
私がのんきに東京&北海道旅行なんぞをやっている間に8000人突破。おそらくこれは、2月22日の午前中であろうと推察されます。一体8000人目はどなただったのでしょうか。今回、身内でなかった事だけは確かです。
てな訳で今回は、『讃岐弁と讃岐独断と偏見講座』でございます。実は私、岡山県から、香川県に引っ越した中学時代、讃岐弁と、讃岐の風土には驚かされました。そんな、素敵な讃岐弁を御堪能下さい。
瀬戸内海を挟んで向かい合わせの香川と岡山。距離的には近いのに、言葉はまるで違います。かなり適当な知識で喋ってますんで怒られても困りますが、岡山と(多分)広島は語尾に「じゃ」がつきます。標準語で「そう」というところが「そうじゃ」に。んで、香川はいわゆる関西後圏にあたるのか「そうや」と語尾は「や」になってます。
「うちんく」
意味:うちの家。用例、「うちんくのすき焼きにはジャガイモが入るんや(我が家のすき焼きにはジャガイモが入ります)」。岡山では単に「うち」と言うが、香川では「うちんく」。中学生だった私が最初に驚いた言葉。
「いた」
意味:下さい、もしくはもっとカジュアルに、ちょうだい。用例、『コーヒーいた(コーヒーちょうだい)』これが、さらに略されると「たぁ」になる。『コーヒーたぁ』。ちなみに『その板を下さい』だと、『そのいたいた』もしくは『そのいたぁ、たぁ』。初めて聞いた時に『板』ってなんやねん!と思ったのは言うまでもない。
「まんでがん」
意味:全部。用例、『そのケーキまんでがんいた(そのケーキを全部ちょうだい』。まんでがん!どんな言葉やねんそれ!
「つい・まっつい・まっつくつい」
意味:似てる、すごく似てる、もっのすごく似てるの、相似系比較級から最大級。
「なんがでっきょんな」
意味:(直訳)何が出来ているのですか?(意訳)こんにちは。用例、『おばちゃーん、なんがでっきょんな(おばさん、こんにちは』香川の西日本放送にいるU松Oさみアナウンサー(なのかな、自信ない)が、ズームイン朝での地元レポートの際連発していた(らしい)香川の挨拶。年配の人が使う(らしい)。よその県から来たものにとって、『なんがでっきょんな』というのがどうやら挨拶だという知識はあっても、じゃあ、こう問い掛けられた際、どう答えるのが香川のスタンダードなのかは、解らない。ちなみに、我が社の女の子(ふきちゃん)が道を歩いていると、向こうから自転車に乗った若い外人男性がやってくるのを見た事がある(彼の名を仮にマイケルとしよう)。すると、ふきちゃんの前にいた女の人がマイケル(仮名)と知り合いらしく、声をかけた。
女性『マイケル!なんがでっきょんな!』
マイケル(仮名)『なんっちゃしょーらん!(何もしてません。そしてすかさず)What
are you doing!?』
ふきちゃんは、その日本語、いや、今時の若者が使わない讃岐弁と、英語の見事なブレンドに、その場にへたりこみたい程の感動を覚えたと語っている。そう。どうやら、『なんがでっきょんな』は英語で表現すると『What
are you doing!?』になるようだ。
『なんちゃ』
意味:何も。用例『そんなん、なんちゃで?(そんな事何でもありません)』どちらかと言うと、大丈夫、大丈夫的な文脈で使われる事が多い(ような気がする)。我が社ではたろちゃんがよく使う(かもしれない)。何かで失敗した時など「なんちゃ、なんちゃ(何でもない、何でもない)」と使われる。
「うれしげ」
意味:…この言葉を説明するのは死ぬ程難しい。嬉しそう、という意味合い。用例、『SMAPの中居くんに会ったってぇー?うっわ!めっちゃうれしげなんちゃうん!』。香川県に来て、こう言われたら、まず間違いなく自分は責められていると認識してください。嬉しそうですね、楽しそうですね、という意味ではなく、自慢そうにするなとか、そういった言葉になります。かなり否定的なニュアンスで使われる言葉。『あいつうれしげやけん、めっちゃムカつく』など。
「おとっちゃま」
意味:お父様を讃岐のお金持ちの家庭ではこういう…嘘です。臆病もの。用例、『ほんまにみねっこはおとっちゃまやなぁ(本当にみなっこは臆病ものですね』。おとっちゃまだの、まんでがんだの、妙に可愛い言葉だ。
「むつごい」
意味:…このニュアンスを伝える事も難しい。例えば、チーズフォンデュ五人前を一人で食べさせられて、単にお腹が一杯と言うよりも、気分まで悪くなったという状態。もしくは、いわゆる『濃い』という状況の表現。用例、『相変わらずヒロミ・ゴウはむつごいな』。
「おなかおきる」
意味:おなか一杯。用例『あー、おかなおきたぁー(あーおなかいっぱいー)』香川から出た人間が、最初にぶつかる壁。「えっ?起きたって今まで寝てたの?」だの、「起きたってどこが?」だの聞かれるのである。
「はせ」
意味:ボタン。用例、『はせつけといて(ボタンつけといて)』つい先日、20代前半のキテレツより聞いた言葉。彼女が自分の誕生日に、木の裁縫箱か救急箱がいいと言ったため、「あんた裁縫なんかせぇへんやろ!」と責めたところ、「はせくらいつけますよぉ!」と言われた。『はせ』…?なんじゃそりゃ!と聞いたらボタンの事だという。さすがに聞いた事がなかったため、リサーチ開始。香川県は西讃・東讃では言葉が多少違うため、キテレツと同じ西讃から来てる人間、数名にリサーチしたところ、認識率20%程度。しかも、お年寄りが使う事がある、といった程度の知識的なものしかなかった。その言葉を日常会話に全くナチュラルに使ってしまうキテレツが、一番若かった事をつけくわれておく。
「うすねる」
意味:失う。用例、『これうすねるけん、持っといてくれ(これなくすから持っていて下さい)』私たちはキテレツのはせを聞いて、「ほんまにあんたおばちゃんやな!」と注意していたが、彼女は高校時代にはすでに讃岐のおばちゃん!という称号を頂戴していた女。そのキテレツの隣の席にFさんと言う営業さんがいるが、ある日、Fさんがキテレツに用例の言葉を使ったのである。キテレツとFさんはどちらも西讃の出身だが、キテレツにはFさんの言葉が解らなかった。「うすねる…?」そこで私が「くすねる?」と聞いたところ、逆の「失う」という意味でした。さっそくリサーチ開始!認識率ほぼ0%!Fさんの近所でだけ使われているかもしれない。讃岐弁おそるべし!
讃岐の気候風土についてご紹介
「雑煮」
香川県のお雑煮には餡入りのお餅を使う。
しかも、白みそである。
…私が岡山から来たからって騙すつもりかぁーっ!香川から来てすぐの時にそう言われて思ったものだが嘘ではない。香川では、にんじんなどが入った白味噌じたてのお雑煮に、餡入りの丸餅を入れる。…実物にはいまだお目にかかった事はないが、途中で餡が味噌に溶け出し、紫色に染まるらしい。だまされたと思って食べてごらん?と言われるが、それでだまされた!という人を知っているため、手を出す勇気がない。
「さぬきうどん」
香川県では、どこの家庭でもさぬきうどんを作っている。
かつて、飛行機に乗っていて、航空会社で作っている雑誌にそう書かれていたが、これは嘘である。え?あんた、岡山から来たってゆーたやん。だからあんたんちでは作っりょらんだけなんちゃうん!そう。確かに我が家は岡山から来たが、その後知り合いになった香川の家庭で、うどんを打っている家庭になどお目にかかったことがない。…それとも私がよその県出身なので、内緒にしているのだろうか…。
ただし。大阪の家庭には必ずたこやき器がある、というのは、かなり信憑性のある話らしい。
「栗林公園にカップルで行くと別れる」
香川の名所栗林公園であるが、ここには上記のような噂がある。それ以外にも屋島に行くと別れる。玉藻公園に行くと別れる。こんぴらさんに行くと別れる…。カップルには観光名所には行くなという事かぁ!最終的に結婚する事をゴールと想定すると、この噂は当たり前の事を行っているとも考えられる。(観光名所に1度くらいは行くだろうし、そうそう結婚する訳ではないだろうし)
「レオマワールド」
香川にあるテーマパークレオマワールドだが、このレオマというネーミングは、「レジャーは大西にまさせろ」の略だそうだ。(大西は、会社の名前)すぐに潰れてゴルフ場になるわ!と陰口も叩かれたが、いまだに続いている。
讃岐って…、そして讃岐弁って…。
ほんの少しをご紹介させていただきましたが、まだまだディープな讃岐弁の世界をまたご紹介できれば幸いに存じます。また、讃岐弁に詳しい方。それはちゃうやろ!とか、こんなんもあるで!というのが多々あると存じますので、教えていただければ幸いです。日本人のために、日本語会話教室の設立をひたすらに待つ元木でした。
<<おまけ>>
『あわじんのマウステクニックとは!』
毎回、ラブリィなイラストで、SMAP以外のコーナーを飾ってくれているのは、せっちゃん伝説の被害者あわじんである。あわじんは、ごく普通のマウスを使い、ごく普通のWindows95添付のペイントブラシでこれらのイラストを描いている。
そのすごさを知っていただくため、さこちゃんがあわじんのイラストをお手本にして描いたイラストと並べて見ていただこう。
あわじんに感想のメールを送りたくなる!かもしれない(もちろん左があわじん)

さて、ここで問題。このイラストのモデルになっているのは、一体誰!ヒント:このイラストは悪魔のイラストです。(あっ!たろちゃん!どうして怒っているのだ!)