件 名 : 大阪物語・キャベツの正しい食べ方
送信日 : 1998年 3月24日 

3月21日、12時から始まる通天閣歌謡劇場に9時45分に着き
9時50分の開門と同時に席を確保したあと外へ出て
開演までの時間を通天閣界隈・新世界でつぶすことにしました

外へ出てすぐ、ミニスカートの大柄の女の人が前から歩いて来ました
新世界を若い女性が一人で歩いていることなどめったにありません
矯正視力0.6の私にもすぐにオカマだと分かりました
すれ違う時に見ると、エラが張り、ひげ剃り後が青々として、喉仏が目立つ
時々テレビで見る女よりも可愛いニューハーフとは違う
いわゆる化け物タイプのオカマです

大阪に来て是非食べたい食べ物といえばドテ焼きです
昨夜は演歌歌手とホテルのレストランで会食だったのでその機会がありませんでし
た
新世界では午前10時のこの段階で2〜30件の飲み屋が開いています
私はドテ焼きと串揚げの専門店に入りました
ここのドテ焼きはおでんの牛スジみたいに竹串に刺してあります
1本100円 5本食べました
串揚げはも、豚、タマネギ、青トウ、玉子、豚カツを注文しました

この店の竹串は再利用をしていました
煮込む前のドテ焼きも揚げる前の串揚げも
竹串は既に何度も使い込んだ色をしていました
このことを私は決して非難しません
むしろ、大阪人のドケチぶりに親しみと尊敬の念を感じます

ザク切りのキャベツはサービスでテーブルの上に大盛りで置いてます
私は前回来た時は、皿に取ったキャベツに
ソースを付けた串揚げからしたたり落ちるソースを付けて食べていました
地元の客は手づかみで取ったキャベツをソース容器に直接突っ込んで
そのままかぶりついて食べていました 
これが本場大阪での正当キャベツの食べ方だったのです
この時、間違えて指まで突っ込んではいけません(指はいれないで・・・)
一度かじったキャベツをもう一度ソース容器に突っ込むこと
(これがいわゆる「二度付け」)は最も嫌われる行為です
ドテ焼きにからんでいた味噌タレが取り皿に残った場合
もったいないので、当然キャベツに付けてきれいに食べてしまいます

この店は濃厚なドテ焼きと油ギラギラ串揚げ以外のメニューはありません
新鮮でみずみずしいキャベツは貴重な食べ物になります
しかもタダです 私は串1本に付き、キャベツ5〜6枚のペースで食べました
ビール大瓶1本、チューハイ1杯を飲んで2千円でした
昼前からいい気分です  すっかり大阪人の気分です
店を変えて、お好み焼き・豚タマを食べて12時開演の通天閣歌謡劇場に備えたの
でした

   通天閣歌謡劇場友の会東京支部     樋 口 

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