ファインワイン【宮武酒店ネットウェーブ】
 シャトー・ド・クーレーヌ  (ロワール)
Chateau de Coulaine

 シャトー・ド・クーレーヌは15世紀に建設された歴史の趣きを感じさせてくれるシャトー。当時よりボナヴァンチュール家が所有しており、現当主エティエンヌは15代目に当たります。ワイン造りは祖父の代から始まり、エティエンヌが父親から引き継いだ畑は僅か1.5haでしたが、積極的な植樹により現在は20haを所有するに至りました。ブドウ栽培に於いては94年から有機栽培を導入し、97年にはAB(アグリキュルチュール・ビオロジック)の認証を取得。
 フランスのワイン専門誌「メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマン)2008年版」では「注目すべき生産者、1つ星間近」の高評価を得ています。


Chinon Soleil de Coulaine (税込み価格)
2007 シノン・ソレイユ・ド・クーレーヌ 1.940円
[赤・フルボディ]
使用されるブドウの区画名がボー・ソレイユである事と、ファーストヴィンテージであるこのキュヴェの最初の輸出国が日本(仏語でペイ・デュ・ソレイユ・ルヴァン)である事を記念して名付けられました。
手摘み収穫後、コンクリートタンクにて自然発酵。続くマロラクティック発酵は古樽で行い、その後6ヶ月間の樽熟成を施します。
仄かな赤系果実のアロマにスミレの花やクローヴ、黒胡椒などのスパイス香が優美に混じり合い、穏やかで滋味深く、おしとやかな味わいは当主エティエンヌが探求する「エレガントなカベルネ・フラン」を見事に創造しており、「プティット・ディアブレス」と呼ぶに相応しいスタイルです。
カベルネ・フラン


Chinon la Diablesse (税込み価格)
2006 シノン・ラ・ディアプレス 3.480円
[赤・フルボディ]
このシャトーを代表するフラッグシップワイン。現当主エティエンヌの先祖に当たるボナヴァンチュール夫人と義理の弟がシャトーの覇権争いをしていた18世紀、強引にシャトーの所有権を奪い取られた夫人がピストルで弟を殺害する事件が起こり、近隣の住民が彼女を「ディアブレス(悪女)」と呼び蔑んだ史実を元に命名されました。
このキュヴェには2つの区画(計1.5ha)のブドウをブレンド。手摘み収穫後、コンクリートタンクにて自然発酵。続くマロラクティック発酵は400Lの古樽(4〜5年)で行い、その後18ヶ月間の樽熟成を施します。
野生イチゴやブルーベリーの果実香とカベルネ・フランに由来する黒胡椒などスパイス香が優美に立ち上るアロマに、全ての要素が適度で懐深く、長い余韻が感じられる味わいが特徴的です。スキャンダラスなキュヴェ名とは対照的に、包容力があり穏やかなフェミニンスタイルです。
カベルネ・フラン

ラベルデザイン:マドレン・ヘルストロム氏
◆フェミニンスタイルと形容される柔らかく穏やかな女性的ワインを想起するため、全体的に曲線を多用したデザインに仕上がっています。

1.グラスの形状と女性の顔貌を曲線美で表現。
2.グラスに付着した口紅の跡。
3.赤ワインで汚れた指でグラスに触れ残った指紋。
4.ディアブレスが40-60年の古樹のブドウから造られており、樹齢が高くなると幹が太くなり歪曲した形になるイメージを抽象的に表現。


          

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