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[白:辛口]
2004年と違って、ボルドー液を使わず、房をつけたままブドウを圧搾し、搾汁率は50%台に抑えた。ラベルにはニューヨーク在住の日本画家、千住博の作品を採用。「2005」は、4月15日から発売され、海外に2万本輸出され、国内販売は限定5.000本。
甲州100%
透明感のある淡い黄緑色。穏やかな金柑などの柑橘系の香りに、爽やかな酸味、ミネラル感がワインを引き締めています。甲州種の欠点であるアフターの青っぽさ、苦味などは感じられません。
ロバート・パーカー氏コメント 甲州プロジェクトWEBサイトより
KOSHU2005“Rising Sun”これからスターになるワイン
去年も今年もとてもかろやかでドライ、アルコール度が低く(10%)、マロラクティック発酵を施させていないこのワイン。ロワールのソーヴィニョンとミュスカデを、足して二で割ったようなものを想起させる。まさにさわやかで心地よく、寿司や刺身のお供に、心おきなく飲むためのワインであることは明らかだ。味わいはドライ。この在来種は、ヴィニフェラ種と共通する若干のDNAを持っているように見受けられる。軽いアルコールが、このライトボディのワインに実によくマッチしている。さわやかで風味に富み、かといって尖ったところはない。いずれにしても良質なワインであり、マロラクティック発酵を行わずにタンク発酵させた、低アルコールのドライな白ワインを求める多くの人々を、喜ばせてくれることだろう。 |