四国三郎吉野川の南、徳島本町に伝説の徳島温泉がある。
我々の悲願だった徳島取材と愛好会ファンの皆様に徳島の銭湯を紹介できる喜びに心を躍らせながら、徳島本町の交差点を東に向かうと、派手な”ゆ”の看板が目につく。外観などは写真を見てもらいたい。 話に聞くところによると注意書きの看板の多い銭湯と聞いている。 駐車場には3台駐車可能だ。ちょっと見るとテレビカメラがこちらを向いている。入り口の付近にもかなりの注意書きがある。 「飛び出し注意」・・・ここは車は通らない路地だが・・ 「ごみを捨てる人入浴おことわり」 「禁煙」 「徳島温泉の便所、ご自由にお使いください」 「雨にぬれん徳島温泉の自転車置き場」 「立小便おことわり」 「ゆ 飛び出し注意」 入り口付近を見渡してもこれだけの看板が目に付く。ここは手ごわいと思いながら、「みんなと入ったらあったかいね」と書かれたのれんをくぐると、なななんと「入浴前に必ず風呂銭いただきます」の看板が引き戸に。 ムムム、これはどういうことだと頭の中を整理し、心を落ち着かせて男湯の引き戸を開けると正面に浴室入り口、そのガラス、壁に12枚近くの注意書きが貼られてある。ちょっと頭の中に残っている注意書きを紹介しよう。 「きっちりしめてください」が2枚 「脱衣場むらすな」 「禁煙」 「ぼとぼとで歩くのおことわり?」 「板間ぬらす人入浴おことわり」などなど すべてに目を通そうとしたのだが、さっきの湯銭の看板が気になる。 湯銭は300円付近だろうとコインを3枚、さりげなく置くとおつりが50円帰ってきた。ここは250円なのか、徳島は280円のはずだが・・・・ またまた頭の中が混乱する。フードをかぶったおじさんがニュースを見ている。もう一度気持ちを落ち着かせ、脱衣ボックスに向かう。男湯と女湯のあいだの壁にはでかい鏡がある。直立不動の体重計、ローラー式の指圧機、体重計にも注意書きがある。 「子供が遊んで壊したら7万円払ってもいます。」 ムムム・・・体重計は7万円だったのか。 洗濯機もある。もちろんここにも注意書きがある。 「体重計で4.5kg計って洗濯してください」 多分この洗濯機の最大洗濯量は4.5kgなのだろう。ドライヤーもある。もちろん注意書きがある。 「通らないコインはお断り。」偽造コインを嫌っているようだ。 脱衣場は木造の天井、床歴史を感じる。その床にも注意書きが張られている。 趣旨は「床をぬらさないように・・・」 まだまだ脱衣場に入ったばかりだ、浴槽内はどのような注意書きがあるのか。今まで紹介してきた一銭湯紹介のスペースを超えてしまう。 愛好会始まって以来初めての2部構成にさせてもらおう、会長いいだろうか???? 2部は近々アップさせてもらう、浴槽内にはとんでもない注意書きがそこにあった。 |
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住所 | 入浴料 | サウナ | TV | 営業時間 | 定休日 |
徳島本町3丁目7 | 250円 | ○ | × | 5:00〜23:30 | 毎月10日 |
取材:銭湯愛好会