バイオダイナミック農法を実践するエルミタージュの名門
M. シャプティエ社はエルミタージュ、サン・ジョゼフ、コート・ロティ、コンドリュー、クローズ・エルミタージュの北部ローヌはもちろん、南部のシャトーヌフ・デュ・パープにいたるまで、80ヘクタールを超える面積の自社畑を所有しています。代々、シャプティエ家によって会社は守られ、今日では社長であり醸造家でもあるミッシェル・シャプティエによって支えられています。
|
|
|
自社畑で生産されるワインはすべて公的にオーガニックワインとして認められています。ミッシェル・シャプティエは、現在、バイオダイナミクスを実践する欧州ワイン生産者協同組合の副会長を務めています。 |
現在、M. シャプティエ社のすべての自社畑において、バイオダイナミクス農法が推し進められています。しかし一方、ネゴシアン・ワインのなかには従来の栽培法によるものもあり、これらのワインはオーガニック(有機)栽培ワインとは認められていません。
【点字ラベル】
1995年ヴィンテージから、点字表記のラベルを採用しています。これはシャプティエ家の友人に、ことのほかエルミタージュ・ブラン・シャンタルエットが好きな盲目のシャンソン歌手がおり、彼女が「いつもテーブルの上にこのワインがあることが確かめられれば」と言ったことが事の始まりだそうです。 |
|
|
|
|
[白:辛口]
南仏ラング・ドックで造られるワイン。白桃や白い花の華やかな香り、豊かな果実味をフレッシュで心地よい酸味が引き締めています。
テレ・ブラン、ロール |
|
|
[赤・ミディアムボディ]
南仏ラング・ドックで造られるワイン。赤いベリー、カシスの香り、果実味のあるフレッシュで柔らかな味わい。
シラー、グルナッシュ |
|
|
[赤・ミディアムボディ]
2000年からコート・ド・ルーションのドメーヌ・ド・ビラオーとの共同経営から生まれるワイン。畑はアグレイ渓谷に位置しています。デボン紀の片麻岩と片岩からなる土壌です。収穫は手作業にて行われ、100%除梗。毎日テイスティングを行いながらマセラシオンは2〜4週間行い、毎日のパンチングダウンで抽出し、タンク100%で熟成。
ブラック・チェリーを思わせる香り、しっかりとした骨格と豊かなボディがあり、味わいの中ほどは暖かいルーシヨン地方のハーブとスパイスを感じます。
シラー、グルナッシュ、カリニャン |
|
[赤・フルボディ]
平均樹齢20年とエルミタージュでは若い樹齢のブドウの木から“ミュール・ド・ラルナージュ”が造られます。完熟期に手摘みで収穫されたブドウは100%除梗され、開放式樫樽で醸造されます。ピジャージュを毎日2回行うことによってフェノールなどのブドウのエキス分が良く抽出されます。澱引きを数回行うので、清澄作業はゆっくりと自然に行われます。
濃いガーネット色。小さめな赤い果実や、クロイチゴ、スミレの花を思わせる香り、まろやかでエレガントです。タンニンは柔らかく、カシスやフランボワーズの風味が余韻に残ります。
シラー100% |
|