天からの贈り物は黙って受け取れ

Gift』

yukio

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第11話『謎がすべて明らかに!さようなら由紀夫』

先週の復習

その1.このコーナーレギュラーの、あわじん夫、るるさん。るるさんは、先週のギフトを見る事ができなかった。残業で帰って来れなかったのである。で、金曜日のこと。晩御飯をたべながら
る「あ、そうや!ギフトビデオ撮ってくれた?」
あ「いいや?あ、そっか、残業やったもんな。気が付かんかったわ。」
る「うわー ひどぉー 撮ってくれてもええんちゃうん?」
あ「あんたほんまにギフト楽しみにしとんやな。」
る「そうで。」
ということで実に悔しそうにしていたのでご飯をたべながらギフトの復習大会となった。
あ「ほんで、MDを届けるんやけど。。。」
る「ふむふむ。ほんでかけるは元にもどったん?」
あ「へ?かけるって何?かけるって?」
る「え?違ったっけ?」
あ「それとっくに終わった協奏曲なんやけど。」
る「お?何やったっけ?」
あ「ゆきおちゃんですぅ。」
る「あ、ゆきおかー」
るるさんが、どれくらい木村拓哉のファンかが知れるエピソードである。前のドラマの役名まで覚えているとは…!ちなみにるるさん、夫婦で今話題の脳死における臓器移植の話をしていた時、不思議な事を言った。
あ「移植した後に裁判になってもかなわんなー そんなんやったらギフトでやっとったみたいに脳死プラス心臓が停止して、その時に承諾を得てすぐ取り出すしかないなー」
る「でも内臓が腐るんちゃうん。」
あ「だけん脳死の時に心臓停止したら提供してくれるかどうか聞いといて、停止したら速効で取り出すってのはどうやろか。」
る「でも脳はどうするん?」
あ「え??脳???脳死の人の脳を移植したらそいつも脳死するんじゃ!!!」
そもそも脳を移植したら、それもう別人やんけ!しかし日常会話に「ギフトでやっとったみたいに」という言葉が出てくるあわじん夫婦…!ベストカップル視聴者賞をプレゼントだ!

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今日の由紀夫ちゃんのお仕事

その1.届け物「永井からのエンゲージリング」届け先「美樹」

「岸和田が助けに来てくれた…!希望を持つ奈緒美だったが、岸和田は泊まっていたホテルから入れ違いでチェックアウトした後だった。由紀夫のモノローグ『俺は、その夜の事をはっきりと覚えていないんだ。おかしいんだ。3年前から記憶力はよくなってたはずなのに…』」

最終回スタート!由紀夫ちゃんはどうなってしまうのか…!

「田村のアジトで、由紀夫はじっと考えていた。『生まれ変わってやり直す事ができたのに。あなたはもっと違う人になっていたはずなのに』彼女の声が聞こえる。荷物を奪われそうになり、ナイフで切り付けた自分。抗争相手の手のひらをナイフで刺し貫いた自分。争いになり、潰れたボーリング場を抜け出したタケヒロは、目についた車に乗り込み、助手席の女をダミーにして難を逃れる。ごめんね、と体を離し、相手をちゃんと見てタケヒロは驚いた。かつて付き合っていた、美樹。久し振りじゃん!というタケヒロに、美樹は迷惑そうな顔をする。連れがいるから、と言う美樹に、今度会おう?と約束をさせ、タケヒロは車を降りた。その車に帰って来たのは、タケヒロも知っている男。『あの後、どうなった…?』由紀夫は呟いた」

タケヒロ…!タケヒロかっちょえーっ!!あのボーリング場で抗争が始まった時のあのジャンプは何事!?何だろう、何としなやかな!反射神経の固まりのような!絶対的に、髪を下ろしてくれてる方が好きだから、だからタケヒロ、ポイント高いんだよなー!!やだもう。どーしよう。助手席座ってて、あんなのが飛び込んで来たら(笑)そら、連れが帰ってこんまにどっか行くがな(笑)由紀夫とは本当に別人!同じ顔なのに、全然違うー!また永井!永井ったら、そんなシートベルト締めながら、そんな可愛い事すんなよぉー!また、美樹もびっくりした可愛い顔すんなよー!めちゃ幸せカップルやんけー!そんな二人を見てるタケヒロの表情が、なんか、おいてかれた子供みたいで、せつなかったっすねぇ…。

「騒がしい場所で、タケヒロはタバコじゃないタバコを吸っている。膝には女が座っていて、アイスクリームを舐めていた。そこはヤクザの賭博場で、アイスのスプーンをくわえてウロウロするタケヒロは、あっちへ行けと追い出される。キメてるせいで、ふらつく体で、トイレに行こうとした時、警察が踏み込んで来た。急いで2階のトイレの窓から逃げ出した由紀夫は、ゴミ捨て場の上に落下。逃げようとしていたところを、若い刑事に取り押さえられた。「タケヒロ…!」美樹の連れ立った男は驚いた顔でタケヒロを見詰めた。いくつかの記憶がフラッシュバックする。由紀夫の顔が苦しそうに歪んだ。そこにいられなくて、部屋を出る。驚いて飛んでくる千明、気にせずカップメンを食べてる田村。由紀夫は何も言えず、その場にしゃがみこんだ。由紀夫のモノローグ『一体何したんだ…?俺、何したんだ?』」

た、タケヒロっ!タケヒローっ!!もぉ、もぉ!何だあの顔!あのスプーンくわえてる顔!可愛いっちゅーねん!かぁわいいっちゅーねん!お目め真ん丸で!フラッシュバック中に平手打ちかまされてますが、これだけ平手打ちくらった男も珍しいんじゃあ…?やたらと女から平手打ちかまされてたような気がする(笑)気のせい??しかし2階から飛び降りるかぁ。判断早いよなー。やっぱり反射神経の固まりだよなー。

「ずっと部屋に閉じこもってしまった由紀夫の元に、奈緒美がやってくる。ミゾグチタケヒロ。そう呼ばれ、由紀夫は小さくうなずいた。昔の事、思い出したんでしょう?どうなの?奈緒美は尋ねた。思い出した、と由紀夫は答えた。「俺逃げ出してたんだよ、過去から。…まだ逃げてる」「どしてそう思うの?」「どこに行っていいか解らないんだ。大事なものが入ってるロッカーがどこにあるかも解らないし…」「思い出すわよ、きっと。もうすぐ」奈緒美は、背中を向けた由紀夫の肩に手を置いた。「そしたらさ…。行きなさいね。あんたさぁ、遣り残した事があるはずでしょう。きっと、何か、大切なものを誰かに届けなきゃならなかったのよ。そじゃない?」由紀夫は振り向き、奈緒美を見上げる。「なぁ。…岸和田の事もさ、俺、出てこないんだよ。思い出そうとするんだけど。俺がなんでクローゼットの中に入ってか。それもわかんない」自分を見上げてくる由紀夫に、奈緒美は微笑んだ。「いいわよそんな事気にしなくても。なるようになるわよ。岸和田の事も」俯いた由紀夫は呟く。「何だったんだろう。奈緒美と俺って。それにこの3年間…」「何って?」「岸和田と俺って関係なかったらどうする?」「そうね…」奈緒美は小さく笑う。「いんじゃない?うん。3年間は3年間だもん。結構楽しかったじゃない。そでしょ?」由紀夫は黙って何度かうなずいた。「あたしたちさ。もうすぐお別れかな」「…うん」「あたしね、あんたの事忘れない。これから先ね、どんな事があっても」「…俺も」涙をこらえ、奈緒美は微笑んだ」

奈緒美ぃー!泣かせるぜ、泣かせるぜ!なんて優しいんだ!奈緒美を見上げながら、一生懸命喋ってる由紀夫がまた…!泣かせるぜぇ!しんみりとね。これが、本当に最後のお別れになった、かもしれないシーンですねぇ…。またBGMが田村だぜ、田村!すごいな田村!ギターも弾けるか(笑)!

「野長瀬に社長!社長!としつこく呼ばれ、奈緒美は部屋を出る。外の騒がしさをぼんやり聞きながら机にもたれていた由紀夫は、外の様子がおかしいのに気がつく。ブラインドの隙間から覗くと、パトカーがやって来ていた。慌てて告げに行く由紀夫。勢揃いしてた一行は、慌てて逃げ出そうとする。奈緒美、野長瀬、星川、千明が正面から逃げようとし、由紀夫はトイレの窓から、田村も別の抜け道から逃げる。星川、千明はすぐに捕まり、野長瀬は抵抗した挙げ句に、タイヤの山から落っこち気を失う。一人逃げていた由紀夫の目の前で、奈緒美も手錠をかけられた。大騒ぎしながら抵抗する奈緒美だったが、刑事に連れて行かれそうになる。鉄パイプを手に、助けに行こう…!としていた由紀夫に奈緒美は気づき、小さく首を振った。反射的に身を隠す由紀夫。そのまま奈緒美は連れていかれ、いつまでも鳴り止まないパトカーの音で、記憶が蘇って来る。
2階のトイレから飛び降りたタケヒロは、永井に捕まった。永井は由紀夫をゴミの山に隠す。由紀夫のモノローグ『俺は、その時やっと。裏切った相手をはっきり思い出した…』」

一人部屋でいる由紀夫ちゃんが!テーブルに腕くんで、顎おいてる横顔が!ブラインドを指でカシャンしている(99岡村憧れのポーズ(笑))横顔が!綺麗、綺麗!んで、「来た…」って呆然というのもよかったね!そーいや、生きてたんだね、野長瀬(笑)無傷じゃん(笑)お気の毒に、筑波は殺されちゃったとゆーに。副署長の奥さんと不倫したばっかりに(笑)こんな大変な場面でも、にぎやかさを忘れない(?)奈緒美チームはいいなぁ。そんでな、自分が捕まっても、由紀夫には逃げろって言うんだよ、奈緒美は!もう!さっすがお母さん!あんたには由紀夫のお母さん大賞を上げるよ!上げちゃうよ!そして、ゴミの中に隠されるタケヒロちゃん(笑)汚ぇ!とか言ってる場合じゃないって(笑)

「永井の部屋に連れて行かれたタケヒロは、不貞腐れた顔でタバコをふかしていた。1週間前にこっちに配属になったばかりだという永井に、自分みたいなの助けてヤバいんじゃないの?とタケヒロは尋ねる。永井は、ヤクザに利用されてるだけなんだから、いいかげんにしろと言った。タケヒロを子供の頃からの知ってる永井は、子供の頃はもっとマシなヤツだった。足も早かったし、自分の才能を生かすような行き方をちゃんとしろよと言う。タケヒロの表情が、イヤな笑顔に変わる。「ひょっとしてあれか?あぁ。誰が親だかわかんないような俺の事同情してくれてんだ」永井が不審そうな顔になる。「あ、それで助けてくれて、立ち直らせてくれようとしてるんでしょ。昔っから一直線なヤツだと思ってたけど、刑事はまずいでしょー。ま、確かにおまえ才能いかしてるわな。…バカじゃねぇの?」バカにしてるのか?という永井。立ち上がったタケヒロは、助けてくれてどうもありがとお、と頭を下げ帰ろうとした。永井はそのタケヒロを止めるが、タケヒロはナイフを出し離せ、と言う。そこに美樹が帰って来た。タケヒロを見て驚く美樹。美樹にだけ笑いかけたタケヒロは、尋ねる。『どっちがよかった?』美樹に頬をはられたタケヒロは、永井にニっと笑顔を見せ部屋を出た。由紀夫のモノローグ『美樹…、俺は、無くしたものの重さを感じていたよ』」

た、タケヒロ…!どうして、紛れも無い笑顔なのに、こんなにこんなにヤな感じになるんだろう!にっこり笑ってるのに!すっごくすっごくイヤな笑顔!普段、由紀夫ちゃんは、どっちかって垂れ目ちゃんのはずなのに、タケヒロは釣り目に見える!さらに何人かの人に指摘されるまで気づかなかったけど、カラーコンタクトか何かで、目の色も違う!この目がなぁ。さらに見開いたようにしてるからなぁ!いいなぁ、いいなぁ…!また、どっちがよかったとか聞くから…(泣)あの、眉をひょいって上げる笑い方がな!あれだけなんだけど、あれが、すっごくヤな風に見える。本当はそう見えるはずのない笑い方だと思うんだけど…。綺麗な顔で、ヤな笑顔!んもう!あんた誰!何者!彼は本当はいい人なの!って勘違いさせられるな(笑)しかし美樹。なぜいつもカーディガンを羽織っている(笑)

「夜のビルの非常階段。永井は、タケヒロとの事を美樹から聞いたと言う。じゃあ俺の事兄貴って呼んで?とふざけるタケヒロに、おまえなんかに同情するんじゃなかったと永井は言う。だから言ったじゃねぇか、一直線のバカだって。タケヒロは笑う。美樹はなぁ、おまえは本当はいい奴だって言ってたぞ、という永井に、普通おまえみたいな立場だったらさぁ、俺の事撃ち殺そうとか考えない?とタケヒロは言うが、あいつが昔誰と付き合ってたかなんて関係ないと永井は答えた。帰ろうとするタケヒロに永井が言う。『おまえこのままだったら落ちてくだけだぞ。女食い物にして、ヤクザと付き合って。ゴミになるだけだぞ!自分の事考えろ!』呆れたように、タケヒロは自分の胸元をつかんでいる永井の手を外させた。『何えらそうに説教たれてんだよ。俺そういうのムカついちゃうんだ、ごめんね』待てよ!肩をつかまれたタケヒロは、振り向きざま永井を殴る。二人はせまい非常階段で殴り合う。由紀夫のモノローグ『永井。俺はおまえに追い付けなかった。何回走っても。追いつけなかった』」

暗いとこなんで、タケヒロちゃんの美しさはよーは解りませんな(笑)また余計な事をゆってます(笑)

「ユウジが葉巻を持っている。タケヒロはそれを取り上げてちょっと匂いをかいだが、気に入らない。そこへセンザキが戻って来る。誰かをヤル相談をしているが、相手は永井。金で言う事を聞かないから、痛い目に合わせると言う。呼び出しいておいて、芝居でケンカをさせる。永井みたいな刑事は止めに入らずにはいられないだろうから、割って入ったところでナイフで刺す。殺意はないし、軽い刑で済むし、相手には脅しになる。さっそく今夜呼び出せ。センザキたちの話を、タケヒロは黙って聞いていた。女の部屋でテレビを見ていると、携帯がなる。永井からで、美樹と結婚するという知らせだった。一々知らせて来るなと言ったタケヒロは、センザキの言葉を思い出し、電話を切ろうとする永井を止める。美樹のところに真っ直ぐに帰ってやれと言ったが、永井は先に行くところがある、早くマトモになれよ。俺と美樹から最後の伝言だと言って電話を切った。タケヒロは、永井を止められなかった」

タケヒロちゃんのびっくり顔が…!呆然顔が…!可愛いよぉ!しかしすごいの。なんか、なんなんだろう。タケヒロちゃんとあの女の関係って。携帯を受けて、渡してくれるほどの女が、なんで次のシーンではあぁかな(笑)別の女か!?あるかい!ここでタケヒロちゃんが着てる長袖のTシャツ可愛いー。欲しいー。

「女とベッドにいても、タケヒロの脳裏から永井の事が消えない。永井の一言、一言が思い出される。タケヒロは女を押しやり、店に走ったが。永井は刺された後だった。タケヒロは呆然と永井を見下ろしていた。
永井が死んだという報告が入る。タケヒロは、事務所のすみで座り込んでいた。ユウジがセンザキに永井が落としたケースを渡す。中にはダイヤの指輪が入っている。美樹へのエンゲージリング。他のヤツに渡されそうになっていた指輪を、タケヒロは渡せと言った。誰に向かって言ってるんだ?というセンザキに切り付け、指輪を奪ってタケヒロは逃げた。ボーリング場のロッカーに隠し、帰ろうとしたところでつかまる。多勢に無勢、タケヒロはボロボロにされて行く。由紀夫は、それらの一つ、一つをうずくまったまま思い出していた」

出た!なぞのベッドシーン!どういう関係やねん!君ら!ひ、ヒモ?だってさっきは携帯渡してまでくれたのに!何いきなり主導権奪われてんねん!なんで!?そーゆーシュミ!?あわわ…(汗)事務所のシーンとかから、タケヒロちゃんは垂目ちゃんに戻っていませんか??目の色も…。まぁ、暗いんではっきりしないっすけど。永井の名前が出て、ケースの中身が指輪だって解った当たり…。由紀夫ちゃんに近づいて来ている!?後、ロッカーの前から歩き出すあの足音!あれはいつもの足音だな。あの歩き方、あの足音。なんか好きなんだなぁー!あ、あのユウジ!ユウジちょっと気持ち悪いじょ(笑)タケヒロ、必ず相手の顔をやるよな…。シャレんならん男や…。あぁ、でもTシャツ可愛い…、欲しい…。
全てを思い出した由紀夫ちゃんの、泣きそうな顔がたまらなく可哀相…!

「由紀夫は、指輪を隠したロッカーを探して歩いた。今でもあるかどうか解らない。とにかく急がなきゃと、由紀夫は走る。
潰れたボーリング場はまだあって、男の手のひらを刺したテーブルもそのまま残っている。テーブルに手を触れ、タケヒロに告げた。『ただいま。おまえが出来なかった事。俺がやってやる』ロッカーの場所は解っていた。けれど…。ミゾグチタケヒロのロッカーは、空だった。
間に合わなかったと、うずくまる由紀夫。祈る手の形でふと見上げた由紀夫は、自分のロッカーの天井に、キーが貼り付けてあるのをみつけた。123。そのロッカーに、指輪は、まだあった。あった…。由紀夫のモノローグ『3年もたっていた。多分もういない。いるはずがない。そう思いながら、ひょっとしたら、って』由紀夫は、かつて美樹が勤めていた図書館に走った」

123!123!最初は23と聞こえた123!野球大会では23の背番号をつけ、ひっそりと森候補生を応援している木村さん!もう、単にそれだけで嬉しいずら(笑)ボーリング場を探して歩いてる由紀夫ちゃんは、ちょっとアホの子入ってますな(笑)記憶は取り戻しても、自分がそこまでの細工をしてるとは思わず、指輪がないって呆然となっちゃう、泣きそう由紀夫ちゃんの可愛い事!健気な事!そして、指輪を見つけた時の、あの、嬉しそうな顔が…。あぁ…、もお…!

「図書館の中はシン、と静かで、その中を由紀夫は美樹を探して歩く。美樹は、本を書棚に返していた。思わず姿を隠す由紀夫。けれど、美樹は由紀夫に気づいた。「生きてたんだ…。タケヒロ、生きてたんだ」由紀夫は小さく首を振る「死んでた。…3年くらい」「死んでた…?」「でも渡したいものがあったから。やっと戻ってこれた」「渡したいもの?」うなずいて、ケースを見せる。「これ」「何それ」由紀夫は涙が溢れそうになるのを、どうにかこらえた。「永井から」「どして…?」「本当は永井が、渡すはずだったから。…あの夜永井から電話あって。美樹と、結婚するって」「あの夜…?」ケースをさしだす。「受け取って」美樹は、ケースを受け取って、開けた。中にある指輪を見て、由紀夫を見上げる。「永井さんから…?」由紀夫は、美樹の側を通りすぎ、後ろに回った。「俺、知ってたんだ。永井がはめられるって。でも俺あいつに教えなかった。俺が一言危ないって言ってれば、あいつ死んでなかったんだけどさ。…マトモになれって俺に言ってくれたのあいつだけだったんだけど」ふりむく美樹。「電話あった時、俺、言えなかった。そしたら、あいつ。…殺された」ゆっくりと、美樹の視線が逸らされる。「それさぁ。あいつらが横取りしようとしたんだけど、俺それ見ててなんかすげぇ頭きちゃってさ。逃げたんだけど、途中でつかまってボコボコにされて、川に捨てられて。…逃げてたんだ俺、過去から。記憶無くして。誰かに何かを届けなくちゃいけないっての解ってたんだけど、それが誰だか全然思い出せなくて。…ここにくるのに。3年かかった。でもよかった。ここにいてくれて」美樹に近づき、由紀夫は、零れそうな涙を手の甲で拭った。「俺、ずっと美樹に謝りたかったから」ようやく美樹が口を開く。「タケヒロ?そんな風に言ってくれるの…、初めてね。…ありがとう。届けてくれて、ありがとう。届けてくれて…、ありがとう…」「でもさ、全部おれが永井の事…!」「言わなくていい!ほら…、やっぱり言ったとおりだった。この中に隠れてた、タケヒロが出てきてくれたんだよ…?」そっと由紀夫の肩に美樹が腕を回す。「3年かかったけど、ちゃーんと気持ちのこもった贈り物。届けに来てくれた。生きててくれただけで嬉しいよ。二人とも一緒にいなくなったと思ってたから…。あたしの前から」涙があふれる。生まれてきた自分。目が覚めた時にいてくれた、奈緒美たち。おまえはいい子だって、パーマンもそう言ってたよと言ったのは神林トメ。君と出会えた事を心から感謝すると由紀夫を抱いた戎岡悟。ありがとうと微笑んで抱き合った、橘川医師。コィーバを分け合って、今のおまえはイイヤツだ言ってくれた柴崎日彦。あなたさぁ、あたしの事、本当に守ってくれたから、あの時。ありがとう。電話で言った高瀬良子。こまっしゃくれた愛川なつみの、届け屋さん、ありがとう。
「あったかい…」美樹が呟く。美樹の肩に顔をうずめ、由紀夫は黙って涙をながした。大きな窓からの柔らかい日差しが、由紀夫を包む。由紀夫のモノローグ『3年間が俺にとっていったいなんだったのか。その時解ったような気がしたんだ』
図書館を出た由紀夫は、髪をほどいた。由紀夫のモノローグ『そして俺は、最後の記憶を取り戻した』走り出す由紀夫。最後の記憶の中で、血まみれの自分は、ぼんやりと呟いていた。『オヤジ…?嘘だろ…』」

えぇねぇ…。じーん…。もうなんか、余計な事は言いたくないね。タケヒロは由紀夫に生まれ変わって、よかったんだねぇ…。死んでしまったタケヒロの代わりに、由紀夫が、ギフトを届けたんだねぇ…。また、回想シーンがいいシーンの満載で!はぁ…。全部見たくなるじゃないかぁ!

「由紀夫は横須賀に来ていた。岸和田のボディガードが由紀夫を案内する。戦艦のデッキに岸和田はいた。まさか来るとは思わなかったよ。記憶が戻ったのか。岸和田は言った。あぁと答えた由紀夫に、岸和田は呼びかけた。ヤスハルと。いるから自分の事を調べさせてるのかと由紀夫は聞いた。記憶を失う半年くらい前と言われ、ユウジが持っていた葉巻を思い出した。あれは、岸和田が渡したものだった。自分に息子がいるのを知った岸和田は、タケヒロを探し出したが、タケヒロは腐りきった男だった。あの夜、岸和田の元に電話があった。タケヒロが雑巾みたいに川に捨てられていると。車でタケヒロを拾い、出て行こうとしていたマンションに運ぶ。病院に行っても、生きている事があいつらに知られたら一緒だと、奈緒美に任せる事にした。身元が解らないよう裸にし、奈緒美が来るはずのマンションに由紀夫を置く。3年後の誕生日に横須賀で!何度もそう言い、岸和田は日本から姿を消した。でもまぁ、よく死にそうな息子を置いて出て行けたよな、とナイフを出す由紀夫。岸和田は、ナイフの刃をなぞりながら言った。おまえ、自分からクロゼットの中に入ってったらしいな。無意識に生まれ変わろうとしたのかな、と。一人、動かない体でクロゼットの中に這い上がった自分を思い出す。そこでミゾグチタケヒロは消えたのだ。
岸和田は言う。「望みはかなった訳だ。おまえは生まれ変わった。届け屋か。おもしろいな。3年間色々届けてきたんだ。でもおまえが届けたのは、単なるものじゃない」大きな手が、由紀夫の胸を叩く。「人間の心だよ」もう一度。「生き延びて生まれ変わって、届けて来た事。その意味が解るか?」岸和田がいまだナイフを持ったままの由紀夫の手をつかむ。「一緒に来よう。南米へ」由紀夫の肩を抱き寄せ岸和田は浮かれた声で言う。パスポートなんかどうにでもなる。一緒に行こう。顔を父親の胸に押し付けられ、ぼんやりと由紀夫は考えていた。軍用ヘリが離陸した」

由紀夫―!!めっちゃ可愛いーっ!!あの、岸和田に肩を抱かれてる時なんざ!なんだ、なんだ、なんだー!!また女優陣足元にも寄れない可愛さかい!ほんのちょっとだけ口元をほころばせたけど、でも、ほぼ無表情。なのになーんで可愛いかな!うきゃきゃーー!!…しかし、岸和田とーさん壊れてる(笑)めちゃブレイクしてる(笑)よかったよ、ヤスハルにせよ、タケヒロにせよ、このとーさんに育てられなくって(笑)女にモテるのは解るような気がする。奈緒美とか、朔原とか、しっかりしてる女であればあるほど、このブレイクしちゃってるとーさんにやられちゃうんだろうなぁ。…めちゃめちゃ頭よくて、力もあって、何でもできるクセに肝心なところがヌケてるというか…。タケヒロを拾いにいったとーさんは、まるでムツゴロウ(笑)え?じゃあ、吾郎(笑)?この時のお洋服もよー似合ってる。可愛い!
さらに特選情報!ここは横須賀の基地の中。Major通信横須賀支局(今出来た)支局長の黒ラブ様(今任命された。お気の毒)のご友人に、海上自衛隊の奥様がおられます。このだんな様が横須賀基地勤務。6月17日が撮影だったそうです!そのだんな様は2〜3mの距離で木村さんを見て、「綺麗だった。顔小さい」とおっしゃったそうだ!羨ましいじょ!でも顔小さい…!?。後一度、スタッフだけでも船を撮りにきたそうな!6月25日の放映で、撮影が6月17日(笑)撮って出し(笑)?

「奈緒美の事務所では片づけの真っ最中。三田垣逮捕のニュースが流れ、エキサイトする面々。由紀夫がいなくなって、届け物はしばらく休業する事になっていた。千明は、じーっと窓の外を眺めている。手伝いなさいと奈緒美に言われた千明は、ポラロイドを抱きしめて、奈緒美に尋ねる。「ねぇ、由紀夫はさぁ、どこに行っちゃったの?」奈緒美はあっさり答えた。「さぁね」「ねぇ、もう…、戻ってこない?」「だってさぁ、早坂由紀夫はもうこの世にいないんだもん。あれは、ミゾグチタケヒロ、いやヤスハルか」星川も同調する。「そういうこと」千明は泣きそうな声で言いつのる。「あたし、まださよならも行ってなかったのにぃー…!」諦めなさいと言われ、そんな簡単に忘れられない!とまた外を覗きに行こうとする千明。その時、ドアが開く音がした」

多分、由紀夫がいない時を書くのは初めてだな(笑)だーって、田村を覗く明るいメンバー総出演なんだもーん!んで、またアホアホ度さらにアーップ!どこまでもアーップ!の千明が可愛いったら!確か1話ではイケイケ風キャラクターだったはずだが(笑)今の千明に手ぇ出そうとするヤツはロリコンのそしりを免れないような…(笑)

「由紀夫が入って来た。キョトンと由紀夫を見詰める面々。衆人環視の中、由紀夫はフロアに下りて来て、負けずに見詰めかえす。奈緒美が聞く。「何…!」「何?」由紀夫も聞き返す。「何よ」じっと奈緒美を見て、ちょっと目線を動かし、由紀夫は答えた。「届け物…」「は?」「あ?」訳解らない顔の奈緒美が言う。「あ、あんた、誰?」「俺!?」全員の視線が、由紀夫に、由紀夫の返事に注目する。ちょっと黙った由紀夫は答えた。「早坂由紀夫」と。
奈緒美が由紀夫に抱き着く。抱き着かれた由紀夫は仕方なく奈緒美の腰を支えた。寄ってきた千明にあっちょんぶりけして、届け物、と口にする。ちょうどいい届け物がある、とさっそく渡される由紀夫。今日中に届けばどこだかの干潟が助かるという干拓事業に関する書類。届ける相手はトビタカケンイチロウ。ポラロイドは?と探すと、首から下げていた千明が、由紀夫の首にかけてくれる。珍しく、相手の名前をもう一度聞き直し、大丈夫?と奈緒美に言われた由紀夫は、出て行きながら、野長瀬をじっと見て、「誰?」尋ねた。「野長瀬」と答えられ、知ってるよ、と由紀夫は笑って出て行った。由紀夫のモノローグ『そして俺は。由紀夫として生きて行く事に決めた。俺が記憶を失ってから過ごした3年間。生まれ変わって、様々な人の人生に触れた3年という時間は、きっと、どこかの誰かが俺に届けてくれた、ギフトだった』自転車を飛ばす由紀夫は携帯電話のボタンを押す。聞こえてくる派手なメッセージ『ヤッホーっ!みんなげーんきで、あいしあってるかぁーい!こちら田村アキラ!ピーっ!』由紀夫は留守番電話に、そして田村にメッセージを入れる。『もしもし犯罪マニア?元記憶喪失だけど、今度メシでも一緒に食うか。また電話する』」

由紀夫ちゃんが帰って来たよぉ…。由紀夫ちゃん、由紀夫ちゃん!よかったよ、よかったよ!よかったねぇ奈緒美ぃ!由紀夫ちゃん帰って来たー!この点、由紀夫ちゃんは岸和田とーさんより遥かに常識的だね(笑)まぁ、あのラフな姿がまた似合う事!そりゃまぁ、スーツより遥かに着慣れてるはずだから当たり前だけれども。まぁ本当に。奈緒美のキョトーンとしちゃったとことか、可愛かったぁ!「早坂由紀夫」って答えて、みーんな大喜びしてんのに、まったこのタカビー様が!奈緒美に抱きつかれても、もうなんか、しょうがなくって感じで背中に手ぇ回したり、千明にはあっちょんぶりけだし(笑)誰が社長だ!誰が!野長瀬がラストでちゃんと怪我してくれるし(笑)もう、奈緒美の声が嬉しくて、嬉しくてしょうがないって感じでー!もう!みんな由紀夫ちゃんの事好きなんだからぁ!ほんで、なんでジュリーやねん(笑)すごいな、写真だけの出演、森本レオもあるし。自転車に乗ってる由紀夫ちゃんもいいなぁ!田村の留守電聞いてる時の笑顔が嬉しそうで、可愛くて!ネオ早坂由紀夫!これからも、ずっとここでみんな一緒にお仕事!なんて楽しそうなんだ!なんて、なんて、楽しそうなんだ!みんなで明るく楽しく幸せになってくれ!由紀夫ちゃんはいつまでもタカビー由紀夫ちゃんていてくれ!たのむじょ!

今日のネオ由紀夫ちゃんのお仕事

届け物「今日中に届けばどこだかの干潟が助かるという干拓事業に関する書類」届け先「トビタカケンイチロウ」

放送は終わってしまったけれど、こりゃ私の中では、まだまだ続けられるじょギフト!根性とネタさえあれば(この際才能は度外視)愉快な話が書けるのに!さらに、ナニワ金融道スペシャルも!頑張れ、私!書―けばいーじゃん♪書―けますとも♪(byシノラー)

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