1996年12月24日午後0時、中居くんの24時間チャリティミューッジックソンが始まりました。会社にいた私には、とりあえず今は聞けないけど、今日うちに帰ったら聞くんだもんね!だってインターネットで聞けるんだもんっ!
そう思ってうちに帰った私は、「あんた程度のCPUでラジオ聞こうなんざ、どあつかましいんちゃうん」と言った英語のメッセージをパソコン様よりいただき、あいたたたーっ!と頭を抱えた次第です。
香川県に住む私にとって、ニッポン放送と、フジテレビが関係があるという認識はございません。何故って、香川ではニッポン放送の番組は日テレ系列のテレビ局のラジオ局(解りづらいな)で流されるんですもの。ニッポン放送と日本テレビ。この二つには関係があると言われて、疑う人がどこにいます?つまり、プロ野球ニュースは見逃しましたよ。ニッポン放送と、オールナイトニッポンの関係もすっかり頭から消えてしまってて、聞きませんでしたよ。
でも、神様は時々私を見捨てません。こんな風にやったら繋がるよって、メールを下さった方もおられました(JAYNA様!ありがとうございます!)
しかし結局うちではつなげられないまま、私は会社へ。
会社へゆけば、高性能なパソコンはいくらでもある。会社のパソコンを無理やり動かして、午前10時!ついについに!中居ちゃんの声を聞く事ができました!

それでは、ラスト30分。11時半〜12時までのレポートをどうぞ(おい!今までのは前振りかい!)

11時半にアクセスした時、ちょうど全国のラジオ局から盲学校の子供たちがベストフレンドを歌うところでした。子供たちの声が綺麗で、途中、途中に、中居ちゃんの声(歌声じゃないんですけど)も入って、なんかそれだけで嬉しくて、綺麗で、泣きそうになっていたら、中「ばっちり!ばっちり!ねぇ、木村くん!」木「SMAPより、全然いいよぉー!」
あぁーっ!!木村さんが!このオーラスになって来てはるー!来てはるぅーっ!もうそれがどれくらい嬉しいか…!
この時スタジオには、萩本欽一さん、宮沢りえちゃんもいました。りえちゃんは昨日まで名古屋で舞台をやってて、木村さんとは一月ぶりくらい。ずっと会ってたら、一月ぶりでもすごく久し振りなような気がするって言ってました。普段のりえちゃんってどんな?って中居ちゃんに聞かれて、木「もうね、宮沢りえ現代化計画!」何でも、楽屋とかで鼻歌とか歌ってるんだけど、古すぎて解らないらしい。中「年ごまかしてないよねぇ?」りえ「パフィとか教えてもらったんですー」
木村くんが募金の電話番号を告知し、ゲスト3人がリスナーからのメッセージを読み上げる。欽ちゃんが読んだのは、忘れられない人っているけど、その人にとっては何年か前に、同じチャリティーの番組で、街頭で募金してた欽ちゃんとの握手。すごく、温かかった。その時、人を殴りに行こうと思っていたのに、そのこぶしが溶けちゃうくらい。というもの。りえちゃんは、全盲のご両親を持つ女の子から。安心して歩ける街にして欲しいっていうもの。木村くんは、中学時代いじめにあってて学校に行きたくなくなったけど、SMAPのベストフレンドを聞いて、頑張れた。今は高校でいい友達が出来たというものでした。
曲は、レノン&ヨーコで、『ハッピークリスマス』
ここで、チャリティーソンの委員長から、成果贈呈。音の出る信号機とか、本のカセットテープとか。中居くん、アシスタントの方、山の手線一周した人(誰…?最初から聞いてないとこれだから…)に花束贈呈。
「応援してるよただしくん」って作文を女の子が朗読したんですが、その時、中居ちゃんはすかさずマイクを差し出したらしく、アナウンサーさん感動してました。
24時間の募金は、件数で
12万5122件。金額で、なんと!9659万7453円!

さ、ここで。私が、神に感謝を捧げたと言っても過言ではない、24時間頑張った中居さんへ、ゲストを代表して、SMAPの木村拓哉さんからのメッセージでございます。

『9年前、僕はSMAPという名の1台のバスに乗りました。そこで、友達と知り合った。僕は15歳、一番年下の香取慎吾というヤツは、小学生だった。みんなで交代交代でバスを運転した。すごく長い道だった、すごく早く外の景色が流れていった。バスが道を間違える事もあったし、ガス欠になる事もあった。みんなでバスを降りて、手で押した事もあった。たまにバスを降りる事もあったけど、必ずみんな戻って来た。戻って来る時には必ず新しいものを持って来た。友達が、ライバルに見えた。逞しく見えた。友達は年とともに変わって行く。でも、恋人は別れたら恋人じゃなくなるけど、友達は何年も会わなくても、友達でいられる。自分の知らない事を知っていてくれる。自分の良い所も悪い所も知っていてくれる。だから自分が、自分でいられる。今も、目の前に9年前SMAPというバスで知り合った友達が頑張っている。ずっと同じバスに乗ってるヤツに、こういう事言うの照れるけど、これからも親友として、悪友として、SMAPとして、やって行こう。ベストフレンド、中居正広へ。木村拓哉』

パソコンにかじりついて、必死になってメモしてました。だから一字一句同じじゃないけど、大体はこんな感じです(なんか、バッカでーって思われてるかも。録音って言うか、保存できたんですかね…?)
何が嬉しいって、何が嬉しいって、『SMAPとして』って言葉です。私は『SMAPの木村拓哉』が一番好きなんです。ずっと、ずーっと、みんなで同じバスに乗ってて欲しい。よく言った木村!かっちょいーぞー!

このメッセージを読み上げた後、木村さんと中居さんは握手。照れくさそうにしてたそうです。そりゃそーだ。9年間ずっとメンバーとして一緒にやってきて、悔しさも楽しさも味わって来た二人な訳ですが、そんな話なんてすることないからって、恥ずかしーと中居ちゃんは言ってました。木「手紙読み出したらシーンとしちゃったね」中「そーだよぉー!ピアノまで流れちゃってー」木「誰が弾いてんだ」

この後中居ちゃんからもメッセージがありました。木村さんのメッセージに魂奪われてた私は、この辺りがおろそかであります(所詮木村ファンか…)でもこんな感じ。

「9年間、今後もそうですが、いろんな人と出会い、今、やっとここまでたどりついた訳です。愛情とか、優しさは自分が味わいたい。誰だって美味しい思いしたい。でも、そういうものは求めるものじゃなくて、注げるものとしてほしい。今以上に、たくさんの人に喜んで欲しい。今の自分の立場は、神様から授かったものだと思っています。多くの人に刺激を与える事ができて。注目してくれる人が、10人になっても、5人になっても、一人になっても、僕なんかを見てくれる人のために、がんばりたいと思います。感謝します。一人じゃ何もできないです。皆さんも、みんながいるから。みんなと手を結んで、手を繋いで、頑張って行きましょう」

ラストはもう一度、ベストフレンドを歌ってお別れです。子供たちの声と、木村さんの声がします。中居ちゃんの声は、ただでさえかすれがちなのに、もう、大変です。(中居ちゃんは、大丈夫―?次の歌詞解るー?なんて言ってました。こういうのも合いの手と言うのだろうか)

中「みなさん、ありがとーございましたぁーっ!」

オープニングとか、途中の言葉とか、木村さんのメッセージとかがダイジェストで流れて番組終了。

とたん、パソコンが、うんともすんとも言わなくなって、すっごい哀しいーって感じでした。だって私なんてたったの2時間。しかも正味聞いたのは、せいぜい4・50分なのに、これ24時間ずーっと聞いてた人は、その時どんな気持ちだったんでしょう…。
24時間通して、どんな番組だったか、また中居ちゃんから報告あるといいですね。

ちなみに!私の埼玉の友人は、24日午後半休をとって、途中、途中、眠気に負けてしまったものの、ほぼ24時間ずーっとテープに録音し続けたそうです。やったー!木村さんのメッセージがまた聞けるー!オールナイトニッポンの中居ちゃんは、始まった途端、超下ネタモード入って大変だったそうです。その内容をここに書くのは…。女として差し控えさせていただきます…。

追記:埼玉の友人、はやしさんがずっとテープを取っていたと聞き、木村さんのメッセージを電話で聞かせてもらって狂乱してる間に…。今日のSTOP THE SMAP…。終わってました…。ごめん…、RSK…。

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