せっちゃん伝説75話『幕張近辺伝説2』
幕張ではいろんなことが起こるのです。
- あわじんのお友達、彼女の名はごりこ。美人なのにごりこ。ちなみにあわじんは、ごりこから、おにこと呼ばれております。鬼のようだからです。美人ですけどね(笑)
ごりこは東北の出身で、初夏になるとカッコウが鳴くんだそうです。あぁ、初夏だなーと思うカッコウの鳴き声だったんですが、幕張に来ると、毎朝鳴いてます。
やっぱり南の方だから、季節関係なくカッコウ鳴くんだなーと思っていたごりこ。
ただ、狭い範囲の中で何度か引っ越しをしますと、その住んでる場所によって、カッコウの声がよく聞こえたり、遠くに聞こえたりすることがありました。
あ「えー、カッコウ鳴いてるー?」
ご「鳴いてるよー。聞いてみてー」
あ「へー」
ご「あのねー、毎朝ねー、同じくらいの時間にねー」
あ「うん」
ご「七時ぐらいかなー。一羽だけー」
あ「・・・・・・・・・・・・」
それは幕張市が朝7時に鳴らしているカッコウっぽいチャイムでございました。
気づかんか!?
雨の日も晴れの日も、7時かっきりに鳴くカッコウが生き物か!?
同じ社宅に住んでいたあわじんも、当然そのチャイムは聞いていたんですが、カッコウだとはかけらも思わなかったのですが(笑)
- あわじんの別のお友達と、IKEAで会いました。
都会の女性(のはず)ですが、じーつーは!過去、香川の人とお付き合いしたことがありました。
その時の彼に、「おまえ、ぃよいよやのーー」と言われておりました。
『ぃよいよ』
他の方言はあんまり知りませんけど、讃岐弁って便利な言葉がたんとあります。私のお好みは『うれしげ』なんですが、『ぃよいよ』もなかなかです。
私は中学から香川なので、ネイティブほど使いこなせませんけども。
お友達は、その『ぃよいよ』って意味が解らず、なんとなく褒められてると思ってましたが。
褒めてませんから!
これがまた標準語でどういえばいいのか解らないけども、ともかく、『ぃよいよ』ってのは『ぃよいよ』なんですよ(笑)!
職場でもぃよいよやのーと言われてたってことなんですけど・・・。
何をなさってたんでしょう(笑)なんか落ち着いた方に見えたんですけど(笑)!!
- ちょびすけは、僕、お母さんのおなかから生まれてよかった!なんていう小学1年生ですが、家庭訪問の時、先生から何か質問されると。
「んー、僕はー、基本的にはー」
き、基本的!!
そんな言葉中学生になるくらいまで知らんかったかもしれませんよ!
- たろちゃんが会社に勤め出して、まず、あわじんと出会いました。その後、もっちに出会い、さらにあいあい、と、見事なお世話役が次々とたろちゃんの人生に登場。今は、あわじんと同時期に登場したさこちゃんが、お世話しております。
あわじん、さこちゃん、もっちは、すべて結婚し、お子様にも恵まれておりますので、次はあいあいなのか!?という気もしますが、まぁ、それはそれとして、2代目お世話役のもっちは結婚し、関東で暮らしてます。
あわじんとも時々遊びます。娘が二人おります。
そのうちの、下の娘が。
なんかおなかがすいてなかったのか、ご飯を食べずに、なにやら遊んでいたそうです。じゃあ、食べないんだったら、お母さん食べるよ!ともっちがゆったら。
「かんかんに怒るよ!!」
と怒るんですって。
かんかんに怒るよって(笑)どこで聞いてきたんだ、そんな言葉!
- あわじんちでの晩ご飯は、3人がかりで作成です。
あわじん、たろちゃん、さこちゃんの3人です。私はオープンキッチンの前に立って雑談のみしておりました。メニューはロールキャベツ、パエリア、サラダ、男前豆腐などなど。ロールキャベツはすでにあわじんが作っていてくれて、サラダをたろちゃんさこちゃんががんばり、そしてパエリアです。
あわじんちが地獄と化しているルクルーゼでパエリアを作るんですが、あわじん、前回1度失敗してます。千趣会の料理本を見ながら、とりあえず再びチャレンジです。
玉ねぎやら、ベーコンやら、材料を入れて炒めていくんですが。
・・・あれ?パエリアって、そういうものだったか?
と、疑問を感じた私は、料理本を見まして。
もう米を入れておかねばならんではないかー!ていうか、最初っから米は入っていなくてはいけないと書いてあるじゃないかー!
そう、あわじんはマニュアルを読まない女。
ちょびすけ妊娠中に、マタニティ本をまったく読んでおらず、泊まりにいった私がそれをぱらぱらめくっていると、今はどういう状態なんですかー?と聞かれたこともございます。母親学級にも1度もいかず、こんな感じ?と適当な呼吸法で子供を生んだ女、それがあわじん!
たかがパエリア作るくらいのことで、ちゃんとレシピなんか見るもんですか!
にーしーてーもーー!
イラストで手順を説明してあって、米も書いてあるのではないか!?
そら前回失敗するわ!具財を炒めた後、生米いれて、すぐさまスープいれたら、私好みの固いごはんが出来上がるんではなかろうか??
なんのために料理本を出していたのかしら。材料を見るため(笑)?
- ちょびこの幼稚園バスは、あわじんちの前に到着します。マイバス停みたいなもんですね。
IKEAから帰ってきたときに、まだ幼稚園バスは帰ってきておらず、しばらくしたら近所の家からお母さんたちが出てきて、バス停のとこに集まってきてました。
あわじんとさこちゃんが迎えに行って、私とたろちゃんとげっぴーちゃんは玄関からそれを見てました。
いやー、ほら、私ら、結婚もしてないしー、子供もいないからー、そんなちゃんとした妻やら母の中には入っていかれへんのですよーー。
そして、仲よさげなお母さんたちを見ながら。
「そーはゆっても。どろどろしてんねん」
「なんかあるねん」
と、見ず知らずの奥さんたちの人間関係をドロドロにしたりしてました。
そんな風に二時間ドラマ風展開を楽しんでおりましたら突然たろちゃんが。
「えっ!あわじんいつの間に出ていっとったん!?」
えっ!我が娘のお迎えにお母さんがいかんはずはなかろうに(笑)!
あわじんちに新しく登場したルクルーゼ。この奥にあるのが、パエリアを作ったキャセロール。たろちゃんが一生懸命炒めました。たろちゃんの得意料理はすでにパエリアです。大人6人、子供3人がたんまり食べられたほどのパエリアがこの奥にあるキャセロールで製作されました。
てことは、この手前にあるのはなんでしょう?
ちょびこを行水されるんでしょうか?
それともちょびこをことこととスープで美味しく煮込むんでしょうか??
せっちゃん伝説第76話をお楽しみに!