☆ザッツお台場エンターテイメント「第3夜」

『予告:ザッツお台場エンターテイメント!今夜はドラマの38年間!司会はス!』なんやねん、「ス」て。

エレベータの監視カメラを眺めている一人の男。エレベータの中には、警備員が一人。

そのエレベータに、稲垣吾郎と草なぎ剛が乗ってくる。男はライターに火をつけた。

エレベータ内のモニタには、ドラマが映り出す。東京ラブストーリー。警備員も覗き込んだ。

「面白かったよな」「よかったよね」「うんよかった」「解ってるよ、面接は5時からだから」

返事してるのかと思いきや、「いいひと。」の台本を読んでいる剛。明日の台本覚えてないという剛を、吾郎が責める。これから本番なんだからと。台本を取り上げて最初のゲスト誰だか知ってる?と聞く吾郎。とまどう剛に、3人のゲストを吾郎はあげた。密かに指を折り、小さく笑った警備員に剛がつっかかる。

その頃忘れられた慎吾は、必死に階段を駆け上がっていた。

と、エレベータが止まった。回数表示は、00。

ずっと見ていた男は、たばこの煙を吐き出た。たばこをはさんだ指が、ゆっくりとスイッチに伸ばされる。エレベータの中で、キョロキョロしている3人を眺めながら、スイッチカバーが押し開けられ、愛しむようにスイッチに触れた指は、そのスイッチを押した。

エレベータの暴走を始まる。回数表示が恐ろしい勢いで上がって行く。エレベータの中で、非常ボタンを押し、ドアを叩き、どうにか止めようとする3人。エレベータのモニタは狂ったように、次々にドラマを映し出していく。そして、声が聞こえた。

「ドラマ、終わっちゃったぁ…」

驚く3人に、声は続く。

「もうドラマ、終わっちゃったぁ…」「何言ってんだよ!」「もっと、見たいでしょう、ドラマ…?」

酷薄そうな唇が、楽しげに言葉を綴る。

「今僕がはまってる、一番、おもしろいドラマ。見せてあげる…」

エレベータのモニターに、新たな映像が映る。それは、今、そこにいる自分で…。剛は脅えて座り込み、吾郎と警備員はドアを蹴り開けようとする。

「そんなに蹴飛ばしちゃダメだって…」

楽しそうに声は笑った。

「そんなに焦らなくても、もうすぐ、楽になれるよ…」

猫のようなやや吊りぎみの、大きな瞳が、現れる。「もうすぐ、つくよ…」

24階までしかないはずのビル。エレベータはどんどん上がり、99…!モニターも明かりも消え。

ゆっくりとエレベータの壁が倒れた!

ってな訳で、そこが「お台場フジテレビV4スタジオ」だった訳です。

警備員さん、吾郎と剛を誘導してステージまでおいでです。

司会進行はSMAPながら、中居ちゃんにとっては泣く程寂しい事がござます。残念ながら木村はGiftの撮影がどうしても間に合わず欠席…!代わりに、ドラマならまかせとけ。フジテレビ勤続38年の警備員、荘吾敬美さんが。フジテレビ38年のドラマの事で、知らない事はないって言うすんばらしい方です。

では中居さんより、質問その1「過去のフジテレビのドラマ、平均視聴率ベスト3を上げてください?」お答えその1「1位、ロングバケーション、2位ひとつ屋根の下、3位あすなろ白書」「申し訳ありません。1位はひとつ屋根の下になんですけども?」「これは、最高視聴率のベスト3ですか?」「最高視聴率のベスト3ですね!」「すみません、聞きまちまえました」

もうお気づきですね?これは、そう、荘吾敬美さんの「聞き違い」ではなく、リーダー中居様の「言い間違え」!質問2は、平均視聴率で、それが今のですと、荘吾敬美さんはお答えでした。

続いて吾郎ちゃんから、質問3。「バージンロードの中で、反町さんがずっと原稿書いてた雑誌名は?」お答えその3「有川出版の、スイッチです」もちろん、正解。

まだ24歳とかの中居ちゃんたちには、38年のドラマの歴史の中で解らない事もあるでしょう。そんな時は、この「そーごー敬美」さんに聞きましょう、という中居ちゃんですが、だから「そーごー」じゃなくて、「そうご」伸びないからね。非常にきっちりされた方なのです。

あーでも、木村さんが欠席でねぇー…。それは残念だったなぁ。ホントに。その分、敬美さん素敵だったけど。木村さんがいなかったんだから、せめてギフトのVTRくらい見せてくれてもよさそうなものだわー。なんか、敬美さんったら、めちゃモテSPのAD佐藤(けんか最強)みたいだった(笑)

あっ!生ドラマって!15分もなかったやんけ!超ナチュラルな、吾郎・剛・慎吾に、完全に使えない警備員になってる木村さん、ナーイスな変質者!中居正広!今度沙粧をやる時は、あんたが犯人だねっ。

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