白鳥温泉
(Hakucyou onsen)



 国分寺の名称の由来は古い、過去の聖徳太子の時代までさかのぼる。
 全国に散らばる国分寺の一つ、ここ香川県の国分寺町には数々の池が点在し、平野が広がっている。
 ここ「はくちょう温泉」も点在する池のほとりにあり、国分寺町の総合運動公園の丘の上にある。また高松自動車道路からもこの建物は見ることができる。

 車で行く場合一方通行の道を登ると南に向かって玄関がある。玄関を入ると右側に食堂・休憩所、左側に入浴料金を払う自動販売機、フロントがある。
400円を自動販売機に入れて、大人のボタンを押すと食券によく使われるプラスチックがでてくる。
 ここであわててフロントに行ってはいけない。
 フロントに行く前に自分の靴を半透明の扉のある靴箱に入れ、靴箱のキーと一緒にフロントに渡せば、ロッカーのキーをくれる。このとき、靴箱の中にグリーンのスリッパがあるので、浴室にはこのスリッパでいかなけなければならない。
 奧に入っていくと、突き当たり奧に「温泉入り口はくちょう温泉」と書かれた横断幕があり、そのもう一つ奧に男湯、女湯の暖簾がある。

 のれんをくぐって脱衣所に入ると床はタイルだ。ちょっとひんやりとする。
 浴槽の中に入ると、少し小高い丘にあるだけあって、総合公園を見下ろすことができ、ナイスビューだ。お風呂の温度は少しぬるめで、薬草湯の温度は40度であった。サウナと水風呂は奧にあり、サウナの定員は6名程度、水風呂は常時水を補給していない。
 サウナの中では常連の会話に興味がそそられるが、今回は健康の話だった。ある人はサウナでの汗の出方を健康のバロメータとしていると言っていた。体調の優れないときは、はくちょう温泉に来ること自体がいやになり、サウナに5分以上はいることが出来なければ、体調が悪いと判断し、すぐ家に帰るのだと、初老の人がマイ砂時計をかざしながら、言っていた。
 私が見るかぎり、砂時計は5分計、砂時計を反転しもう少しで10分終わろうというタイミングであった。体にひかる汗が健康そのものを物語っていた。
 また、その初老の方がいうには、サウナの後はあまり水は飲まない方が体調がいいと言っていた。

 お風呂を出ると、すぐ横にマッサージ機があり、ローリングもある。料金は全部7分50円、リーズナブルだ。食堂の横には休憩所もあり、何度もお風呂との行き来ができそうだ。
 ここで注意しなければならないのが、休憩所に入っても自分のスリッパをキープして置かなければならない。帰りはスリッパを靴箱に帰し、自分の靴を出して帰らなければならないからだ。

 ここは町営バスの順路になっていて、駐車場も広い、キャンプ、スポーツの後にいい温泉だ。

源泉湯(温泉浴・気泡浴・ジェットバス) うたせ湯、サウナ、薬湯、水風呂
休館日:毎月曜日(月曜日が法律に規定する休日に当たるときはその翌日)
年末年始(12/29〜1/3)
<入 浴 料>
大 人   400円 (町内の70歳以上のお年寄りは200円)
子ども   200円 (3歳未満は無料)


住所 入浴料 サウナ TV 営業時間 定休日
綾歌郡国分寺町新名2213−1 400円 × 10:00〜20:00 月曜
年末年始(12/29〜1/3)

取材:銭湯愛好会



 
 戻る