(坂出市加茂町)
今はもうすっかりメジャーになった蒲生。テレビにも幾度か紹介され、客は後を絶たない。そのため今では店の前に広い駐車場スペースまで構えなければならなくなった。 メジャー入りしたとはいえ、決しておごらず、味は妥協を許さない伝統のさぬきうどんを守り続けている。うどん鉢にうどんを入れてもらい、だしを自分でかけてネギを入れると出来上がり。もちろん自家製の天ぷらオプションも選べる。 蒲生では店内でうどんを食べる人は少ない。ほとんどの人はうどん鉢を携え、店の前にある木陰の縁台に座り、目の前に広がる田園風景を見ながら食べる。実は、これが蒲生のスタイルである。 蒲生では、かまかけを薦める。かまかけとは、釜からあがったばかりのうどんに熱いダシをかけていただくうどんのことである。冷水で締める前の麺なので少し塩分が残る麺である。当然のことながら釜からあがったばかりなので熱い。フーフーしながらコシのあるうどんを楽しもう。おかわりで、ふつうのかけを頼んで食べ比べてもらえば、この絶品のかまかけがわかっていただけると思う。 かまかけを頼むときは、うどん玉を取ってくれるおいちゃんに「釜いける?」と言うこと。でないと普通のかけうどんになるので・・・。でも普通のかけも艶やかな絶品のうどんなのでご安心あれ。 料金は、かけ小(1玉)が100円、大(2玉)が180円、特大(3玉)が270円。生玉子(40円)も置いてあるので、釜たまも楽しめる。天ぷら類は全て1つ70円。 |
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住所 | 営業時間 | 定休日 |
坂出市加茂町420−3 | 9:00〜18:00 | 日 |
取材: 銭湯愛好会