(高松市東植田)
四季を通じてうどんを楽しみたいのであれば、ここ谷川がお勧め。 右の写真は、ふつうのかけうどん。でもここのかけは、ちょっとゴージャス!季節によって変わる旬の食材が惜しげもなく放り込まれている。 ちょうど、今回の取材時のだしには、なす、ごぼうほか季節の野菜がたっぷり入っていた。冬になればイノシシ仕立てのだしに変身する。 だしの話が先行したが、めんも極上のつやを放つAクラスである。少しやわらかめなので、さぬきうどんの初心者、あるいは小さい子どもがいるファミリーには、もってこいかも。 初心者という表現をしたが、さぬき人からみての定義である。何を持って初心者と言うのかよく聞かれるが、例えば、初心者はさぬきうどんのコシが理解できていない。単なるかたい、湯がきの足りないうどんと暴言を吐く初心者を許すことはできない。 よく、うどんは喉で食べるというが、喉ごしを楽しむにはうどんにコシがなくては不可能である。たまに高松市内でも箸でつかむとプチプチ切れそうな麺に出会うことがあるが、それは、さぬきうどんではない。決まってそんなうどんには艶やかなツヤなどない。 話が逸れかかったが、谷川のうどんにはツヤがある。もっとも営業時間が昼間の2時間だけなので、作り置きのうどんに遭遇するようなことは決してない。このところマスコミでも紹介されたみたいで、左の写真のように店は大繁盛、おかげで、右の写真のようにおばちゃんがあがったばかりのうどんを忙しそうに水でしめては、せいろに移している。 少し、谷川のシステムについて触れておこう。 メニューはかけのみ。大か小を告げたら、どんぶりにそのままのうどんを入れてもらう。あとは、例の具がたっぷり入っただしをお玉ですくってどんぶりに入れて食べる。注意するのはお玉でだしをすくうときに、よく入れモノの底まですくうこと。具は底に沈んでいる。 テーブルにある唐辛子は自家製でメチャクチャ辛いので入れすぎに注意しよう。 これで、120円のうどん! イッツ ゴージャス! |
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住所 | 営業時間 | 定休日 |
高松市東植田2139−1 | 11;00〜13:00 | なし |
取材: 銭湯愛好会