(仲多度郡琴南町)


 さて、今回はうどんではなくて、岩豆腐屋さんのお揚げの紹介です。
 琴南の奥に入ると、美合、美霞洞と大御所がひしめく温泉エリアに突入します。ここは老舗なので皆さん経験済みかと思いますが、湯はいいので是非とも。
 簡単にお風呂の紹介を。
 エピアみかどは、5年前ほどに道の駅とドッキングして出来たので大変綺麗です。少し西に昔からのみかど温泉がありますが、こちらも去年リニューアルしたので綺麗になっているらしいです。(簡単すぎっ)

 そして、今回、私の最大の目的はその近くの岩豆腐屋さん。知ってる方もいらっしゃると思いますが、あの行列の谷川うどんから旧道を北に少し入ればすぐに見つかります。
 もうそれはそれは古くて渋いたたずまいで、一日朝5時〜夕方まで作り続けても豆腐とお揚げが50ずつしかできん!勿論、全部手作業。二年前はまだ3軒あったけれど、今や既に2軒しかないのです。ぎっしりと重い豆腐300円、ほんとに分厚いお揚げ100円で、何がおいしいって、その場でおばちゃんの揚げたてあつあつカリカリのお揚げを醤油付けて食べるのが!!・・・感動ものです。
 熱くなってしまってすみません^^;

 是非一人でも多くあの感動を。そしてみかども。私はまた日曜日その至福を求めて参ります。
谷川うどんから豆腐屋の途中にある郵便局のポストの上に、かなり怪しい縦長かぼちゃが顔を書かれて植木鉢に座らされている。みすてりあす。。。

お店外観。うどん屋に負けないくらい絵になります。

これが例の油揚げ。分厚く大判で、物凄く香ばしい香りを放っている。これで¥100とは、下手な駄菓子を買うよりか、数十倍の価値がある。

看板娘?のおばちゃん。最初のイメージはちょっと職人肌な感じもするが、話し掛けるととても丁寧に答えてくれる。彼女無しにこの豆腐屋は存在しないといった感触。

見てください!!この贅沢な状態を!!かなり大きな年季の入った鉄鍋ぢたっぷりの油。下はかまどです。渋い。。。渋すぎる。温度の違う鍋を二つ並べて熱いほうから順に二度揚げする。これは第一ステップの高温鍋。この過程がこれまた凄い時間を要する。
先ほどのまだ生っぽい揚げの第二ステップの鍋です。ふっかふかに膨らんでいる!これを見るだけでヨダレが出そう。 これがメイン商品の岩豆腐。たまたま少なかった時なので寂しいが、仕上がるとこんな風にタイル敷きの流しの水に可愛く浸される。重い。とにかく重い。 少し北のもう一軒。今は火、木、土、日しかやってないらしいが、空いているのに出会ったことがない。。。


住 所 営業時間 定休日
仲多度郡琴南町川東 5:00〜夕方

 取材: 銭湯愛好会広報部

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