２００２年秋にオープンしたのがここ「湯楽温泉」。 　ゆーらくと読む。湯を楽しむというネーミングが気に入った。 　場所は春日川の西土手、１１号線と観光通りの間くらい。観光通りからだと香川スバルの角を川沿いに北に入ってしばらくのところ。ちょうど、昔、河川敷ミニゴルフコース１番ホールのあった辺りだ。 　お湯は天然ラドン温泉。「１１種のお風呂が楽しめる」が売り文句。ちなみに、ふつうの風呂、全身浴エステ風呂、腰湯、寝湯、気泡風呂、薬草、サウナ、露天、打たせ、水、塩サウナの１１種。浴場内にはコンパクトにこれらの風呂が配置されている。 　なかでもおもしろいのは気泡風呂。浴槽内に横から照らすライトがあってお湯を七色に変化させ、浸かっているとリッチな気分になれる。 　また、レイアウト的にはサウナと水風呂の配置には全く無駄がない。火照った体でサウナの扉を開けると正面が水だ。２秒あれば急速クールダウンが可能。水風呂もゆったりとした広さだ。 　ただ、露天のスペースは少し狭め。対極には１人用の打たせ湯がある。小石の敷かれた露天スペースには白い椅子が二脚あり、そこに座れば内湯の様子が全て見渡すことができる。 　スーパー銭湯ではよくある男湯と女湯の日替わりはない。たぶん、女湯も同じレイアウトであると思うが確かめることが出来ないので女性愛好会ファンの皆さまのレポートを待っている。 　さて、湯楽温泉では「いい湯だなっ！またいこっカード」を発行している。１回入浴ごとにスタンプを１個押してくれる。１０個単位でスタンプがたまるとお風呂グッズのプレゼントがもらえる。このハウスカードが常連のハートをつかむ。なかなかいいシステムだ。 　お風呂上りにはフロント前の「なごみ亭」で冷たいビールと軽い食事ができる。ガラス越しには土手を挟んで屋島を望むことができる。 　全身マッサージは２０分１９００円から。

取材：銭湯愛好会

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