黄 金 湯
(Koganeyu)



 栗林商店街を横断するJR高徳線を南に通り過ぎ、パチンコたまやの北側に「黄金湯」がある。

 かつては、黄金湯の横にはうどん屋やあったそうだが、今はカラオケ屋に変わっている。

 栗林商店街から細い路地を東に進むと、木材が堆く高く積まれ、上を見ると煙突から煙が出ている。
 メインストリートに一切の存在感を示さない、それが「黄金湯」だ。

 取材に訪れた時は”常連”がたむろしており、脱衣場でボックスの中に自分の服を入れ、鍵をすることが出来なかった。

 かごの中に服を脱ぎ浴槽に入ると、な・な・なんと、瀬戸大橋だろう、浴槽の壁を横断する朱色のブリッジ(橋)が描かれている。

 瀬戸の都を自称する高松市にあって、これほど高松に愛着・敬意を表した銭湯は他にない。

 首まで浴槽に浸けて湯煙に煙る橋を見ていると、この橋は瀬戸大橋ではない、この橋は霧に煙るサンフランシスコのゴールデンゲイトブリッジではないか。

 この後は頭は真っ白になった。
 ここの主人はアーチストだ。まちがいない。

 入浴料金は300円、サウナはないが、浴槽内には水風呂がある。

 営業時間、休日は、頭が真っ白になった関係で、取材をすっかり忘れていた。

 G藤会長ごめんなさい・・・・・


住所 入浴料 サウナ TV 営業時間 定休日
栗林2-13-15 300円 × × 要調査 要調査

取材:銭湯愛好会



 
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