 浴槽に入るまで気がつかないほどの大きさだ。
 
 ここは琴電瓦町と栗林の間の線路沿いにある。瓦町に向かって左側に煙突が見える。

 ここのサウナは後で脱衣場の中に造られたようだ。ロッカーの番号は1番から42番まであるのに、21番から30番のロッカーが見あたらない。たぶんこのスペースにサウナを置いたのだろう。 このため、脱衣場が少し狭い気がする。

 番台を見てみよう。
 どこの番台もそうだが、手を伸ばしたところにすべてのものがある。ここの番台には緊急避難誘導用のラッパ型拡声器まである。この拡声器は赤色に塗られていて、その使命感に燃えているようだ。
 そして最新のグッズ、ヘーアードライヤー、温度、風量調整も可能で、なんとターボまでついている。料金は20円だ。すばやく乾かすことができそうだ。

 そして、そして銭湯で売っているグッズ、読者の皆さんはいくつ思い浮かべることができるだろうか。
 ひげそり、たおる、石けん、まだ色々ある、銭湯に必要な約30種類のグッズの料金メニューが鏡に鉛筆で小さく書かれ、張られている。銭湯に必要なものが全てここでわかる。

 遅くなったが、浴室の中は普通の浴槽とイベント湯、そして水風呂がある。水風呂が少し残念だ。水深が40cm程しかなく、サウナの後一気にクールダウンするには少し水の量が物足りない。

 料金はサウナ込みで300円、定休日は毎週土曜日、営業時間は15時から24時まで。
 玄関には毎週土曜日が定休日と書かれていたが、1,15日が土曜日の時は営業するらしい。そのインフォーメションがガムテープに書かれ鏡に張られていた。


住所 入浴料 サウナ TV 営業時間 定休日
藤塚町2-8-17 300円 ×  15:00〜24:00 土曜日

取材:銭湯愛好会



 
 戻る