
読書記録1998年4月分
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4月30日(木)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:34冊
「明星快演 金陵城内記」 真樹操 角川スニーカー文庫
真樹操さんは、徳間ノベルズで書かれている作品が結構気に入っていて、スニーカーでも書かれているのを見つけて買ったのが、これの前作です。徳間の作品もけっこう軽めで楽しいのですけど、こちらは、文庫の読者層に合わせてますます軽い。まぁ、ちょっとむかつくキャラもいますけど、全体には、読みやすくていいです。
今回は、金陵城内で人気ものになっている役者が、追われて主人公である田子玉の居候する家に隠れたのが事件の始まりといえば始まり。しかもその役者には、一度その芝居を見た、やはり居候の娘、巧娘が熱を上げていた。これが騒ぎにならないはずがない…。
個人的には、まじめで仕事好きで曲がったことが大嫌いな故に仕事仲間からは煙たがられている官吏の蔡思文が好きです。それにしても、今の私に、役者にはまる話ってのはちょっと…(苦笑)。
4月29日(水)
本日のコミックス冊数:3冊 今年のコミックス総数:45冊
「鬼切丸 14」 楠桂 少年サンデーコミックス
「ターニング・ポイント」 橘皆無 WINGS COMICS
「土曜ワイド殺人事件」 とりみき×ゆうきまさみ SC COMICS
楠桂さんの描かれる鬼は、現実的でいつも怖いです。鬼に対して現実的という言葉を使うのは、適当ではないかもしれませんけど、ここで描かれているのは、常に、人の心から出た「鬼」なので。
ただ、今回の「鈴鹿御前」は、最初から鬼で、しかも、自ら選んで人に味方する鬼なので、常の話とはちょっと毛色が変わっていて面白かったです。
でも、鬼に、どちらの側につくか、などという理性や分別があるのでしょうか? 少なくとも作品中に描かれている鬼は、妄執にとらわれて鬼と「化した」訳で、それ以外は目に入らない訳で、理性などはないことが多かったのですけど。逆に、鬼は、理性を取り戻しても人間には戻れないのでしょうか? …なんだか、考え始めると難しいです。
4月28日(火)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:33冊
「仮面舞踏会 伊集院大介の帰還」 栗本薫 講談社文庫
久しぶりの「伊集院大介」。もうあまり興味を持てなくなりましたので、「天狼星」とかは読んでないのですけど、久々に文庫でしたので、買ってみました。
読み始めは、くどい文章にちょっと辟易しました。でも、読んでいく内になれてしまったのか、結構、話にはのめり込んで読みました。何せ、大阪からの帰りに電車の中で読んでいたのですけど、坂出に停まったの、気づきませんでしたから。
はまりこんだのは、パソコン通信内を舞台とした(変な日本語だ)話だったから、というのもあるかもしれません。私はパソ通はやったことないのですけど、インターネットをやる者にとっては他人事ではなかったというか…。話よりも、舞台設定で読んでしまった感はあるかもしれません。話が、現実の人物像が判らないままに、チャットでの会話で進んでいくのは、面白かったです。
今後またシリーズで出るのかなぁ…。文庫で出たら、買ってしまうかもしれない…。
4月23日(木)
本日のコミックス冊数:1冊 今年のコミックス総数:42冊
「癒しの葉 1 はた迷惑な護衛たち」 紫堂恭子 ASUKA COMICS DX
紫堂恭子さんお得意というか、賢者がいて、騎士がいて、魔法的なものがあって、という話。話の雰囲気的には、辺境警備が近いでしょうか。グラン・ローヴァのが近いかな。ま、どれに似ているかなんてのは、どうでも良いんですが。要するに、キャラクターたちが楽しい。なんだか紫堂恭子さんの描かれる話って、どれもつながってそうで、つながってないんですよねぇ。
1巻の段階では、どたばたと面白いだけに終わっているような気がします。まだまだ導入だから、ということで、今後どうなるか、楽しみにしましょう。このままにぎやかなだけで終わることは、ないでしょうから(多分に願望)。
ところで、「ブルー・インフェリア」の続きはでないのでしょうか??
4月22日(水)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:32冊
「ロードス島伝説 4 伝説の英雄」 水野良 角川スニーカー文庫
本日のコミックス冊数:1冊 今年のコミックス総数:41冊
「ドラゴン騎士団13」 押上美猫 WINGS COMICS
今月はあんまり本を読んでないです。読みやすい本だって、けっこう抱えているのに。なんだか意識が余所の方に行ったまま、帰ってこないのです(苦笑)。
ロードス島は…、内容よりも絵で買ってましたので…、あんまり熱は入ってません。優等性の主人公って、あんまり好きじゃないですし。もともと、私は主人公よりも、その周辺のキャラクターを好きになることの方が多いんです。ともかく、今回で完結らしいので、もう、ロードス島とはご縁がなくなる、かな? まぁ、山田章博さん(問題の絵描き)の描かれている(今でも描いているのか?)マンガ「ファリスの聖女」の続きが出たら読むでしょう。
ドラゴン騎士団のほうも、前回でちょうどきりが良かったし、一番気に入りのキャラが死んでしまいましたので、今回はどうしようかと思ったのですが、結局買ってしまいました。1回読んだぐらいでは話がよく判らないのは、半分寝ながら読んだからかしら…?
今回のは2冊とも未消化のまま終わらせてしまいます。「原獣文書」早く出ないかな。
4月18日(土)
本日のコミックス冊数:3冊 今年のコミックス総数:40冊
「ハンプティ・ダンプティ・ロード」 山田睦月 WINGS COMICS
「グラビテーション 6」 村上真紀 きみとぼくKB COLLECTION
「GADGET 1」 佐野真砂輝&わたなべ京 ASUKA COMICS CL-DX
なぁんというか、ひっさしぶりのマンガ。何がすごいって、紫堂恭子の新刊を買ったままためているというのもすごいんですけどね。
山田睦月「ハンプティ・ダンプティ・ロード」は、思いっきり省略して説明すると、運び屋の話。いや、これではなんの説明にもなってませんが。
個人的に、どうも、限りなく人に近くて人でない存在とか、人と同じ姿をした異なものとか、ほんの少し見た目が違うために差別されているとか、つまり、アンドロイドとかサイボーグとか、吸血鬼とか狼男とか、そういう存在を好きな傾向があるのですが、今回もきっちりそちらに行ってしまいました。アインが良いです。元々「たよりになるおとーさん」系のキャラも好きだし…。同系統のキャラクターで言うと、「イズミ幻戦記」(若木未生)の如月でしょうか。あれは「おとーさん呼ばわりされたら怒るかな?
ところで、これ、1巻て表示ないですけど、続き物ですよねぇ…。
4月17日(金)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:31冊
「塗仏の宴 宴の支度」 京極夏彦 講談社ノベルズ
3月末に購入して約半月、ようやく読み終わりました。今回のは中編での連作。ひとつひとつが順番につながってくるのが読んでて快感です。中心人物もちゃあんと出番あるし。なにより文章自体が好みで、やっぱ京極はいいわー、と、しみじみ思いながら読みました。
読んでいる間にちらちらと名前だけ出てきた「多々良くん」。ようやく最終章(?)の「おとろし」で、ご本人が登場しました。なかなか楽しそうな人物で、今後要チェックです。でも、私が一番好きなのは、木場さんの部下の青木文蔵くんなのですけど。次のには出てくるかしら?
で、ようやくの単行本化ではありますが、今回は、これだけでは終わってないのです。次は7月だとか。3ヶ月も先ですね。それでも、「メフィスト」で小出しにされることを考えると、よほどマシ。首を長くして7月を待つことにします。
4月7日(火)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:30冊
「今はもうない」 森博嗣 講談社ノベルズ
森博嗣氏の、犀川教授のシリーズは、西之園萌絵という子がかなり嫌いなタイプで、私の中ではイマイチなシリーズなのですけど、それでも、新刊が出たら早速買ってきて読んでしまうのですから、なんだかんだ言って好きなのかもしれません。
今回は、萌絵の別荘の近く(といっても5キロぐらい離れているらしい)の別荘で起きた事件の話。ミステリーの部分はともかく、けっこういい感じでした。これは、「推理小説」としてどうこうという意味ではありません。私は、トリックやその他の善し悪しを言えるほど、推理小説を「推理小説」として読んでいませんので。ちなみに、森氏の作品の中で気に入っているのは、「すべてがFになる」と、「封印再度」です。
それにしても、今日は仕事がちょっと中途半端になったので、空き時間で本を読んだのですけど…、あんなに時間があったら「塗仏」を持っていっていれば良かったと、ちょっと後悔しました。
その京極、以前勧めても、推理小説は好きではないから、と読まなかった友人が、いきなり「魍魎を読み終わった」とメールを寄越しました。おいおい、誰から勧められたから読んでるの? で、はまりそうだって? あのねぇ…。
もうひとつ友人からの、こちらはFAX。年間コバルト文庫で100冊だとしても、やはり趣味「読書」だろうか。ううむ、きびしいです。コバルトとかは0.5冊ぐらいに換算した方が良いのかしら? そしたら、私の読書量は一挙に半分になってしまいますね(苦笑)。
4月3日(金)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:29冊
「大ハード。 未来放浪ガルディーン 外伝2」 火浦功 角川スニーカー文庫
結局、続けて読んでしまいました。読みやすいのは知ってますけど、昼休みの1時間で300ページ近く読んでしまえるって…。ちなみに私は、基本的には1時間100ページの人間です。
「大暴力。」の続き(?)になるらしい話と、コロナのおとーさんの話。おとーさんも、気持ちはいいんだろうけど、変な人です。カレー談義に関しては、私はコロナと一緒ですね。いや、カレーには福神漬けからっきょかという話。冒頭、それが元で喧嘩別れした、というところから始まっているのです。コロナが福神漬け派で、シャラがらっきょ派らしいのです。私は、福神漬けが好きです。ついでにいうなら、家のカレーに関しては、お醤油をかけます。外では、インド料理店とかでしかカレーは食べませんので、何もかけません。ああ、なんだかカレーが食べたくなってきました。明日作ろうかな。
ところで、最後の対談いちばんが面白いと思うんですけど…これって、別に変じゃありませんよね?
4月2日(木)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:28冊
「大暴力。 未来放浪ガルディーン2」 火浦功 角川スニーカー文庫
以前、角川文庫の方で出ていたのは知ってたんですけど、ずっと買いそびれていて、ようやく、今回入手しました。でも、久しぶりに読んだら、なんだか読みづらかったです、文章が。まぁ、そういう書き方をされている話ですし、読んでいるうちに慣れましたけど。
個人的には、CDの方が好きかも。そもそもCDから入りましたからね、確かこれは。
一緒に出ていた番外編「大ハード。」も買ってきてますので、早い内によんでしまいましょう…と思うのですが、さて。なにせ、でかいのが待ってますから。
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