スクープ!

マリンの解体新書

〜マリンはこうしてケアされている!〜

体をぴかぴかに磨いてあげよう!
とにかくブラシ!毎日ブラシ!ブラシは毎日かけてあげましょう!
ブラッシングしている時間は犬だけの事を考えて、犬のみに時間を費やす大切なひととき。犬だってわかっています。
ブラッシングしていると適度に油がまわるっていうか、被毛がつやつやしてきます。犬の体調のチェックやご機嫌もこのときによーく確かめてみましょう。
<マリンの場合>
マリンはだいたい、昼の休み時間にブラッシングしています。
コームは好きだけど、ブラシとスリッカーブラシは嫌いです。
抜け毛のシーズンにはゴム製のいぼいぼがついたごっつい抜け毛用ブラシを使っています。
だいたいおとなしくステイしているのですが、疲れてくると座り込んでしまいます。 

ひげ

ひげのカットはあなたのお好みで!でも1回切ったら一生切り続けるしかない!
ひげのカットはぜったいしなくちゃならない事ではないので、主人のお好みです。ひげのある顔が好きな人はカットしない。ひげが嫌いな人はカットします。
でも、1回カットしてしばらく放っておくとひげが中途半端に伸びてほんとにみっともないんです。だらしないっていうか、なさけないっていうか・・・。
だから、カットするなら一生する気でカットしましょう!なるべく短くね!<マリンの場合>
マリンは家に来たときにはひげがあったのですが、ブリーダーさんが一度家に遊びに来たときにカットしてくれました。
それまで何となく親父顔だったのが急にかわいくなって、それからカットをするようになりました。
でも、時々面倒くさくて放っておくと中途半端に伸びてなんだかオヤジくさい顔に・・・。それにカットも下手でブリーダーさんみたいにうまくいかないんだ。しくしく。 

芸能人(古い?)だけじゃない。犬だって歯が命!美しく保とう!
歯はやっぱり大切にしなくちゃいけません。ドライフードをばりばり食べるのも大好きな骨や蹄をカミカミできるのも強靱な歯があっての事。
犬本には歯磨きをさせると書いてありますが、これが結構難しいんですよ。
なかなか口の中をいじらせてくれません。すごい歯だからやってるこっちも恐いよね。
<マリンの場合>
1.硬いモノを噛ませる。2.歯ブラシを噛ませてごしごしする。3.デンタボーンを食べさせる。このどれかです。特にデンタボーンは効果絶大。
マリンの歯に硬そうな歯石がついてる時、TVで見たデンタボーンを試しに噛ませてみると・・・あらびっくり!歯石がなくなっちゃったのでした。 

目は口ほどにモノを言う。わかってあげるべし!
しっぽのないコーギーにとって表情を読みとってあげることは大切なコミュニケーション。喜びの目、訴える目、悲しい目、むっとした目。わかりますよね〜。

ところで、犬種によって目やにが出やすい犬とそうじゃない犬があるそうです。
コーギーはそれほどじゃないけど、目やにを見つけたらすぐ拭いて清潔にしてあげましょう。目やにがたまって目頭が赤っぽくなるのはなんだか哀れっぽいですよね。
<マリンの場合>
生後8ヶ月頃、黄色い目やにが出て、動物病院で目薬をもらいました。
今まで目薬なんて点したことなかったのでそれはそれは大騒動になってしまって・・・。
パパがマリンの両肩を押さえて仰向けにし、ママがさっと目薬を点すという具合です。「やだやだやだやだやだーーーっ!」じたばたもがくマリン。おかげでなかなかねらいが定まらず何度も何度も点すハメになったのでした。 

耳は常に匂ってみるしかない!臭いと絶対トラブルがある!
表面がきれいでも意外と奥の方が汚れているかも。
耳のトラブルをいち早く発見するためには、耳掃除とともに、耳の匂いを嗅いでみるのがいいようです。耳ダニがいると赤っぽい汚れとともにすえたようなつーーーんとくる匂いがあります。だいたい、わんの耳って臭いものなので、常ににおっておいていつもの臭さよりもさらに臭いと思ったらご用心です。
耳をかゆがって後足でがりがり掻いたりする事が続いたら注意しましょう。
<マリンの場合>
「先生!耳が臭いんです!耳ダニかもしれない!」と病院へ駆け込んだママ。だって、マリンの耳から糠のような何ともいえない変な匂いがするんだもん。
「このぐらいは体臭のうちです。ちっとも臭くない。耳の中もきれいだし。耳ダニだともっと異様な匂いがするんですよ。もっとかゆがるし。」と先生。あ、そーなんだ。でも、耳ダニは恐い病気です。綿棒にベビーローションをつけて丁寧にケアしよう。ママの小指だとベビーのおしりふきを巻いてぐりぐりしてあげると気持ちいいみたい。マリンちゃんうっとりです。 

足を守るためにはマメまわりのカットだ!
肉球(我が家ではマメと呼ばれている)の周りの毛はこまめにカットしましょう。のばしていると床で滑ったり、変な歩き方になったりします。
ホント、どーしてこんな所にいらない毛が生えて来ちゃうんでしょうか?あ、人間も同じだね(ワキとかスネとか)。犬にも部分の永久脱毛とかあればいいのにな。
<マリンの場合>
面倒くさがって、長い間切らないでいたらある日マリンがつるっと床ですべっていました。ははは、マリンが滑ってるやー。と笑っていたのですが、ふと思い当たることが・・・。そうです。マメまわり毛が伸び放題でマメを覆うようにかぶさっていたのです。いざカットしようとしたらマメにぴったりとくっつき、一部同化しつつあってはがれない。毛のくっついている部分のマメはついてない部分のマメにくらべて弱くて柔らかい。放っておくと足を悪くするかもしれなかったー。
このときは何とか全部カットできましたが、もっと放置するともう毛がはがれなかったかも。どうかみなさん、同じ轍を踏まないようにね。 

う○ちに触ることを恐れるべからず!尻の毛カットはするべからず!
コーギーのおしりのふさふさ毛はいつも美しくなくてはいけない。う○ちでよごれちゃったら早めに洗うことが肝心です。
面倒がって放置したり、乾くのをまってブラシで落としたりそーゆーのはやめましょう。
おしりまわりを清潔にしておかないでおしりがただれちゃった子もいます。排泄の度に痛がって鳴いてほんとに可愛そうだった。(病院へ連れて行けばいいのにねー)
<マリンの場合>
マリンは子犬の頃、ホントによくお腹をこわしてました。ただの下痢ならまだしも水下痢とか血の下痢になったこともありしょっちゅう病院通いでした。
下痢の度におしりを洗うのが大変だったので、おしりの周りの毛をまるくカットしてみました。きっとすぐ生えるだろうと思って・・・。それが不幸の始まり。
カットして自信満々にブリーダーさんに見せたところ、「鹿のケツ」と爆笑されていしまいました。ぎゃー。はずかしいー。
しかも、お尻や脚の飾り毛は一度切るとなかなか次生えそろわないのだとか。
それから1年間はずーっとよそのコーギーの美しいおしりにコンプレックス持ってました。最近ようやく生えそろい、もう2度と尻の毛カットはしないと心に誓った山田夫婦なのでした。