街なかの銭湯にはがんばってほしい。商業地域に立地する銭湯は高松市内には幾つかあるが、梅の湯もそのひとつである。 でも、考えてみると、もともと銭湯のほうが先にあって、時代とともに周りにビルが立って、いろんなお店が進出してきただけで、銭湯は昔からずっとそこにあったのである。 梅の湯は、栗林の旧ジャスコの東隣の筋にある。嬉しいことにこの街なかで15台分の駐車場スペースまである。 そしてなんと言ってもこの銭湯の最大の特長は、にしき鯉である。奥の浴槽のすぐ向こう側は大きな水槽になっていて、大きなにしき鯉がゆうゆうと泳いでいる。20匹以上もの鯉がゆったりゆったり泳いでいる。ちょうど浴槽に浸かると同じ目線の高さで鯉と語り合える。いつもより長くお風呂に浸かっていられるのは鯉たちのおかげである。 サウナは、脱衣所から出入りする。普通、サウナへの雑誌類の持ち込みは禁止されているが、ここのサウナの入り口前には本棚があって、自由に持ち込んでもいいようである。ただし、サウナ内の照明はそんなに明るくないので目が悪くならないように注意しよう。 読書する人への気遣いのせいかどうか、サウナにはテレビはない。でも、円形の窓越しに脱衣所にあるテレビを見ることができる。音も十分聞こえる。ちょうど、今回の取材日には、シドニーオリンピックを実況していて、YAWARAちゃんこと田村亮子の悲願の金メダルをサウナから観戦した。 サウナは別料金200円。 お得なサウナ込み入浴回数券(10枚綴り)4,200円もある。 |
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住所 | 入浴料 | サウナ | TV | 営業時間 | 定休日 |
花ノ宮3-2-7 | 500円 (サウナ200円含) |
○ | × | 15:00〜24:00 | 7,17,27日 |
取材:銭湯愛好会