花畑(琴南町)



 花畑は谷川米穀店よりさらに山のふもと側(高松市より)にある。 店のおばちゃんによるとオープンしたのは今年の5月1日。なんと、銭湯愛好会ホームページ開設の日と偶然にも同じ日とあって、大変親しみの感じた店であった。

 国道から山に向かう細い道に入って、直角カーブを2度ほど曲がるとご覧のような思いもよらないような奇想天外なうどん小屋と出会うことができる。 幸いにも現在のところ道先案内用にうどんの旗が立ってるので比較的迷わずにたどりつくことができると思われる。(なんと言ってもまわりに何もないとこだからうどんの旗は目立ちすぎる)

 おじいちゃんとおばあちゃんが2人でやってるこのうどん屋は、何がすごいかというとそのロケーションである。 あの坂出の「がもう」に初めて行った日のことを思い出す。 お花畑を見ながらうどんが食べられるようにと、この店にはガラス窓がない。 うどんを食べた後でもお茶をすすりながら、2、3時間ずっと座っていたくなるような場所である。 うどんは、しっかりしたこしのある名品。
 庭園に花が咲く頃、このうどん屋にはどんなステージが繰り広げられるのであろうか? ここを知ったならもう淡路島の花博なんて目じゃない。

大自然の中に立つうどん旗 うどん屋を示す看板は一切ない
唯一この札を見て店の名前が判明した 生しゅうゆうどん 150円
バックに広がる庭園 窓ガラスじゃなくて「すだれ」なのである
壁にメニューが貼り付けられている のどか過ぎる
整備されたお花畑 お花畑には洒落たベンチがある
会計はこちら めんを打つご主人


取材: 銭湯愛好会

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