ファインワイン【宮武酒店ネットウェーブ】
 クロ・フルテ  (ボルドー:サンテミリオン地区)
Clos Fourtet Saint-Emilion Premiers Grand Cru Classe B
http://www.closfourtet.com/
復活したサンテミリオンのトップシャトー

ヴィンテージ
GRAND VIN
2005

2003
2000

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 このシャトーはサン=テミリオンのほぼ入り口、レグリーズ広場とオテル・プレザンスの反対側のコート・サン=テミリオンの上にある。最近まで、クロ・フルテで最も興味深かったのは、ボルドー地方で最も優れたものの1つである大きな地下のワイン・セラーであった。このワイナリーは、高い評価を受けているが、過大評価されている多くのサン=テミリオンの第一特別級と同様、良好ではあるがこの格付けの水準に達しないワインを過去20年間にわたってつくってきた。ワインは、個性がなく、鈍重でずんぐりとして、辛口で収斂味のある果実味を感じさせる。また年月を重ねることはできるが良好にはならないという奇妙な特徴に苦しめられてきた。つまり、便の中で良好に熟成したためしがなかったのである。まずリュルトン一族が、そして、現在フィリップ・キュヴェリエがこのワインの質を向上させるために真剣に取り組み、その成果が1989年以降のほぼすべてのヴィンテージに現れている。

〜一般的な評価〜
 いたるところに登場するリュルトン一族のかじ取りのもとで、クロ・フルテは1980年代から1990年代にかけてよくなった。古典的なクロ・フルテはよみがえり、パリの実業家フィリップ・キュヴェリエに売却された。彼は継続してクロ・フルテの品質を改善している。

平均年間生産量:7万本
畑 面積:18.0ha、平均樹齢:25年、植樹密度:6600本/ha、平均収量:38hl/ha
育て方:15日間の発酵と30日間のマセレーションは温度管理された二重に裏打ちされている、開放型フラットトップの、50/70hl入りステンレス槽で(区画ごとに別々の醸造法ができるようになっている)手作業でビジャージュしながら行う。古典的なクロ・フルテはよみがえり、パリの実業家フィリップ・キュヴェリエに売却された。彼は継続してクロ・フルテの品質を改善している。
ブドウ品種:メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニョン15%、カベルネ・フラン5%
所有者:フィリップ・キュヴェリエ


◆◇◆GRAND VIN◆◇◆
グラン・ヴァン

Clos Fourtet (税込み価格)
2005 クロ・フルテ 13.000円
PP94〜96

メルロー85%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソーヴィニョン5%


Clos Fourtet (税込み価格)
2003 クロ・フルテ 8.400円
[赤・フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 2003年は、反すべもなく、私がこれまでに試飲したクロ・フルテで最も偉大なワイン。色は、濃い紫色をしていて、フルボディの、深みと噛みごたえのあるワインで、微妙な樽香、エスプレッソ・ロースト、ほのかなチョコレートのほか、ローストした肉汁と織りまぜられたあふれんばかりの量のブラックカラントの果実味を感じる。余韻の長い、豪勢な、フルボディで、強いグリセリンと凝縮感、超絶的に融合したタンニンがある。この美酒はクロ・フルテのワイン醸造の金字塔である。別々の機会に3度試飲したが、事実上同等の趣を感じた。予想される飲み頃:2008〜2020年以降。 ポイント94〜96
メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン


Clos Fourtet (税込み価格)
2000 クロ・フルテ 12.900円
[赤・フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 縁いっぱいまでの濃い暗いプラム/紫色が、このしっかりしたフルボディの作品を特徴づける。印象的な、濃厚なワインで、たっぷりの力強さとともに、木炭、ブラックベリージャム、甘草、香ばしい新樽の趣を感じる。十分な大きさ、硬いタンニン、傑出したブドウの完熟感があり、全体的に見て芳醇さのある格別のワインで、長年にわたってつくってきた中で最上のクロ・フルテだと言えよう。また、非常に長命でもあるはずである。予想される飲み頃:2010〜2022年。 ポイント90+
メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン


          

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