
読書記録1998年2月分
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2月28日(土)
本日のコミックス冊数:2冊 今年のコミックス総数:31冊
「銀河英雄伝説 9」 道原かつみ・作画 田中芳樹・原作 Chara COMICS
「特務戦隊シャインズマン 8」 橘皆無 PICHI COMICS POCKE SERIES
銀河英雄伝説の9巻といえば、ロイエンタールの話! というイメージがあるのですが、コミック版は、まだリップシュタット戦役の真っ最中です。ラインハルトとキルヒアイスが並んで歩いていた、一番いい時期ですね。後の展開を知る身としては、読んでいてちょっと辛いものもありました。そしてそこで終わるかーい!!
リップシュタット戦役は、個人的にちょっとこだわりもあるんですが…。
「シャインズマン」。話とは全然関係ないところで、松本くんが「佐々木くん」を連発するたびに、すますまの「佐々木くん」を連想してしまう私…。でも考えてみたら、これ、ちゃんとその声で連想して読んだことはほとんどないような気もします。まぁ、山寺さんと関さんぐらいかなぁ。
2月27日(金)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:18冊
「テロリスト 3 人形使い」 新堂奈槻 WINGS NOVELS
本日のコミックス冊数:2冊 今年のコミックス総数:29冊
「BUD BOY 7」 市東亮子 PRINCESS COMICS
「9番目のムサシ 4」 高橋美由紀 きらら16COMICS
新堂奈槻「テロリスト」。どうもこのタイトルは内容とそぐわない、という程度には、どたばたした話です。でも、かなり暗いですけど。
天才少年のエメット、人間よりも人間的なアンドロイドのルーパス、自分をロボットだと思いこんでいたレイ(サイボーグ)は、「人形使い」という称号持ち(=超一流)の何でも屋なのだが、リーダーのエメットが、チームを解散すると言い出した。一人にして放り出されると知ったレイは、なんとかそれを阻止できないか努力を始める。なぜなら、生まれたときからのつきあいであるルーパスとエメットは、表面上は仲良く見えたが、実はルーパスはエメットのことを殺したいほど憎んでいて、エメットもルーパスに殺されてもいいと思っていたから。そして、チームを解散したときが、まさにルーパスがエメットを殺すときだったから。そのことを知ってしまったレイは、まず、ことについて相談するために、エメットのいとこであり事情を良く知っているゾンギィ(これもちょっといわくつき)を呼び出して…。というのが今回のお話。内容説明は下手ですので、多分20%ぐらいしか説明できていないと思いますが…。でもって、今回が最終巻。
登場人物がそれぞれに馬鹿で不器用なんですけど、いいです。個人的にはルーパスが好きです。まぁ、彼にも、ちょっと判らないところはあるんですけど、私はアンドロイドじゃないので、彼のホントの気持ちは理解できないでしょうし…。なんだか、サイボーグとか、きわめて人間に近いアンドロイドとか、吸血鬼とか、どこかちょっとだけ(ちょっと?)人間と違うキャラクターには弱いです。話の終わり方としてはこれで良いと思いますけど、ちょっと、ルーパスを見たかったなという気がしないでもなし。
あとがきに、「レイが主人公の「テロリスト」シリーズはおしまいです」ってあるんですけど、これって、他のキャラの話はまだあるって解釈していいんでしょうか? 他の話があるなら読みたいし、でも、この話としてはこれで終わってくれた方が良いような気もしますし、ちょっと複雑です。
2月26日(木)
本日のコミックス冊数:1冊 今年のコミックス総数:27冊
「パーム 23 愛でなく\」 伸たまき WINGS COMICS
久しぶりなので、前がどういう話だったのか、すっかり忘れてました。それでも、前のを読み返さずに読み始める私って…。いやいや、環境問題に首つっこんでて、会議にも出てて、なにやらややこしいことになっているのは覚えてましたけど。って、この話は、ややこしいのはいつものことですから、今更ですか…。
ジェームズが、ますますますます不可思議な人間になっていっているようです。最初から得体の知れない人でしたけど。彼はどこへ行ってしまうのでしょう。カーターも苦労しますね。
いろんなキャラクターが今までに出てきましたけど、相変わらず、一番最初に好きになったカーターが、今でも好きです。あとは、フリスが好きかな?
この本も久しぶりで嬉しかったですが、いま一番心待ちにしているのは「原獣文書3」です。早く出ないかなぁ。
2月21日(土)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:17冊
「季刊『怪』第壱号」 角川書店
なんと一週間ぶりの本。時間を使うのが下手な私としては、ずっとオリンピックを見ていて、本を読む時間などとれないのも道理なのですけど。
本として面白いとは思いますけど、所詮、京極夏彦の小説が目当ての本です。いや、中沢新一さんとの対談も面白かったです。どちらにしろ、京極氏、ですね。
「白蔵主」は、狐の妖怪の話。どうやら、零号の「小豆洗い」から、小股潜りの又市と猫又使いのぎん、考物書きの百介のシリーズになっているようです。でもって、これもどうやら「憑き物落とし」の話のようです。そして、結局、弐号も続けて買ってしまうのでしょう…。
2月14日(土)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:16冊
「悪魔メムノック 下 ヴァンパイア・クロニクルズ」 アン・ライス 扶桑社ミステリー
しばらく前に上巻を読んでいたものの続き。「夜明けのヴァンパイア」から始まるヴァンパイア・クロニクルズの完結編、だそうです。
全体の3/4が、メムノック=悪魔=堕ちたる天使と、神(キリスト教の)との戦いの話で、はっきり言って疲れました。レスタトはずっと出てましたけど、メムノックの話でした。レスタトの話に戻ったのは、終わりの1/4になってからです。
神と悪魔の戦いに巻き込まれて迷っても、やはり、良くも悪くもレスタトはレスタトでした。独善的で周りのことなんか全く構っちゃいなくて、でも妙に弱いところがあって。シリーズ完結編としては、こういう終わり方はどうなんでしょう。最強のレスタトでもかなわぬものがある、ということなのでしょうか。まぁ、存在しているだけでいくらでも話のできそうなレスタトに、区切りをつけたかったのかもしれません。
個人的には、割と気に入っていた登場人物の一人が死んだのが、ちょっと不満です。彼は、私が、映画で一番キャスティングがあっていないと感じたキャラなんですが。ちなみに友人間では、わりにブラッド・ピットのルイが不評でした。
2月13日(金)
本日のコミックス冊数:1冊 今年のコミックス総数:26冊
「ARMS 2」 皆川亮二 SHONEN SUNDAY COMICS SPECIAL
主人公の高槻涼は、ARMSと呼ばれる異様に変化する強化された腕を持つために、「エグリゴリ」という組織に狙われていた。それと戦ううちに仲間も増え…、という話、かな? 1巻を読み返していませんので、イマイチ「これまでのお話」の把握ができていません…。今回は、襲撃を何とかしのぎ、なぜ自分たちがこのような特殊な身体を持つのか、「ARMS」の秘密へのとっかかりを見つけた、というところでしょうか。
「ARMS」による特殊な四肢は、見たところ、「寄生獣」の四肢(もしくは身体の一部)の変化を思い出します。作中の登場人物の説明によると、「生ける鉱物」「独自の意思を持つ金属生命体」などと言われていますので、遺伝子操作じゃなくて、生まれた後の人体改造のほうが可能性は高いでしょう。でも、その「金属生命体」はどのように作り出されたのか? もしくは、どこから来て、どういう風に入手されたのか? 考えていると、なかなか面白いです。
2月12日(木)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:15冊
「竜王伝説4 闇の追撃 〈時の車輪〉シリーズ」 ロバート・ジョーダン ハヤカワ文庫FT
3巻は、バラバラになった仲間たちのうちの、ペリンとエグヴェーンの話が中心でしたが、今回は、ほとんどがアル=ソアとマットの2人が敵の勧誘や脅迫といった追撃に怯えながらの旅の話でした。
マットというのは…、いい奴なんですが…、なぁんか、騒動の種です。基本的にこういうキャラクターは、割に憎めないものなのですが、ちょっと、好きになれません。嫌っている訳ではないですけど。個人的には、ペリンと、癇癪持ち(苦笑)のナイニーヴ、護衛士のランが好き、かな?
今回は、アル=ソアとマットへの「闇王」の使いからの勧誘と言うのはありましたが、まだ、その存在と、闇王、ひいては世界における、アル=ソアたちの存在の意味は分からないままです。5巻のタイトルは「竜王めざめる」なので、それで少しは察しがつきますが、「竜王伝説」自体、「時の車輪」という長いシリーズの序章のようなので、どこまでが明らかになるか…。ともかく、次巻を楽しみに待つことにします。
2月11日(水)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:14冊
「日曜の夜は出たくない」 知倉淳 創元推理文庫
目について買ってしまった本。いわゆる安楽椅子探偵ものに入るのでしょうか。認めてないのは本人だけの変人・猫丸先輩が、おせっかいに、また周囲にせっつかれて事件を解決する小品集。解決する、というのは、ほんとは、適当な言葉でないように思えます。どちらかというと、納得できる説明をつける、というところでしょうか。頭の中の推理はなされていても、事件としては解決していないのもあるのです。
で、個々に独立した話ですが、全部の終わりにちょっとした(?)「意外な結末」というのがあります。
個人的には、小学2年生の麻由ちゃんの話「約束」が好きです。
2月9日(月)
本日のコミックス冊数:1冊 今年のコミックス総数:25冊
「さよならジュリエット」 西炯子 WINGS COMICS
西炯子さんの短編は、いろいろありますから、一概には言えませんけど、ちょっと軽くて明るいような、でもかなり暗くて切ない、そういう雰囲気だと思います。今回のも、ギャグっぽくしながら、なんか重いです。好きだから買って読むんですけど、なんかちょっと、しこりみたいなのが残るときがあるんですよね。キツイっていうか、そこまでやるか、みたいな。
どれか一つあげるなら、やっぱ、表題作かな? 「俺」がゲイバーで知り合った「ジュリエット」は、高校時代の知り合いで、しかも昔から「俺」が好きで東京まで追っかけてきて、再会したのは偶然だけど結局「俺」の部屋に居着いてしまって、でも「俺」に見合いの話が持ち上がって…、という話。その後の「ジュリエット」が、かなりいいです。
先日「竜王伝説」の3巻を読んだばかりなのに、もう4巻が出ました。毎月出るっていいですねぇ。とりあえず5巻で一段落のはずですから、4巻では多少とも、まだ少しも明かされていない秘密に迫ってくれるでしょう? はやいとこ時間作って読もう!
2月8日(日)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:13冊
「季刊『怪』第零号」 角川書店
これって、図書扱いしてもいいですよね? 京極夏彦氏が参加されているので、以前から気になっていたのですけど、なんだか、並んでいる名前に、「角川、売りにきたな」てな気がしてずっと買っていなかったのです。…けど、壱号が店頭に並んでいるのを見て、…結局買ってしまいました。
妖怪紀行、水木しげる、荒俣宏、京極夏彦3氏による鼎談、京極氏の「百物語」、荒俣氏の「零の世界史」、水木氏のマンガ「神秘家列伝」ほか。京極氏の小説目当てに買いましたので、それは置くとして、他は、「妖怪ウォーカー」と題しての全国の妖怪(今回は「鬼」がテーマ)がらみの神社や寺、塚などを紹介しているのが面白かったです。
京極氏の小説「小豆洗い」。妖怪小説というよりは、多少、推理小説的かも。今、本が手元になくて確認できないんですけど、小股潜りの又市って、「嗤う伊右衛門」に出てなかったでしょうか?
2月7日(土)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:12冊
「竜王伝説3 金の瞳の狼 〈時の車輪〉シリーズ」 ロバート・ジョーダン ハヤカワ文庫FT
1・2巻がけっこう面白かったので、3巻は発売と同時に買っていて…、やっと読みました、竜王伝説の3巻です。
今回は、ばらばらになった仲間たちが、それぞれ、他の仲間と出会うために、どんな行動をとったか、という話。ちゃんと、ちょっともめ事が起こるかな、という感じの分け方になっているのは、話の構成の上手さかな、と思います。
個人的には、今のところ、メインの3人の若者の中ではペリンが一番好きですので、彼が中心の話で嬉しかったです。狼と心を通じ合うエリアスが、なかなか面白いキャラクターでした。まだまだ謎が多いですので、今後それがどう解き明かされていくか楽しみです。
2月には4巻(のはず)だ! でもその前に、多少ともたまっている本を処理しなくては…。
2月5日(木)
本日のコミックス冊数:1冊 今年のコミックス総数:24冊
「SHIN KYOKU−神曲−」 氷栗優 ピチコミックス・CAINシリーズ
何となく目について買ってしまいました。こういうことをするから、本代が馬鹿みたいにかかるのよね。
神に逆らって永久凍土に落とされた堕天使ルシファが、悪魔になるために、最初に出会った男を不幸にし地獄に落とそうとするが…、という話。それなりに面白いのでしょうけど、ちょっと話の割にページが足りていないような気がします。ページの割に話がでかすぎると言うか…。
ところで、永久凍土の管理人のヴォーとか、ルシファを見張るために地上におろされたローゲとかって、なんか、北欧神話っぽくないか? オーディンって、英語読みでヴォーダンとか言ったような…。
2月4日(水)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:11冊
「夏のレプリカ」 森博嗣 講談社ノベルズ
前作「幻惑の死と使途」の、裏側(? 適切な表現ではないですが)のバージョン。双方の事件が同時期に進行しており、前作は奇数章、今回は偶数章だけで構成されています。こういう構成の仕方は面白いですね。
個人的に西之園萌絵ちゃんがあまり好きではないですので、…でもまぁ、今回はまだ、出番が少々少なかったこともあって、それほど鼻につくことはなかったかな? 彼女の高校時代からの親友、蓑沢杜萌を中心にした話でした。事件が解決しなかった訳ではなく、最後にちょっとした救い(?)もあったのですが、なんか、ちょっと、何となく、すっきりしないっていうか、後味悪かったです。あくまでも個人的な印象ですが。
2月3日(火)
本日のコミックス冊数:2冊 今年のコミックス総数:23冊
「ドカベン プロ野球編 15」 水島新司 少年チャンピオンコミックス
「ドカベン プロ野球編 16」 水島新司 少年チャンピオンコミックス
「ドカベン プロ野球編」。15巻なんて、いつから眠っていたのでしょう(苦笑)。今回の目玉(?)は、里中・山田対決、オールスター、西武・ダイエー戦でした。
高校野球の頃は、ずっと里中くんが好きでしたので、里中・山田対決は気になるところ。もちろん山田だって好きですし。ちょっとだけ里中寄りながら、両方の応援をしていました。
そして、オールスター! 水島さん、遊びましたね。超楽しかったです。ピッチャー殿馬、その他守備の入れ替え、岩鬼、里中の16連続奪三振(おめでとう!)、不知火、山田と清原のエピソードまで、楽しませて頂きました。
ちょっと寂しかったのは、今回は不知火・土井垣のバッテリーが見られなかったことですね。プロ野球編に入ってからの一押しは、日本ハムのこの二人です。でもまぁ、岩鬼や他のみんなに比べると、どうしてもちょっと地味なので…、今回はゲームもなかったし…。どうでもまた対戦はあるのだから、そのときを楽しみにしていましょう…。
2月1日(日)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:10冊
「グイン・サーガ59 覇王の道」 栗本薫 ハヤカワ文庫JA
本日のコミックス冊数:1冊 今年のコミックス総数:21冊
「BASARA 22」 田村由美 小学館フラワーコミックス
「BASARA 22」。長かった大河ドラマでしたが、ここに至って、終わりが近いことを予感させる怒濤のクライマックスです。
キャラクターの多い話で、どうしてもそれぞれの活躍の場は少なくなってしまうのですが、ちゃんと見せ場を作ってくれているところが嬉しい。今帰仁は、知らぬ間に、思ったよりも重要なキャラになっていたのですねぇ(しみじみ)。
終わりに向けて(って、もう既に終わりに向かってますけど)、どんな風になるか楽しみです。終わりを見たいような、見たくないような…。
そして、「グイン・サーガ59」。こちらも、長すぎる大河ドラマで…、こちらはまだ先は見えません。
いつものことですが、全文の8割以上が会話というのはどうなんでしょう? アリでないだけマシですが、イシュトヴァーンもヴァレリウスもナリスも、たいがいくどいですからね。これもマリウスが加わった日には、と思うと、かなり怖いものがあるかも…(いや、別に、そういう風になりそうだと言うのではないのですが)。
正直言って一時期少々だれていたのですが、ここのところ刊行ペースが早くて、話に動きが感じられて、またちょっと面白くなってきました。あとは、グインが一日も早く本伝に帰ってきてくれることを、願うばかりです。外伝の方は、どこで一段落つくのかしら?
最近の気に入りは、ヴァラキアのマルコです。生きて最後まで行ってほしいものです。そして、アルゴスのスカールはいつ表舞台に復帰するか?
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