松山から国道11号線を走り、西条市内に入る途中、四国八十八所六十四番札所前神寺看板の前に石鎚温泉がある。
入口横には西条の誇る加茂川で多く見られる青石のモニュメントとお遍路さんの石像が建てられている。お遍路さんも旅の疲れをここで、癒しているのだろう。 南に面した玄関を入ると靴ロッカー、ここは入口と出口が別なので注意しなければならない。ここは入浴施設と宿泊施設が併用されている。 お風呂は和、洋日替わりとなっていて、当日は和の風呂であった。 脱衣場から浴槽の扉をあけるとまず目に入ってきたのは、サウナ入口上の瓦ぶきの屋根、右側に浴槽、左手前が洗い場、左奥に塩・ノーマルサウナがある。塩サウナは入口と出口が違っていて、真中のヒーターを回りこむように出口に向かわなければならない。 出口横にシャワー、これほど人間の動線を考えた塩サウナは初めてだ。完璧に近い。 ノーマルサウナは外光がやさしく注ぎ込み、ヒータの熱が静かに上がっているのが見える。 水風呂はノーマルサウナの正面、西条の水は青石のせいだろうか、少し緑がかっている。 その水は完璧にほてった体を冷やしてくれ、ここもヘブンだ。 風呂の種類は釜風呂(木炭浴)、薬湯風呂、露天・打たせ湯、色々な香りが楽しめる美人風呂と各種そろっている。 アフターバスも完璧だ。広々とした軽食コーナー、休息コーナなどがあり、乾いたのどを潤してくれる。 10月より年中無休で営業している。 |
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住所 | 入浴料 | サウナ | TV | 営業時間 | 定休日 |
西田甲418 | 450円 | ○ | ○ | 10:00〜24:00 | 無休 |
取材:銭湯愛好会