ファインワイン【宮武酒店ネットウェーブ】
 シャトー・ソシアンド・マレ (メドック地区オー・メドックAC/サン・スーラン村)
Chateau Sociando-Mallet http://www.sociandomallet.com/
第二級に昇格させるべき、すばらしい躍進のシャトー

 近年大人気で、評論家、マスコミなど各方面から絶賛のシャトーです。非公式な格付けが行われると、必ずトップグループに上がってきます。現在の格付けなんか関係ない!?、、優れた品質は、高い評価に裏打ちされた確かなものです。

 2003年にボルドー商工会議所にて、ブルジョワ級の見直しが行われた際に、申請をしなかったために現在はブルジョワ級から選外に格下げされています。
 シャトーにとったら、ブルジョワ級の格付けを希望していないのでしょうね。

ヴィンテージ
GRAND VIN
2006
2005
2002

2001
1998
1997

Second Vin
2008
2006
2003
2002
2001
1998

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 サン=スーラン=ドゥ=カドゥルヌにあるソシァンド=マレは、10年から25年間優雅に寝かせることを意図した非常に高い品質の、妥協を知らないワインをつくっている。畑は、ジロンド河を望む贅沢な場所にあり、この荒廃していたシャトーを1969年に買ったジャン・ゴートローが細心の注意を払ってつくるワインは、インクのように黒っぽいルビー色で、極めて凝縮感があり、フルボディで、口すぼってしまうようなタンニンがたっぷりある。ソシァンド=マレは、メドックのどのワインよりも長持ちする可能性の高いワインだ、と主張した評論家もいる。ソシァンド=マレの優れた品質の鍵は数多くある。まず、非常に日あたりがよく、排水もよい、砂利の多い土壌の卓越した畑、1ha あたりの植樹植度の高さ(8000本)、そして手摘みの技術である。32℃から33℃の発酵温度、3週間またはそれ以上のマセラシオン期間、100%の新樽使用率、そして清澄や濾過を行わないことなども、このシャトーの水準の高さを示している。
 これらのことによってもたらされる結果は、異論の余地がない。ソシァンド=マレが多くの格付けワインと優に肩を並べることができ、フランスのワイン通の間で評判が高まっている。その大半が国内で買われていることからも、すでに証明済みである。

平均年間生産量:30万本
畑 面積:66ha、平均樹齢:25〜30年、密植度:8800本、平均収量:50〜55hl/ha
育成:発酵と20日間のマセレーションは温度管理された槽で行う。熟成はオークの新樽100%で11ヶ月。清澄も濾過処理もしない。
ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニョン55%、メルロー40%、カベルネ・フランとプティ・ヴェルド5%
所有者:ジャン・ゴートロー
Chateau Sociando-Mallet

◆◇◆GRAND VIN◆◇◆
グラン・ヴァン

Chateau Sociando-Mallet (税込み価格)
2006 シャトー・ソシアンド・マレ 3.700円
PP90〜92

Chateau Sociando-Mallet (税込み価格)
2005 シャトー・ソシアンド・マレ 7.300円
[赤・フルボディ]
 このエステートは、30年以上も楽しめるワインを造りあげた! インキーな紫色で少し消極的で硬いこのワインは、石墨、砕いた岩、クレーム・ド・カシス、燻製やグリルのクラッシックな香りがある。上質の酸味と完熟感、優れたミネラル感のあるミディアムからフルボディのワイン。タンニンは豊富。まだ若いのでしばらく熟成が必要である。今後30年以上は楽しめる。予想される飲み頃:2015〜2035
ポイント91
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド

Chateau Sociando-Mallet (税込み価格)
2002 シャトー・ソシアンド・マレ 6.500円
[赤・フルボディ]
 これは厳格な、気が滅入るほど内向的であるが将来有望な凝縮感のある、古典的な、妥協のない作品だ。縁いっぱいまで濃い紫色をしており、ミネラル、クレーム・ド・カシス、チェリー、細かく砕いた小石の趣も感じられる。濃厚で、ミディアムからフルボディ。耐え難いほどタニックで内向的だから、たぶんあと10年は触れないほうがよいだろう。その後25年は生き延びるはずである。1975年の再来のようだ。
ポイント89〜91
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド

Chateau Sociando-Mallet (税込み価格)
2001 シャトー・ソシアンド・マレ 4.480円
[赤・フルボディ]
 私は瓶詰め後2度試飲したが、この2001年は、目を見張るほどの出来で、樽から試飲した時の印象的な出来すらかすむほどなのである。どこから見ても2000年と同じくらい力強いようだ・・・簡単な業績ではない。このヴィンテージにおけるすばらしい掘り出し物だ。格付けされていないワインなどではなく、一級ワインに近い味がする。インクのような/青/紫色をしており、壮観なブーケは鉛筆の削りくず、インク、ブラックベリー、西洋杉、土を思わせる。フルボディで、舌触りはすごく、凝縮感は夢のようにすばらしく、タンニンもほどほどに強い。重々しい、型破りな2001年だ。試飲してみるまでは信じられないに違いない。輝かしい業績である!
飲み頃予想:2008年から2020年 ポイント93
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド

Chateau Sociando-Mallet (税込み価格)
1998 シャトー・ソシアンド・マレ 5.250円

Chateau Sociando-Mallet (税込み価格)
1997 シャトー・ソシアンド・マレ 5.670円
[赤・フルボディ]
 私はこのワインの方が1996年ものより好きだ。何よりもまず、これは過去10年間で最も外向的で、素直なソシァンド=マレのひとつである。色は混じりけがなくて非常に濃い紫。酸度は極めて低いが、何ともいえず魅力的で、ヴァニリンと混じり合った甘いカシスのリキュールのような果実、鉛筆、そしてミネラルのアロマが、贅沢な層を成す。ミディアムボディで、著しく凝縮しており、このような若いソシァンド=マレとしてはなめらかな舌触り。若いうちに十分飲めるワインであり、しかも12年から15年はもつだろう。非常に印象的。
飲み頃予想:2000年から2016年 最終試飲月:98年3月 ポイント90〜91
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド


◆◇◆Second Vin◆◇◆
セカンド・ワイン

La Demoiselle de Sociando-Mallet (税込み価格)
2008 ラ・ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ 2.630円
2006 ラ・ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ 2.690円
2003 ラ・ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ 4.320円
2002 ラ・ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ 2.520円
2001 ラ・ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ 2,410円
1998 ラ・ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ 4.440円
[赤・フルボディ]
※※※
ラベルのとんぼのマークが可愛らしいシャトー・ソシアンド・マレのセカンドワイン。ファーストを少しチャーミングにした感じで、上品にまとまった人気のワイン。


          

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