香川大学の南、八幡神社の近くに宮脇温泉がある。 　近くはスーパー、マンションなど建物が密集している。人ごみや自転車を通りすごすのに気を取られていると通り過ぎてしまう。 　さあ入り口に入ろう。男湯は右、そうなると女湯は左になる。半自動のドアーをくぐる前に入り口上を見てほしい。見事が習字が飾られている。感謝○招と書かれている。お客さんへの感謝の意を表しているのだろう。（○は無学で読めない） 　脱衣場は広々している。左隅を見ると歴史を感じさせる体重計があるのでぜひ乗ってもらいたい。数字を見るのがとても楽だ。表示盤が少し上を向いている。自分の首を曲げて体重を見なくていい。 　浴槽の中の壁には、湖の横に白樺、そしてチャペル、その後ろには山々が書かれている。 　失礼だが、女湯の壁にも同じような絵が書かれている。男湯から見ることが出来る。少し絵柄が違うみたいだ。宮脇温泉を訪ねたらぜひ確認してほしい。 　サウナはない。入浴料金は３００円、営業時間は16時から22時まで、次の休みは１１月１日らしい。 　番頭のおばちゃんに、休みはいつですかと聞いたら１１月１日と答えてくれた。「１の付く日が休みですか」ときいたら、そうでもないらしい。 　風呂上りにあまり細かいことを聞かない方がいい。 　のれんをくぐり出た時の風がさわやかだった。

取材：銭湯愛好会

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