ファインワイン【宮武酒店ネットウェーブ】
 ジュゼッペ・クインタレッリ  (ヴェネト)
Azienda Agricola Giuseppe Quintarelli
イタリアの伝統が生きる蔵。長い経験から造り出される至極のワインはヴァルポリチェッラの常識を覆す。本物のアマローネを造リ出す情熱はいつまでも変わらない。

 ワイナリーの創業は1924年。ヴェローナ郊外の町、ネグラールの町から260m程上ったカ・パレッタ中腹、ヴァルポリチェッラ・クラシコ地区の中心部に位置し、12haの急勾配にあるぶどう畑(樹齢20〜30年)から、年間僅かに60.000本程のワインを生産している。ワイナリーの3代目に当たるジュゼッペ・クインタレッリは、自らを“Traditionalist(伝統主義者)” と称し、ヴァルポリチェッラ地区に代々伝わる伝統的なワイン造りを忠実に継承したワイン造りを行っている。友人でもあるフェラリーニ醸造学者のコンサルタントの下、栽培から醸造まで最終決定はすべてジュゼッペ・クインタレッリ本人が行っている。

『必要なモノは自然の中に全てある』
 ジュセッペ・クインタレッリは、ヴェネトの地で造られるヴァルポリチェッラ、アマローネを語る上で最も重要な生産者の一人であることは間違いない。機械化されたワイン造りが主流の現代において、農作業から醸造、ラベルを貼る作業まですべて手作業で行われている。醸造に関しても自然酵母での自然な発酵は勿論、発酵後も敢えて手を加えず、自然に任せたワイン造りに専念する。毎年僅かにリリースされるクインタレッリのワインのヴィンテージと同地区の他のワイナリーのワインのヴィンテージを比べれば、クインタレッリのワインの熟成の長さは一目瞭然。一部のワインにはバリックも極少量使用するが、基本的に伝統的なスロヴェニア産の古大樽を使い、ゆっくりと長い年月を経て完成に至る。

ワイン造りで重要な事は?
『良い畑、良い葡萄の木、良い環境、低い収量。良い労働者。なにより良いワインを造り続ける情熱と余計な事をしないでゆっくり待つ忍耐力である。良いワイン造りには時間も必要だ。』


Primofiore (税込み価格)
2005 プリモフィオーレ 5.250円
[赤:フルボディ]等級:I.G.T.
アマローネと同様に陰干ししたぶどうで造られる。クインタレッリのワイン造りを体感できる売り切れ御免のワイン。
PP87
カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨン50%、コルヴィーナとコルヴィノーネ50%


Amarone della Valpolicella Classico Superiore (税込み価格)
2000 アマローネ・デッラ・ヴァルボリチェッラ・・クラシコ・スペリオーレ 31.500円
[赤:フルボディ]等級:D.O.C.
半乾燥させたぶどうを、天然酵母でゆっくりと(約2ヶ月)発酵させ、スロヴェニアオークの樽で7年間の熟成後リリース。高いアルコールとエキス分の濃さ、ワインの構成から長熟の高いポテンシャルを持つ。最良年にしかアマローネは造らず、また納得の行くクオリティでない年にはリリースしない。90年代には5ヴィンテージ造られた。アーモンドのほろ苦い香りやチェリーを思わせる繊細な香り、凝縮感のあるアロマ。干しぶどうやジャム、様々なスパイスの混じりあった味わいは、他に例をみないほどの複雑味がある。深みがあり余韻の長いワイン。
PP96+
コルヴィーナ、コルヴィオーネ55%、 ロンディネッラ30%、カベルネ、ネッビオーロ、クロアティーナ、サンジョヴェーゼ計15%


          

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