ファインワイン【宮武酒店ネットウェーブ】
 シャトー・ド・サル  (ボルドー:ポムロール地区)
Chateau de Sales
ポムロール最大の畑を所有する安定したシャトー

ヴィンテージ
GRAND VIN
1999
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 ド・サルはポムロールで最も大きい畑を持つシャトーであり、アペラシオン唯一の壮大なシャトーを誇る。このシャトーはポムロールの北西端に位置しており、ブドウ畑は大半が砂質と砂礫が混ざった土壌にある。所有者と経営者はランベール家である。ポムロールで最も楽しめるワインとなりつつあり、純粋で、しなやかで、艶とまろやかさをもつ惜しみのない熟した果実味と、みずみずしい、絹のような個性が評価されている。ド・サルは1980年代と1990年代にはムラがあったが、最近のヴィンテージは、とりわけ好調である。力強く、攻撃的で、樽香の強い、大柄なワインではなく、いつもすぐ飲むことができる。しかも早熟なスタイルにかかわらず、優に10年から12年熟成を続けていくだけの力もしっかり持っている。
 安定した良好なワインとはいえ、サルは偉大なポムロールにならないだろう。だが、価格はいまだに控えめで、お値打ち感がある。

〜一般的な評価〜
 1980年代から1990年代半ばまでの困難な時期を経て、ド・サルは復活した。これは消費者にとってといニュースである。このシャトーは、最も価格がリーズナブルなポムロールの1つを提供している。


平均年間生産量:15万本
畑 面積:47.5ha、平均樹齢:30年、植樹密度:5600本/ha、平均収量:49hl/ha
育成:発酵とマセレーションは温度管理されたコンクリート槽(最高30℃)で18〜24日間。マロラクティック後の18ヶ月の熟成は、半分が樽(毎年3分の1ずつ更新)で、の炉利は槽で(ローテーションは3ヶ月ごとの澱引きの時に行う)行う。清澄と、瓶詰の時には軽い濾過を行う。
ブドウ品種:メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニョン15%、カベルネ・フラン15%
所有者:GFAデュ・シャトー・ド・サル


◆◇◆GRAND VIN◆◇◆
グラン・ヴァン

Chateau de Sales (税込み価格)
1999 シャトー・ド・サル 3.980円
[赤・フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 ブルゴーニュ風のスタイルの、あり余るほどのブラックチェリーの果実や、広がりのある、食欲をそそる舌触り、セクシーな香り、大量のグリセリンや果実味のあるワインを探し求めている読者諸氏にチェックしていただきたい。ミディアムボディで、みずみずしいワインだ。向こう10年で飲んでいただきたい。最終試飲月2002年3月
ポイント88
メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン


          

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