
読書記録1999年1月分
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1月30日(木)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:9冊
「クロスファイア・下」 宮部みゆき カッパ・ノベルズ
終わりました。もうちょっと持つかと思ったのですけど、読み始めたら早かった。空港に向かうバスを待っている間に読み始めて、バスの中、空港ではフライトまで、割と時間はあったか。飛行機の中、浜松町に向かうモノレールの中で読み終わりました。読み終わるの早かったような気がしますけど、こうやって書いたら、2時間は確実に経ってますね(苦笑)。
救いのない話でした。いろいろと考えさせられたまま、問題も山積みになったまま、青木淳子の物語が終わって、話もおしまいになりました。宮部さんの話だから、上巻がどんなに深刻でも、それなりに最後にはほんわかとした感じで終わらせてくれるかしら、と、ちょっとだけ期待してたのですけど、それもありませんでした。いやまぁ、宮部さんの場合、特に長編は深刻な話が多いですから、期待(というか、願望)したのがいけないのですけど。
話のポイントになっている「正義」ということについては、書くと長くなる、といういか、自分自身でも考えがまとめられないですので、触れないことにします。
1月29日(木)
本日のコミックス冊数:1冊 今年のコミックス総数:9冊
「BASARA 25」 田村由美 フラワーコミックス
ドトーの大河ドラマもとうとう最終巻。なんだか、話のつながりからしたら、発売遅れてもいいから24巻と同時発売にして欲しかったなって思わないでもなし。いや、無理だっては分かってるんですけどね。だって、すんごい盛り上がってるところから始まるんだもんなぁ。って、続き物の場合は、それが普通か(苦笑)。
ここ何冊か、ずっとクライマックスの連続だったのですけど、それでも、その中でもちゃんと盛り上がりがあるところがすごいですね。
ということで、最終巻。生き残るべき人が生き残り、死ぬべき人が死んで。「死ぬべき人」ってのは言い方悪いですね。本当は、誰も死なずに終わればいいのだけれど、やはりは無しの展開上、そういうキャラクターが必要だというか。ああ、これも的確な表現じゃないなぁ。まぁ、死んだ人、生き残った人がいた、ということで。
ネタバレになりますけど。生き残ったので一番嬉しかったのは、浅葱でした。あの子、破滅思考あったし。だから逆に生き残るキャラだと見れないこともなかったですけど。単に性格がちょっと素直じゃないだけで、本当はいい子ですもんね。ずっと「素直」にはならないような気がしますけど、でもきっと、たまにでも、いい感じに笑うようになると思います。
お気に入りの聖と那智。またちゃんと見せ場貰ってるぜ。しかもかなりいいかも。こうやって考えたら、結構扱い高かったんですねぇ(苦笑)。
同時収録は、浅葱というか、白の大姉の話と、揚羽の話。なんかホントに「外伝」って感じ。ええ、やはり外伝はこうあるべきだと思うのよ。本編か外伝か分からないのは、ちょっとどうかと思うのよ。
ということで(またか?)、この話はおしまいです。うん、お疲れ様でした。
1月28日(木)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:8冊
「クロスファイア・上」 宮部みゆき カッパ・ノベルズ
1月24日(日)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:7冊
「姑獲鳥の夏」 京極夏彦 講談社文庫
再読です。ノベルズでは読んでいるのですが、文庫が出ているのを買って、ずっと読んでなかったのです。
ノベルズの方が、長らく叔母に貸したまま戻ってこなくて、ずっとその間読み返したいと思っていたのですけど、文庫が出、ノベルズが戻ってきても、結局今まで読みませんでした(笑)。そんなものよね、ね(苦笑)。
話的には「魍魎の匣」が一番好きなのですけど、改めて読んでみて、すごい作品だと思いました。最初読んだときは、京極氏の知識量とか、京極堂の畳み掛けるような語り口調とか、印象的な個々のキャラクターとかに、ただただ圧倒されていたような気がしますが、今回は、結果が分かっていて読んでいるせいか、細かいところで、ああ、ここはこういう風になっていたのだと、構成の妙(というのもおこがましいですが)についても唸らせられました。調査と称して梗子の部屋に直接入ったのが、関口と榎木津だけだったとか、そういうとこ。無駄話のように思える京極堂の長広舌がすべて最後の結末に結びついているというのも、いまさらのように、すごいと思いました。
関口は、消極的で陰にこもる性格なので、あまり好きなキャラクターではありません。特に今回は、彼の性格とか、コンプレックスとか、過去も含めて関口の話でしたので、うっとおしい部分というのが目に付きました。それでも、最後の、雪絵夫人の、「お疲れ様」の一言に、不覚にも涙が出そうになりました。雪絵さんは、あの関口のどこがよくて結婚したのか私には良く分かりませんが、よくできた人ですよね。京極堂の細君ともども、ちょっとした出番が楽しいです。いや、あの京極堂が、大学卒業と同時に結婚したというのも、それなりにツッコミ入れたいエピソードです。
久遠寺さん、すっかり忘れてましたが、讃岐の出だったんですねぇ(苦笑)。私は民話とか伝承とか詳しくなくて、「オショボ」って分からないんですけど、どの辺だったんでしょう? 西讃? 取るに足らないことなのかもしれませんけど、やっぱり、出が讃岐だっていわれたら、気になりますよねぇ。明治になって、殿様と一緒に東京に出てきたというのなら、高松の松平の殿様ってのが一番考えやすいのですが、…全然つながりはないですけど、丸亀の殿様は「京極」というのだよな、確か。
1月21日(木)
本日のコミックス冊数:3冊 今年のコミックス総数:8冊
「パーム 24 愛でなく]」 伸たまき WINGS COMICS
「ヘルシング 1」 平野耕太 YOUNG KING COMICS
「癒しの葉 3 エレメンタル、上陸」 紫堂恭子 ASUKA COMICS DX
「パーム」。「愛でなく」のシリーズも10巻を数えて、何がなんやら分からなくなってきてしまいました。ライオンの話なんて、すっかり忘れていたわ(笑)。
口絵見て、ちょっとだけびっくりして、でもあのJBがねぇ、と思って、中読んで、…かなり驚きました。何が分からないって、このパームのシリーズで一番分からないのが、JBが何を考えているのかということ。ましてや彼が女性とどうこうなるなんてのは、完全に意識の外だったのです。だから、シドとのことは、結構いい雰囲気だったけれど、でも報われないのだろうなと、ずっと思ってました。そしたら…、おやおやって感じですね(笑)。要するに私は、彼のことを、男として以前に、人間として見てなかったということでしょうが。なんかちゃんと「男」してるんで意外っていうかねぇ。でもやっぱりJBの考えていることは分からないので、その彼と付き合えるシドは強いのだなぁと思ってしまいました。
私としては、JBもカーターも好きだけれど、やっぱりフリスが好きかな。今回は出番少なかったですが(登場人物多すぎますよぉ)、ソアのことで泣くとことか好きです。
「ヘルシング」。なんか目に付いて買ってしまいました。タイトルから察せられる通りに吸血鬼もの。人に害をなす吸血鬼を退治るヘルシングという機関があって、そこに所属する最強の兵隊は吸血鬼だという、まぁちょっとありがちな設定ではあります。
最初の話は単発っぽいんですけど、掲載誌みたら次のとつながってるみたいだから、もうこの時点で連載は決まっていたのよね? 「婦警」さんはなかなかオイシイ感じのキャラクターです(笑)。
まだなんか雑っていうか、荒いっていうか、そういう感じはあるのですけど、だんだん良くなるかなぁってちょっとだけ期待はあります。もう少し読んでみて、…いいの、つまんなかったら切り捨てるから(笑)。
今のところけっこう気に入っているのはヘルシング局長のインテグラかしら。一見男か女か分かりません。局長が若い女性ってのは面白いですけど、あの容姿なら男でもよかったのに(爆)。そのうち過去の話とかもやってくれないかしらと思ってます。。
「癒しの葉3」。いつのまに出てたんだ? 奥付けみたら12月1日なんですよねぇ。見落としてた? 3日と空けずに本屋には行ってるし、角川のコミックスのスペースも、時々まわらないときはあるけど、1週間に1度は見てるのに。なんで見落としてたんだろう…?
1月18日(月)
本日のコミックス冊数:2冊 今年のコミックス総数:5冊
「ドカベン プロ野球編 22」 水島新司 少年チャンピオンコミックス
「なつゆき姫 鬼外カルテ其ノ五」 碧也ぴんく WINGS COMICS
「ドカベン」。真冬ですが、コミックスの世界では、真夏の球宴をやっております。千葉マリンスタジアムでの、10メートルの強風渦巻く中でのゲームって…、なんかとうとう人外の野球をやってるのね、って気がしないでもないですが。
これは余談なのですけど、私は割と、野球の、風に乗ったホームランだの、風に流されたファウルだの、そういう、自然の影響を受けるような現象は結構好きなので、昨今のドーム球場はイマイチ好きじゃないんです。やっぱ甲子園の浜風とか、そういう球場ごとの特徴があるほうが楽しいですよね。そりゃ確かに、興行的には、雨でもゲームができるから、中止がなくていいんでしょうけど。そして、ドームにはドームなりの、球場ごとの特徴というのもあるのでしょうけど。あくまで、好みの話。球場まで見に行かないからこういうこと言えるのかしら(苦笑)。
久しぶりに、不知火がたくさん出てきました! 見せ場も山ほどあって超嬉しかったです。でも、最後はやっぱり山田なのね。球宴後の西武・日ハム戦にも見せ場があったのですけど、でもやっぱり最後は山田に持って行かれるのね。不知火がたくさん活躍して嬉しかったけど、ちょっとだけ淋しい今回の話でした。土井垣さん、球宴にいなかったしねぇ。所詮脇役(泣)。
広島の小林幹英くん、ドカベンに登場。ちょっとこじつけだけど、まぁいいかな(笑)。って、野球は好きな割りにあんまり見ないので、良く知らない(苦笑)。水島新司さんの、「どれが現実でどれが漫画かく別がつかなくなっている」という文章を読んで、じゃ、あぶさんも出てきたら楽しいのに、と思った直後に、でもダイエーに岩鬼とあぶさんってのはちょっと他のチームにとって厳しいかもって思ってしまいました(苦笑)。いや、山田でも、殿馬でも、なんとかはするでしょうけどね。
「なつゆき姫」。鬼外カルテのシリーズは、切ないというか、胸が苦しくなるような、救いのない話が多いのですけど、今回のもかなり読んでて辛い話でした。同時収録の番外「X−DAY 2」は、雑誌掲載時に読んでいたこともあって、印象的だったのは表題作のほう。終わり方がね、気を持たせるっていうか、その後どうなったか気になって気になって…察しがつくだけに。一緒に、やっぱり辛いけど前向きに終わってる話が入ってるのは良かったのかもしれません。
1月14日(木)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:6冊
「グイン・サーガ63 時の潮」 栗本薫 ハヤカワ文庫JA
本日のコミックス冊数:1冊 今年のコミックス総数:3冊
「太陽と月人」 飯田晴子 ASUKA COMICS DX
「グイン・サーガ63」。本を読むよりも何よりも先にやらねばならないことはあるのですが…やっぱ、スカールさん久々の登場となるとねぇ、ほら、表紙も黒尽くめのスカールさんだし、ガマンができませんわ(笑)。つくづく自分に甘い(苦笑)。
ということで、本当に久々の、待ちに待ってたって感じのスカールさんなのです。読み始めたときは、本当に出て来るかな、リギアはあえないままに1冊終わってしまうのではないかしらとも思っていたのですが、ちゃんと出てきました。うーん、やっぱりいいです。いや、好みというには少々(かなり)破天荒に過ぎるのですけど、何よりも率直で前向きなところがいい。ずーっとナリスやヴァレリウスといった、思考が暗いほうにばかり向きがちなコンビとか、イシュトヴァーンのように、どこでどう狂ってしまったのがなんかちょっと歪んでるよって感じのキャラクターばかりでしたから、リギアと揃って二人、ずけずけとものをいうのは新鮮で良かったです。でもちょっとリギアはくどくどしてましたね。スカールじゃないけど、意を決したナリスに当てられてちょっと負の方向にシフトしてしまったのか?
まぁともかく、スカールさんの登場で,今後物語がどのように変わっていくかが楽しみです。お願いだから、彼だけは、ナリスの負の思考に取り込まれないで欲しい。一人ぐらいはそういう人間がいなくては、あまりにも鬱々としてうっとおしくなります。ナリスはナリスで面白いキャラクターですけど、くどいし疲れるから。いや、そういう理由でストーリーをどうこういうのは邪道ですけど。
後半は、ナリスとヴァレリウスの一場面、それから、ユラニア入城したイシュトヴァーンのこと。イシュトはやっぱり、危なっかしというか、バランスが悪いというか。小賢しいって言ったら言葉は悪いのですけど、中途半端に頭がいい分、うまく行っているのを見ると、どこかで足元をすくわれそうで心配になります。そしてめっきりイシュトよりになってしまったマルコ。適度に常識人だし、頭も性格もいいし、好きなんですけど、ちょっとイシュトのことを心配しすぎっていうか、ナリスを見るリギアに近いものをなんとなく感じてしまうというか。もうちょっと、沿海州の船乗り出身の、すぱっと切れのいい男だったと思ったのだけれど、ちょっとくどくなってきた気がします。栗本キャラだから仕方ないのかなぁ…。
表紙はスカールさんでしたけど、中のカラーはイシュトヴァーンでした。ちょっと残念な気もしますけど、1冊読んでしまった後では、最適な場面選択だと思いました。少なくとも、スカールさんリギアといちゃついてるところよりは(笑)。
「太陽と月人」。転生と因縁(?)の話。因縁ってのはこの場合適当な言葉なのかどうか分かりませんが、常に同じ人間たち(魂)に関わるように転生が繰り返される、その、何度かの生。ひとつの魂がどのように転生していったかというのは分かるのですけど、良く分からないのは、転生した後の存在と、転生する前の存在が、同じ時間枠の中で存在しているということ。これってパラドックスにはならないの? 因果は巡る、にしても、同時に存在するのはやっぱり変な気がする。それとも、そのように見えるように作者が描いた、罠なのでしょうか。すべてが、一人の人間が見た夢なのかもしれない。そんな風にも考えてしまえるような話でした。…きっと深読みしちゃいけないのね。あるものをあるものとして読めば、それでいいのね。理解しようとするのではなく、感覚で…読んでもいいものなのでしょうか? うーん、難しい(苦笑)。
1月13日(水)
本日のコミックス冊数:1冊 今年のコミックス総数:2冊
「おまけの小林クン 2」 森生まさみ 花とゆめコミックス
ひーーーーーっさしぶりの少女マンガ(笑)。考えてみたら、少女漫画のレーベルから出ているコミックはけっこう読んでいますけど、いかにも少女まんがですってのは、あんまりないような気がします。「彼方から」ぐらいかな? BASARAはしばらく読んでないですし。でもそれでも、今回のに比べたら、ほかの要素が入ってますよねぇ。ということで、しごくまっとうな(爆)学園ものです。
1年A組には4人の「小林クン」がいて、彼らが繰り広げるどたばた。委員長で男勝りの小林吹雪ちゃん、実はショタコン、紅一点で主人公。「昔野球部で、背が高くて、寡黙で強くて、でも女の子には優しい」とは周囲の評価なのだけれど、ショタコンの吹雪ちゃんにはただのおやじな小林健吾くん。美形だけれど他人を引っかけて遊ぶのが好きで腹の底が読めない小林千尋くん、転校生でちっこくて可愛くてかなり頼りなくて、ショタコンの(笑)吹雪ちゃんのお気に入りで千尋くんのいい遊び道具(「相手」ではない)の小林大和くん。私はまっとうに(?)健吾くんが好きですわ。
森生さんの作品は、読んだり読まなかったりしてるのですけど、これは1巻読んでけっこう気に入った作品でした。だから、2巻見つけてさっそく買ってしまった(苦笑)。でもまさか、2巻が出るなんて、1巻を読んだ時点では考えもしませんでした。今後ものんびり描いていただきたいです。ちなみに、友人の弟さんと大学で一緒だったらしい(苦笑)。
1月11日(月)
本日の読了冊数:2冊 今年の読了総数:5冊
「聖竜戦記4 大いなる勝負 〈時の車輪〉シリーズU」 ロバート・ジョーダン ハヤカワ文庫FT
「月下廃園」 前田珠子 集英社コバルト文庫
「聖竜戦記4」。今回は、3巻でお休みだった(苦笑)マットとペリンがアル=ソアと合流することができて、出番がたくさんありました。逆に、異能者たちの国に行ってしまった女性二人の出番なしでしたけど。
アル=ソアは相変わらず学習しなくて進歩がないように思えてじれったい。彼の受け入れるべき立場というか人生は、この世界の成り立ちとか、人々の考え方とか、そういうことまで考え合わせれば、確かに戸惑ったり苛立ったりいろんな気持ちを推察できますけど、なんであんたはそこまでかたくなになるのって言いたくなります。マットは短剣の瘴気に当てられて病気で考え方が歪んでしまって(というか、本来持っていた負の感情が顕著に表れてしまっているというか)いちいち言うことに刺がある。ペリンが一番まっとうな考え方をしており、状況や自分のことや行く先がほかの二人よりは多少とも見えていると思うのは、単に私がペリンを好きだからでしょうか? でもペリンも言葉が足りないというか…独白で、アル=ソアと話し合わなければならないようなことを考えながら、結局そういう場面はありませんでしたわね。
消えたと思ったらまた現れてアル=ソアを惑わせていったセリーンはまだ正体不明。まぁ、こういうタイプの女性は大嫌いなので早々にいなくなったのは幸いでした。でもまた出て来るのだろうな。メリリン先生はどうしたいのか? タイトルの「大いなる勝負」というのも、結局なんだか良く分かりませんでした。ショーンチャン人とかいう新たな種族も出てきましたし。まだ先がどんどん続いている話だと知っていても、複線張るばかりじゃなくて、少しぐらい謎解きして欲しくなります。
ということで、5巻を乞うご期待(苦笑)。また2ヵ月待つのか…。
1月9日(土)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:3冊
「ハルマゲドン・バスターズ 2 月光の美獣」 嬉野秋彦 集英社スーパーファンタジー文庫
本日のコミックス冊数:1冊 今年のコミックス総数:1冊
「トライガン 3」 内藤泰弘 SC SPECIAL
「トライガン」。2巻で終わっているのかと思ったら、まだ続きがあったのね(苦笑)。「トライガン・マキシマム」の方で、どういういきさつだか分からないけど重要なエピソードが出て来るから、それはこれから語られるのかと思ったら、ちゃんとここにありました。雑誌掲載時に読んでないし、アニメも見てませんから…。
ウルフウッドも、最初はヴァッシュにそういう関わり方をしていたのですねぇ。といっても結局、面と向かっては敵対してないのか。さすがに、あの場に居合わせたから、敵のうちの一人というのはさすがにヴァッシュでも分かっていたとは思うのですが、状況が状況だから、ひょっと見えてなかったかも(笑)。「〜マキシマム」での出会いはどんなんだったかしら? まぁともかく、「チャペル」という名前が出ただけでどちらに属するかが分かってしまったのはちょっと意外性が足りない気もしました。でも、キャラクターの数とか、話の展開とか考えたら、たとえばもっとキテレツな名前がついていたとかでも、結局はわかったのかも(苦笑)。
問題の(?)エピソードについては分かりましたけど、…結局、いまだにヴァッシュもナイヴズも正体不明なのは変わりなし。まぜ彼らが、どのようにして生み出されたのかというのは、いずれ語られるのでしょうか?
余談、アニメLDのジャケットはかなりいい。ビデオでも同じなのでしょうけど、ほら、LDのが絵が大きいから(笑)。アニメも見たいけど…ジャケットだけ欲しいと思ってしまいました(爆)。
1月2日(土)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:2冊
「検屍官」 パトリシア・コーンウェル 講談社文庫
ヴァージニア州の女性検屍局長ケイ・スカーペッタが主人公の、半ばミステリー、半ばサスペンス…かな? シリーズとしてどうなのかはともかく、この話に関しては、ミステリー色のほうが濃いものの、まぁ、そんな感じだと思いました。知らなかったのですけど、かなりの人気シリーズらしく、既に10冊ほどが出ています。しばらくというか、長らくというか、海外ミステリーには手を出していないから…。今までに買っていたシリーズの続きが出たら買うんでしょうけどねぇ。もうずいぶん出てませんね、マクラウド。意識して見たからでしょうけど、昨年末に出た新刊は、本屋に平積みになっていました。
最初に登場人物紹介のページを見たときは、主人公は「医師」と紹介にあった「ローリー・ピーターセン」だと思っていました。いいや、ちゃんと読めば判ることなので、早とちりなのですけど。でも、それをいうなら、普通は主人公を最初にもってこない? ケイは5番目なんです。ちなみに一番最初に紹介されているのは、部長刑事のマリーノでした。ローリーは2番目だったの。
これで思い出したのが、清水義範さんの「主な登場人物」という短編。ミステリー小説の「主な登場人物」紹介のページだけを見て、それがどんな話か推察してみるという、小説というか、エッセイというか、そういう話だったんですけど。まず最初にあるのが主人公だろう、とか、この辺にいるのは被害者だとか、紹介文がいかにもあやしいから犯人でない可能性の方が高いとか、そういう見方をしていると、主な登場人物だけでまったく別の話ができあがって、なかなか面白かったです。
今のところ一番好きかなって思っているのは、ケイの解剖助手のウィンゴー。主な登場人物のページには載ってませんが、なかなかいい味を出してます。マリーノも、アクは強い感じですが、結構好きな方かも。でも、直接はお会いしたくないかな(苦笑)。刑事ドラマに出てきそうなタイプです。ドラマといえば、この話は、TVシリーズにしたら面白いのではないかと思いました。
1月1日(金)
本日の読了冊数:1冊 今年の読了総数:1冊
「風刃迷宮」 竹本健治 カッパ・ノベルズ
竹本健治さんの新刊。でもって、新年早々、ネタバレ、だな、これは。
竹本さんの昔からの持ちキャラである牧場智久くんが出る話だし、カッパノベルズなので、類子ちゃんとのシリーズかな、と思ったのだけれど、ちょっと違ってました。ちゃんと表紙裏に、「かなり異色テイスト」と書かれてますし。どちらかというと、昔の、ゲーム殺人事件のシリーズに近いような気がします。類子ちゃん、名前だけで出番ないし。
それでも、ハードカバーで出ている竹本さんの作品に比べると、まだ読みやすい。読みやすいっていうか、まぁ、決着がついたのやらついてないのやらよく判らないのはいつものことなので…。既にそういう傾向は知っていますし、というか、知っていて買って読んでいるのだから、どうこうは言えないのだけれど、ページが残り少なくなっても、決着の付かない謎が山積していると、ああ、またかってちょっと思ってしまいました。ええ、これが「竹本健治」なのでしょうけど。なんかねぇ、やっぱりすっきりしないのですよ。
表紙裏の作者の言葉によると、この話は、近刊予定(らしい)の描き下ろしマンガ「入神」とは表裏の関係にあるようです。読んでみたいような、読みたくないような。
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