シャトー・ランシュ・ムーサ (メドック地区ポイヤック村・第五級) |
Chateau Lynsh-Moussas |
〜一般的な評価〜 畑の立地条件はとく、1994年以降は品質にもいくつか目立った改善が見られるにもかかわらず、このシャトーは中身やふくよかさに欠けているのを気になるほどのタンニンで埋め合わせたような、そこそこのワインを生産することに満足してしまっているようだ。この五級シャトーの出来はブルジョワ級と同レベルである。この価格帯ならもっとよいワインを買うことができる。さらに加えて、ランシュ=ムーサを長く寝かせすぎるのはおすすめできない。タンニンが十分に溶けこむ前に果実味が姿を消してしまう傾向があるのだ。 平均年間生産量:24万8000本 畑 面積:58.0ha、平均樹齢:25年、植樹密度:8300本/ha、平均収量:55hl/ha 育成:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレスタンクで21日間。熟成は60%が新樽、40%が1年使った樽で12〜16ヶ月。清澄はするが、濾過はしない。 ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン70%、メルロー30% 所有者:カステジャ家
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