松山には、数多くの銭湯が点在しているだろうが、今回の取材は迷わず「松の湯」に向かった。　この「松の湯」の入浴メニューは多彩である。普通の銭湯、家族風呂、男性・女性サウナ、コインランドリーまで鉄筋３Ｆの建物にそれぞれ独立しており、エントランスは広々している。 　今まで訪れた銭湯と違う所などは・・・・赤外線湯があった。電気風呂とは違う。赤外線が浴槽内を赤く照らしている。　そして、やたらと張り紙が多い。各浴槽の名前は勿論のこと、各浴槽ごとの注意事項の張り紙がある。 　たとえば、水風呂での注意事項の一つには、”水風呂を出る時に顔を洗わないこと”　サウナでの注意事項の一つとして　”壁に落書きをしないこと”　など事細かく書かれている。 　水風呂から出るときに顔を洗うのはエチケット違反だとは知らなかった。 　この「松の湯」は　”エチケット教本銭湯”と言った所であろうか・・・　　　愛好会のメンバーもこの「松の湯」を訪れ、自分のエチケット度を確認してもらいたいものだ。 　入浴料は３００円、サウナ込み サウナはミストサウナを含め２種類あり、このミストサウナは階段を昇り、スチームサウナの上にある。　２階建て構造になっているのだ。このため、１階サウナの床は上から落ちてくる水滴で、濡れている。 　浴槽の配置を含め限られたスペース内での”間取り”も愛好会会員には必見だ。

取材：銭湯愛好会

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