アルベール・ベル家　　（コート・デュ・ローヌ）

Albert Belle クローズ・エルミタージュを表舞台に導いたアルベール・ベル 　クローズ・エルミタージュは長い間エルミタージュの影に隠れて、表舞台に立つ事はありませんでした。しかし、時代は変わり、タン・エルミタージュの組合から独立した一部の生産者たちの真剣な取り組みにより、エルミタージュの酒質に迫るクローズ・エルミタージュが生まれています。 アルベール・ベル　★★★★ロバート・パーカーJr.「ローヌ・ルネッサンス」より 　アルベール・ベルとその息子は、1990年にタン生産者組合から脱退して自分達の19haの畑から造られるワインを瓶詰めして市場に出すようになってから、大きく飛躍を遂げている。中略、彼のワインに掛ける情熱は明白である。彼は（痩せていて控えめだが）、息子が充分に自分の力になれる年齢に達するまで独立を見合わせていたのである。200個の新樽を含めすべてが真新しいが、彼の思想は徹底して伝統的である。葡萄畑は、ポン・ド・リゼールとレ・シャスイ周辺に僅かな平地はあるが、そのほとんどがラルナージュの丘陵地帯にある。 Crozes Hermitage Les Pierrelles 2001　クローズ・エルミタージュ　レ・ピエレル （税込み価格）　２.４５０円 ［赤・ミディアム］ “レ・ピエレル”は平地にある畑です。30年以上樹齢からなる葡萄をすべて手摘みにし収穫量を40hl/haにおさえています。25日間マセラシオンし、タンクで12月末までマロラクティック発酵します。その後、新樽、1年樽、2年樽、3年樽、4年樽（各20％）で1年間熟成させ、フィルターを通さずに瓶詰めされます。 輝きのあるルビー色で、華やかな果実の香りがあり、熟した果実味が柔らかく口中に広がります。 シラー100％ ロバ−ト・パ−カ−Jr.「ワインアドヴォケイト」より 　10％新樽使用の、濃いルビー/パープル色で、シラーの果実味のあふれる豪華で肉つきのよいワイン。ミデいアムボディで、豊富なグリセリン、酸はあまり多くなく、たっぷりとした甘味の個性的で、このフルーツ爆弾の飲み頃はいまから8年から10年でしょう。私が試したアルベール・ベルのラインナップの中で最強のものです。この価格帯はスーパーお値打ち価格です。　90点

　　　　　　　　　　

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