ファインワイン【宮武酒店ネットウェーブ】
 カヴァルキーナ  (ヴェネト)    
Cavalchina http://www.cavalchina.com/

 カヴァルキーナの名は、ワイナリーのある地域の名前で、カヴァルキーニ伯爵の邸があったことに因んでいます。ワイン造りの歴史は古く、1848年には既にクストーツァの地域において最も重要なワイン生産者として記録されています。1911年にピオーナ家の所有となり、この地域に重要な変革をもたらしました。ピオーナは、当時すでにこの地で栽培されていたトカイ、コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラはもちろんのこと、新しくフェルナンダ、ガルガネーガ、トレッビアーノ・トスカーノといった品種の栽培を始めました。様々な研究の結果、この地で最も人気のあったソアーヴェに匹敵する白ワインが産まれました。それがビアンコ・ディ・クストーツァです。1962年に初めて瓶詰めされ、ヴィーノ・ダ・ターヴォラとして売り出されました。質よりも量が重要視されていた当時、このような品質を重視したプレミアム的なタイプのワインを市場に送り出すことは容易ではありませんでしたが、粘り強い努力の結果、1971年にD.O.C.に指定されるまでになりました。所有する畑は、ガルダ湖の氷河によって形作られた太陽の光に恵まれた、半円形の盆地にあります。湖自体が、温度や風によるミクロクリマの重要な要因となっています。’04年からは、発酵からや温度管理もコンピューターで行なう新しい設備でワイン造りがされています。


La Rosa (税込み価格)
2008 ラ・ローザ 375ml 1.980円
[ロゼ:甘口]等級 I..G.T.
モスカートとモリナーラを陰干しして造ったパッシートです。葡萄は収穫後、陰干しします。糖分が潜在アルコール度18%になったら(通常は12月)、圧搾し、発酵前に2〜3日醸しを行います。発酵は10〜15日続き、アルコール度が約14%になったら、糖分とアルコールのバランスをとるため、移し替えをして発酵を止めます。難点は、モスカートはわずかにビターなトーンを持つため、パシートを飲みやすくするようバランスをとることです。翌年の春に瓶詰めされます。贅沢なレストランで最後に出てきてもらいたいデザートワインです。
モスカート、モリナーラ


          

ワイントップページ
宮武酒店 ML.Miyatake Netwave
〒760-0067 香川県高松市松福町2丁目8-9 tel087(821)0876 fax087(823)1323
Copyright 2000 ML.Miyatake all rights reserved