Domaine des Senechaux
ボルドーの名門シャトー・ランシュ・バージュを所有する「カーズ・ファミリー」による新たな挑戦
アヴィニョン市とオランジュ市のちょうど中間ほどにあるシャトー・ヌフ・ド・パプの町の中心部にある長い歴史を持つドメーヌですが、長い間畑は管理されておらず、荒れ果てた状態でした。93年にルー家が買収してから栽培に力を入れ、病気の株は植え替えをするなど目覚しい発展をとげています。現在AOC区画に25ha、ヴァン・ド・ターブル区画に1haの合計26haを所有しています。
06年に、ボルドーの名門シャトー・ランシュ・バージュを所有する「カーズ・ファミリー」が買収し、同家はローヌ地方に初進出し、新たな挑戦を始めています。
カーズ氏は前所有者の時代から手腕を発揮していたベルナール・トランシュコスト氏を筆頭としたチームをそのまま残しワイン造りを続けています。なぜなら、彼らはとてもまじめで、その土地のテロワールを良く理解していたからです。
だからと言って何も変化していないわけではありません。以前、セネショーでは発酵後、60%を大樽で、40%をステンレスで熟成させ、比較的早く瓶詰めを行っていましたが、ランシュ・バージュから1〜2年使用した質の高い樽を入手できるようになったため、約1年半熟成させ、より複雑味のあるワインを造る事ができるようになりました。 |
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Chateauneuf-du-Pape |
(税込み価格) |
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2006 シャトーヌフ・デュ・パブ ルージュ |
3.980円 |
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[赤:フルボディ]
発酵と醸しを26〜29日行い、抗酸化性の低いグルナッシュは50hlの大樽で、シラーとムールヴェードルは小樽で12〜14ヶ月間熟成させます。
深紫の色調で幾つかの過去のヴィンテージより黒味を帯びている。ブラックチェリーや上質な樽の香りが主体で微かにスパイスのアロマも感じられます。粘性が高く、奥深い果実味と綿密なタンニンが特徴的です。
グルナシュ64%、シラー19%、、ムールヴェードル15%、ヴァカレス、サンソー
カーズ家の取得は公式には07年1月ですが、06年9月には既に仮契約書に調印していたため、収穫から醸造まで全ての工程にチーム・カーズは関与しています。06年は乾燥した年で、粘度とフェノール化合物の成熟速度が異なりましたが、シラーとムールヴェードル05年より複雑味のあるブドウが収穫できました。
パーカーポイント90 |
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Chateauneuf-du-Pape Blanc |
(税込み価格) |
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2007 シャトーヌフ・デュ・パブ ブラン |
3.980円 |
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[白:辛口]
ルーサンヌは樽内(新樽15%、残りは1年樽)で発酵と熟成を行い、その他の品種はステンレスタンクで実施。
明るく緑色を帯びた黄金色の色調で、白桃や白い花のアロマ、樽熟成のルーサンヌに由来するスパイスが複雑に溶け込んでいます。エレガントでありながら濃密なテクスチャーが印象的で南国フルーツの風味が余韻として残ります。
ルーサンヌ、ブルナッシュ・ブラン、クレレット、ブール・ブラン
07年は、2度にわたり収穫を行った区画もあったが、総体的に理想的熟度に達しため、アルコール度数が上がりすぎないよう例年より早めの収穫を実施しました。グルナッシュ・ブランは8/31日、クレレットは9/10日に収穫を開始し、ルーサンヌは完璧なまでの熟度による豊かさを、その他の品種はアロマの繊細さやフィネスにおいて卓越した結果をもたらしました。
パーカーポイント89
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