塩江新温泉ホテル
ついに我々愛好会は高松市内の銭湯の取材を終えて、四国有数の温泉郷塩江に取材の足を向けた。 ”讃岐の箱根”と称される塩江温泉郷、その起源は約1300年前、聖武天皇の時代に名僧行基が発見されたと伝えられ、この地で修行し、万人に湯治をすすめたため、人が集い村が拓けるようになったそうである。 その由緒ある温泉郷で泣いて、笑って、浴って、食べて一日過ごせる所が、”塩ノ江新温泉ホテル” 大浴場をリニューアルし、ますますパワーアップしている。 ここはのんびり温泉につかった後は、楽しいお芝居を楽しむことができる。 取材に訪れた日は隣の250名収容の塩江温泉劇場で”劇団いさみ”の豪華ショーがあり、スポットライトに照らされ兄弟団員が熱演していた。 訪れた時期は昼から2回、祝祭日には3回公演されていた。 気になる風呂の方だが、ジャングル風呂と称されているだけあり、塩江随一の広さと泉質を誇る。 安らぎの湯、治湯の湯として知られているだけあり、泉質は抜群、各種性状にいいらしい。 そして我々は女湯取材に初めて成功した。 フロントの藤原さんが親切に隅々まで女湯を案内してくれたのだ。 いろいろな所に取材にいったのだが、こんなことは初めてである。フレンドリーな藤原さんに感謝したい。 ここは男湯に比べ女湯の方が広くていい。”なんでそうなるの”と我々男性陣は思うのだが、女性らしい曲線、形の浴槽など、などここも女性にやさしい温泉の一つだ。 そうしてもう一つ、初めての体験。 今度は男湯のサウナ、ここは横になれるようにベッド式になっている。 ときどきサウナに入った時、周りに人が居なければ横たわることがよくあるが、ここはそんな気をつかわず気持ちよく汗を出すことができる。もちろんサウナをでるとすぐ水風呂、入浴者の動線を考えた配置だ。 春は桜、夏は蛍、秋、紅葉、冬はちらほら雪景色、日本の四季と語れる場所塩江温泉郷、その中でも塩ノ江新温泉ホテルはフレンドリーな従業員の皆さんともふれあうことのできるホテル。ゴルフパックをはじめ各種パックメニューが設定されている。 一度泊り込みでのんびりしたいホテルだ。 |
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住所 | 入浴料 | サウナ | TV | 定休日 | 電話 |
香川郡塩江町字安原上東 | 1,500円 (日帰り温泉入浴と観劇付き) |
○ | × | 年中無休 | 087-893-0246 |
取材: 銭湯愛好会