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ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
シサックを所有するヴァアラール家は、ボルドーで最も献身的な所有者の1つだ。したがって、彼らの最愛のシャトー・シサックは、メドック中央部でも最高のブルジョワ級ワインを生産している。
シサックの町の真北に位置するこのシャトーは、とても伝統的な、フルボディでタニックで、暗い色の興味深いワインを約1万8000ケース生産している。シサックのワインは普通は若いうちは頑固で、抑制がきいているが、6年目に真の個性を見せ始め、瓶の中で10〜15年は楽々と熟成して、よくなっていく。
シサックのワインは特にイギリスで人気がある。また、(ブルジョワ級にしては)ゆっくりした、しかし確実な成長を待つだけの忍耐力があるアメリカのワイン通の間でも人気が高まっているようだ。
平均年間生産量:16万本、セカンド12万本
畑 面積:50ha、平均樹齢:30年、植樹密度:7200本、平均収量:50hl/ha
育成:発酵とマセレーションは温度調節されたステンレスと木の槽で3〜4週間。熟成は新樽30〜40%で18〜24ヶ月。清澄も濾過も行う。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン75%、メルロー20%、プティ・ヴェルド5% |
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