ファインワイン【宮武酒店ネットウェーブ】
 シャトー・クロワゼ・バージュ  (メドック地区ポイヤック村・第五級)
Chateau Croizet-Bages
ポイヤック村のお買い得シャトー

ヴィンテージ
GRAND VIN
2006
2005
2003
2000
1996

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 クロワゼ=バージュは、マルゴーの有名なローザン=ガシーとブルジョワ級ながらも信頼のおけるベ・ロルム・トロンコワ・ド・ラランドも所有している、キエ家が所有・運営している。いつ飲んでも思うのだが、ポイヤックで最も軽く、最も早く飲み頃になるワインの1つで、一貫して期待を裏切り続けている。畑はバージュの丘に理想的に位置し、樹齢もそこそこで(20年)、伝統的な醸造方法をとっているのだが、収量の多さがこのワインにがっかりさせられる原因の1つかもしれない。もっとも、ものすごく深みがあったり壮観なものになることはないにせよ、健全で、穏やかで、やわらかくて、フルーティなワインで、たいていは4〜5年で十分な飲み頃になる。1990年代半ばにはいくつか出来のよいヴィンテージが現れたのが期待を持てる要素である。

〜一般的な評価〜
 1994年までは過去の不出来からペデスクローとともにボルドーで最も凡庸な格付けシャトーと位置付けられていた。1995年以降はよくなってきたが、それでも格付けにふさわしいものとはなっていない。最高の出来でも良好なブルジョワ級と同等でしかない。ただし、強調しておくが、価格は極めて手頃である。2000年のようなヴィンテージのものなら普段用よりはよい。消費者の興味を引くだけの価値はある。8〜10年以上は寝かせないこと。

平均年間生産量:15万本
畑 面積:30ha、平均樹齢:28年、植樹密度:6500本/haおよび8000本/ha、平均収量:55hl/ha
育成:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレスタンクで3週間。収量の一部は新樽マロラクティックされる。熟成は18ヶ月。そのうち14ヶ月は新樽25%。卵白で清澄し、瓶詰め時には濾過を行う。
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン54%、メルロー38%、カベルネ・フラン8%
所有者:ジャン=ミシェル・キエ


◆◇◆GRAND VIN◆◇◆
グラン・ヴァン

Chateau Croizet-Bages (税込み価格)
2006 シャトー・クロワゼ・バージュ 2.890円


Chateau Croizet-Bages (税込み価格)
2005 シャトー・クロワゼ・バージュ 4.410円


Chateau Croizet-Bages (税込み価格)
2003 シャトー・クロワゼ・バージュ 3.980円
[赤:フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 期待を裏切る生産者にしては良好な作品だ。エレガントで、気持ちよい、ピクニック・スタイルのポイヤックで、魅力的なカラントやチェリーの果実味があり、ミディアムボディで、酸は弱く、フィニッシュはやわらかい。向こう7〜8年で飲むこと。
ポイント85〜87

カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン


Chateau Croizet-Bages (税込み価格)
2000 シャトー・クロワゼ・バージュ 5.430円
[赤:フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 チャーミングで、中量級のポイヤックの2000年クロワゼ=バージュは、甘い果実味や良好な深みがあるが、フニッシュは短い。最初の10年で飲むのが最良である。
最終試飲年月:2003年1月
ポイント86

カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン


Chateau Croizet-Bages (税込み価格)
1996 シャトー・クロワゼ・バージュ 5.980円
[赤:フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 このワインは予想以上に出来がよかった。暗いルビー色をしており、甘い、エレガントな趣はブラックカラント、チェリー、スパイシーなオーク、西洋杉を思わせる。ミディアムボディでのワインで、タンニンは甘く、フィニッシュはほどほどに長い。純粋なつくりで、深みは良好。このヴィンテージのポイヤックとしてはより外向的なワインの1つだ。
予想される飲み頃:現在〜2014年。最終試飲年月:2000年3月
ポイント87

カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン


          

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