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読書記録1999年7月分


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これまでの読書記録

本日の更新

7月31日(土)
本日のマンガ冊数:2冊  今年のマンガ総数:141冊
   「DARK EDGE 1」 相川有 DENGEKI COMICS

基本的に、独白でも丁寧語を使うキャラは嫌いなんですけど、最近なんかそういうキャラが多いような気がする…。言葉づかいはともかく、そういうキャラは性格が割と好きなタイプだっていうのと、所詮そこにいるキャラの中から一番好きなのを選ぶっていうので、そういう風になっているんだとは思うんですけど、ちょっと、なんかなぁって感じもしないではなし。
ということで、佐藤先生が好きです。いや、顔がトーンじゃなかったら、西脇も結構いいんだけど(笑)。
まだ「敵」の正体は分からないのだけれど、学校に巣くう「魔」と戦う話…? 日没以降学校に残ってはいけない、という校則が、そのまま生徒の生命に関わるという設定が面白いです。いきなりこの学校に放り込まれた主人公の秘密(? 秘めたる力?)も明かされてなくて、イマイチこれからどういう方向に向かうのかは分からないです。
まだ1巻しか買ってないですけど、2巻の裏表紙に魅かれて読んでみる気になりましたので、次は2巻を買ってきましょう(笑)。


7月30日(金)
本日の読了冊数:2冊  今年の読了総数:112冊
   「蘇る金狼 野望篇」 大藪春彦 角川文庫
   「蘇る金狼 完結篇」 大藪春彦 角川文庫

本日のマンガ冊数:2冊  今年のマンガ総数:140冊
   「ぼのぼの 17」 いがらしみきお BOMBOO COMICS
   「陽炎ノスタルジア」 久保聡美 GANGAN WING COMICS

「蘇る金狼」。この春の日テレ土曜9時枠で、カトリシンゴくんがやったドラマの原作本。TV放映が始まると同時ぐらいに、表紙が慎吾ちゃんの文庫が出て、買おうかどうしようかずっと迷っていたのを、結局、TV放映終わってから買いました(苦笑)。
大昔、確か、松田優作がやるか、まだそれよりも前ぐらいに、1度読んではいました。けど、内容はほぼ完全に忘れていました。ただ、妙に覚えていたのが、冒頭の焼き肉屋のシーン…なんでや?
主人公の成功譚だって分かって読んでるんですけど、朝倉にあんまり共感は出来ません。自分に力がないから、文字どおりの意味での「力」の行使がいやなんだと思います。いくら、目的のためとは言え、簡単に人殺しして少しも躊躇するとか心が痛むとかないのは、共感できないです。それと結局、朝倉を動かしているのが、彼の中にある暗いものであるというのも、あるでしょうか…。
解説を読んでいると、こういう見方はあくまでも表面的な部分しか見てないようです。もっと深いところには、朝倉は誰も信用できずただメカ(車と銃)だけを頼りに計画を実行したという、彼の孤独さとか、腐った社会に対する反抗とか、そういう社会を食い物にしてやろうという力強さとかいう、気骨のようなものがある、ということ、なのだけど、罪のない人間まで犠牲=食い物にして成り上がるのは、所詮、腐った社会の一員になるってことと同じだと思う。…それが本来の目的だ、といわれそうですけど、…やっぱ、嫌悪感は感じてしまうのです。
でもまぁ、ストーリーに、読者をぐいぐい引っ張っていく引力というか、エネルギーというか、そういう「力」はあると思います。ああ、なんかややこしい(苦笑)。
読んでて、うまく行きすぎというか、これはそういう話なんですけど、お前十分に怪しい奴だよ、とか、そうそう何度もうまく行くはずがない、とか思ってしまうのは、自分が年くったからでしょうか(苦笑)。日本語の乱れってのは言われて久しいことですけど、この話が書かれた時点で、すでに「やっぱし」は使われていたのね(笑)。他にも部分的に日本語表記が好みに合わないところはあり。「○○さす」ってのはあんまり好きじゃないのよ。私も堂々と「ら抜き言葉」使ってるから、言える立場じゃないんですけど(苦笑)。
あえて、少しでも肩入れしたいと思えるキャラクター挙げるなら、「野望篇」の時点では、「ライバル」という章で出てきた久保=桜井でした。朝倉にはのされちゃいましたけど(笑)。どうせピカレスクなら、ホットよりはクールの方が好きみたいです。でも、「完結篇」の早いうちに失望するような行動をとって下さったので…。「ライバル」ってタイトルの章での登場だったのに、ちっともライバルじゃないじゃん。ほんの少し期待したのに(苦笑)。
良く考えてみたら、朝倉も、計画を実行しているときとか、かなりクールというか、冷酷だと思うんですけど、妙に印象はホット。精力的だからかしら?
実は、まだ、慎吾ちゃんのは見てません(笑)。これも迷ったのよねぇ、読んでから見るか、見てから読むか。…昔なんかの映画でこういうキャッチコピーあったな(笑)。
改めて読んでみて、時代の差を感じます。車の種類とかも古いし、金銭価値も全然違うし、今なら携帯電話どんどん使ってると思うし。その辺ドラマではどうしてるのかなぁというのが楽しみです<早く見ろ(笑)。まぁ、キャラクターとかも、大幅に変わっているみたいですけど。日テレ9時枠ですもんね、この小説そのままには出来ないだろう(苦笑)。


7月29日(木)
本日の読了冊数:1冊  今年の読了総数:110冊
   「サガから歴史へ−社会形成とその物語−」 熊野聰 東海大学出版会

堅苦しい発行所の本の出所は、ご想像の通り図書館です(苦笑)。あまり読みにくい本でもなかったのですが…、完読に貸出期間いっぱい使ってしまいました。ま、合間に他の本も読んでたんですけどね。
まず「サガ」が資料として信頼に値するかどうか、ということに関しての筆者の見解から入って、それを踏まえた上で、当時(10〜13世紀ぐらい)のアイスランドの社会構造や慣習などについて書かれています。サガを参考に、その他の資料も引用しつつ、土地所有、法、奴隷制度などについて筆者の意見が展開していくのは、けっこう面白いです。全体を通して読むと多少散漫な感じがしたのは、全体を通して書かれたのではなく、今までに書かれた論文や、今回新たに書かれたものをとりまとめたものだったからでしょう。
そういや、「サガ」の一般的な認知度は、どの程度なんでしょうか?
一応、だいたいの社会像というのは頭には入っていたのですけど…久しぶりにちゃんとしたものを読むと、忘れていたことやら、分かっていなかったことが山ほどあって、結局、最初から勉強し直し、みたいな感じでした。司法機関はあるけれど、それは実行力をともなってなかった、とか。奴隷制については、今まであんまり読んだことはなくて、目新しかったです。奴隷というと、妙に「搾取」というイメージがあるのだけれど、奴隷を所有することはつまり、奴隷を養わなければならないということで、奴隷を使用する側にその余裕がなくなってきたことが奴隷制衰退の一因だというのは、言われてみれば納得するところでした。
でも、興味のある分野で、読みたくて借りてきたのだけれど、…なんで読んでると眠くなるんでしょう(笑)。それに、アタマを使わなくなって久しいので(苦笑)、せっかく読んでいても、ほとんど頭の中に残らない(泣)。結局は「読んだだけ」になりそうな気がします。
ところでこの本、貸出は私が初めてっぽいんですけど…(笑)。ちなみに発行は1994年、図書館収蔵は確認してない…。


7月26日(月)
本日のマンガ冊数:2冊  今年のマンガ総数:138冊
   「陰陽師 1」 岡野玲子(原作:夢枕獏) JETS COMICS
   「破妖の剣 深紫絃韻 1」 厦門潤(原作:前田珠子) 集英社

今回はなんだか2冊とも同じような体裁の本になってしまいました。A5コミックス、原作付き、第1巻。「破妖」に関しては、シリーズの1巻ではないですけど。
「陰陽師」。前々から気になっていたのに、とうとう手を出してしまいました。スコラなきあとどうなるかと思っていたのですが、白泉社が拾っていたのね、偉い偉い(苦笑)。
安倍晴明が主人公の話。これからだんだんと晴明の生き様が語られるのかもしれないですけど、さしあたり第1巻は、第1話の彼が賀茂忠行にしたがっていた頃の話を除くと、妖怪奇談になっているような気もする…。ひょっとしたら、ずっとこういう調子かもしれない…。
晴明が飄々として面白いです。彼と、友人の博雅のいかにも「普通の人」な様子との対比も面白い。しばらく前から安倍晴明は流行らしくて、いろいろと名前だけは見ていますけど、世間的に認知されている安倍晴明像というのもこういう感じなのでしょうか?
この話の原作の方は、ちょっと気になってて、本屋に行って覚えているときには探したりしているのだけれど、いまだにご縁がない(笑)。まぁ、あんまり熱心じゃないし。でも、両方を読み比べてみるのは面白いかなぁと思っています。
「破妖の剣 深紫絃韻 1」。まぁた、読みにくいタイトルを…。漢字って、見たとたんに意味が分かるのはいいんだけれど…。これって、素直に音読みすればいいんでしょうか?(苦笑)。
原作者からの文章にもあるとおり、原作の「紫紺の糸」のコミック版。でも、原作の方はほとんど覚えていない(苦笑)。こちらも、読み比べをせねばならないようですねぇ。前回のコミック「紅の魔剣碧の魔胎」が、一応原作をベースにはしているものの、厦門のオリジナルの話になっていたので(こちらもあまり覚えてない(爆))、今回もベースの話はあるけれど、視点が違っているようだし、原作を読み返すと改めて見えてくるところがあるかもしれません。
リーヴィと邪羅は、さすがに描き手の愛があるだけあって可愛い。もともと可愛いし(笑)。邪羅は、惚れた弱みで貧乏籤引かされてるところがあって、そのへんちょっと気の毒に思うのだけれど、彼はちゃんと自分で考えて納得して行動してて、しかも後ろ向きにはならないので、かなりポイント高いです。リーヴィは、わがまま娘なんでちょっと苦手。でもその分、折れた時が可愛いのですけど。ラスは、綺麗ですよねぇ、厦門さんのラス。今回は女装(! 笑)のサービス(爆)もありました。…今回はこういう話なのだから仕方ないけど、厦門さん、セスランの出てくる話も描いてください(苦笑)。


7月24日(土)
本日の読了冊数:3冊  今年の読了総数:109冊
   「丘の上の貴婦人 上」 朱鷺田祐介 ファンタジーの森
   「丘の上の貴婦人 下」 朱鷺田祐介 ファンタジーの森
   「死神の逆位置 占い師SAKI 7」 七穂美也子 集英社スーパーファンタジー文庫

土曜日は読書三昧の日(笑)。でも、本来の予定では、「西遊記」読んでしまって「屍鬼」にかかる予定だったのだよな。それが、ぜんぜん違う本読んでます。むろん、「西遊記」はまだ終わってません。それより先に終わらせなきゃいけない「図書館から借りてきた本」もある…。さておき、108冊目が何になるかなぁと思っていたのですけど、あっさり越えてしまいました。
「丘の上の貴婦人」。RPG「深淵」の世界をベースにしたノベルズ版、第2弾。前作がイマイチだったんで。どうしようかちょっと迷ったのだけれど、タイトルが結構気に入って、結局買ってしまいました。ああ、またやってしまってますね、「ま、いっかー」っていう本の購入(笑)。
今回も、ちょっと外したかなぁって感じだったのです。キャラクターは型通りだし、話の展開もなんだかイマイチ…。ああ、これは、あくまでも私の好みかどうかが基準で、作品の善し悪しとか、面白い面白くないってのはまた別問題。それはさておき、読みながら、また今回も「なんか物足りないなぁ」というので終わるかと思ってたんですけど、ラストは結構マルでした。
まぁ、キャラクターが型通りってのは、もともとがゲームのシナリオだったというのを考えると仕方のないことなのでしょう。その中にあって、異彩を放っていたのが、両親の死後国を追われ、10年の歳月を経て爵位奪回のために立ち上がったジェイガン公子。国を追われ身分を隠して逃げ回る間に、傭兵やったり娼館で働いたりいろいろと苦労をして世間も見て、こなれた面白いキャラクターになってました。後半殆ど出番がなかったのが残念でした(笑)。でも、こういうキャラクターがのさばると、面白いんだけど、多分、話が進まないのよねぇ(苦笑)。


7月23日(金)
本日の読了冊数:1冊  今年の読了総数:106冊
   「魔界都市ブルース7 妖月の章」 菊地秀行 NON NOVEL

続けて、魔界都市。今回は、新宿の地図を用意しました。って、単に、戸山住宅の位置が知りたかっただけ(笑)。
せつらに関しては、このシリーズが一番好きなのですけど、なんだか今回ちょっと物足りない気がしたのは、先に夜香の話を読んだからでしょうか? せつらはせつらで好きなのよ、夜香の次にだけど(笑)。 印象的なのは、「踊る戸谷さん」の話ですね。人外魔境と思われた彼女も、魔界都市の現象の中では例外ではなかったらしい。らしいというか、らしくないというか。そして始めて戸谷さんの体重判明、170キロ。でもこれ、既に問題の魔術のせいで多少減ってた分からの計算じゃないの、と思わないでもなし。170キロって、お相撲さんで言うと、どのくらい?
そうそう、前回の「夜凶街」で、魔界都市の魔人は男ばかりだと書きましたけど、違いましたわね。ちゃんと女性もいました、戸谷さん&トンブ小母さん。ううん、彼女らをまっとうに女性、ひいては人間に数えてもいいものかどうかはともかく(笑)。それを言うなら、せつらやメフィストだって人間かどうか分からないし、夜香に至っては、きっぱり人間じゃないって判明してるし(苦笑)。
今回は夜香の出番はなし。微妙に吸血鬼がらみの話はあったんだがなぁ。「夜凶街」の方で行方不明になって、しばらく出番ないとか…? でもそれなら、凍らせ屋も出せないことになるし、ないと思うんですけどねぇ。まぁ、このシリーズでは、例の医者でさえレギュラーではないですもんね。出番をチェックしてしまうのは、出て欲しいという願望も含まれてます(苦笑)。


7月21日(水)
本日の読了冊数:1冊  今年の読了総数:105冊
   「夜凶街」 菊地秀行 幻冬舎ノベルズ

本日のマンガ冊数:2冊  今年のマンガ総数:136冊
   「鬼切丸 17」 楠桂 少年サンデーコミックス
   「これらすべて不確かなもの」 あとり硅子 WINGS COMICS

「夜凶街」。先日、吸血鬼もののマンガを読んだ時に、そういや東スポで掲載してる夜香の話どうなったんだろうと思ったら…ノベルズで出てました(苦笑)。で、読みかけで返却期限がきてしまった西遊記は再度借りてきたのだけれど、私にとっては夜香の方が比重が重いので(笑)、こちらが先。
これを読んでいると、いや、この話だけじゃなくても、彼は十分に「魔界都市新宿」の「魔人」の一人なのです。ただ…、やっぱ、先に西新宿のせんべい屋やら白い医者やらを知ってしまうと、少ぉし格が落ちる(泣)。少ぉし、というのはあくまでも夜香を好きな私の意地なので、異論は却下します(笑)。そういう夜香と、やはり新宿の名物男(笑)の一人、新宿署の刑事、凍らせ屋こと屍刑四郎(漢字あってるかしら?)のお話。二人がメインの話なんですけど、屍の同僚の若い刑事、鬼顔は、結構よかったです。
夜香は吸血鬼なので年齢不祥です。確か、「夜叉姫伝」で初めて出てきた時には300歳とかなんとかいう記述があったような気がするのだけれど、今回の読んでたら、もっと年取ってそうな感じだった??? まぁ、覚え違いの可能性も高いですけどね、場所が魔界都市だけに、年齢が一気に300ぐらい変わろうが、「新宿だから」で済ませてしまえそうで、アタマ変になりそうです(笑)。夜香は吸血鬼なので、背中に羽出して飛んだり、スマートなくせに怪力だったり、怪我してもすぐに再生したり、死んでみたり、いろいろと忙しいです。でも、まっとうに(?)吸血するシーンって殆どなかったような気がする。「夜叉姫伝」読み返そうかなぁ…。
東スポで連載当時は、「夜香」が、「夜光」になっていたらしい。私はこれには断固反対だったので、まとめる際に(?)元に戻してくれて嬉しかったです。やっぱ、「光」じゃねぇ、「香」とは全然印象が違うもの。私が好きなのは、「夜香」という名前のもつイメージも含めての夜香なのです。
屍刑四郎について何にも書いてませんね(苦笑)。彼のことは、前に1冊読んだだけであんまり知らないのです。まぁ、今回読んだ分の中にも、十分そのキャラクターは書かれていますけど。いや所詮、夜香しか見えてないので(笑)。
今回ちょっと声についての描写が目に付いたので、声優さんをあてるとしたら誰かなぁと考えてみました。好みはいりまくり&最近の声優さんは全然知らないんですけど。夜香は、とりあえず、小安武人さんかな? 屍刑四郎は、玄田哲章さんしか思い付かない。多分もっといい人いると思うんですけどね。今回名前しか出てこなかったせつらは、前になにかで見た堀川亮さんってのが結構いいんじゃないかと思ってる。問題は、「私」になったときにどう変われるかというところか。どこにでも出てくる(笑)医者はもうこの人しかいないだろう塩沢兼人さん(爆)。むしろ、塩沢さんについての先入観ですね、これって(笑)。あああ、山寺宏一さんがいないわ。魔界都市には山寺さんはいないのか!?(爆) 屍は山寺さんでもいいかなって思うんですけど、なんかちょっと違う。山寺さんならむしろ鬼顔のほうがあいそうです。…キャスティングしても見れない(聞けない)のがちょっと淋しいですよねぇ。一度でいいから聞いてみたい<秋せつらの声(苦笑)。
考えてみたら、新宿の名物人間(笑、いやそもそも彼らは人間か?)って、みぃんな男なんですよね。シリーズの全てを読んでいないから断言は出来ませんけど、女性であそこまでぶっ飛んでるのは見たことない。その分、敵には女性が多いですけど。まあそれは別にいいんだけど、「夜香の想い人」(笑)の例を挙げるのに、出てくる名前が全部男ってのが…(爆)。
終わり方が、ちょっと、これからどうなるのかなーって感じで気になります。


7月20日(火)
本日の読了冊数:1冊  今年の読了総数:104冊
   「黄色い目をした猫の幸せ 薬屋探偵妖綺談」 高里椎奈 講談社ノベルズ

前作「銀の檻を溶かして」に続く、薬屋探偵の話。一応、前回の感想(?)に飛べるようにしたけれど、わざわざ見にいくほどのことは書いていなかったな、ということはさておき(笑)。少し前に読んだ「系図屋探偵」の話が、「系図屋」であるがゆえに事件に関わっていったように、「薬屋」であるために事件に巻き込まれるのではなく、彼らは、「妖怪」(苦笑)であるために事件と関わっていってます。巻き込まれたといえばそう言えないこともなし、でも、関わってしまったから首を突っ込まざるを得なかった、という感じ。
座木というキャラクターが気に入りなのです。あとの二人(? 妖怪の数詞は「人」でいいのか?(笑))もそれぞれ魅力的なのですけど、彼はヴィジュアルイメージが「最遊記」の八戒の前世=天蓬将軍(? 元帥だったかな(笑))なもので。確か前にも書きましたけど(苦笑)。そうじゃなくても気に入ったであろうキャラクターなのですけど、やっぱ、これは大きいと思うのです(苦笑)。今回もやっぱり彼の人間形のイメージは天蓬将軍。無意識(?)のタラシも120%全開って感じで健在。最終的に彼の想いは秋にしか向いてないので、罪作りよねぇ、と思いますが(苦笑)。原形も、前回は確か一度もなかったのだけれど、今回はたくさん出てきてます。30cmぐらいの、子ギツネに似てもうちょっと毛が短くて耳が大きいetc.。肩に乗るのよ。ちょっと秋がうらやましい(爆)。でも前回に、座木の原形はリベザルのよりも小さいってなかったっけ?? まぁ、私の記憶違いでしょう…(苦笑)。どうやら、無意識と思われていた「女性への殺し文句(笑)」は、それなりに彼にとっては含みのあることらしいので<対秋、今後どういうふうに彼らの関係が書かれていくのかが楽しみです。
今回は、メインの3人のほかにも、ちょっと魅力的な刑事さんたちが出てきました。というか、前回も出てたのかも知れないけど、記憶にない(笑)。でてたとしても、今回ほどにはちゃんと性格付けされてなかったと思うのです。高遠さんは、最後のボケも含めて「かなりチェック」です(笑)。
多少、御都合主義っていうか、偶然の再会に余り意味がないと思ったら、後書きで、こちらが前作よりも先に書かれたものだ、とあって、かなり納得。事件の縁者と昔知り合いで(多分)、というのは、そうそう使える手じゃないけど、第1作ならば、キャラクターを語る上であっても全然おかしくないですもんね。願わくば、そうそう使って欲しくないと思う反面、そういうので一つづつ秋のことをばらしていって欲しいというのもあります。
なんだかんだいいつつ、「推理小説」という分野においてのこの作品については何も語ってないのよね(苦笑)。所詮私はキャラクターミーハーなんで、その辺、ご容赦下さい。


7月18日(日)
本日の読了冊数:1冊  今年の読了総数:103冊
   「フランス近代史−ブルボン王朝から第五共和制へ−」 服部晴彦・谷川稔編著 ミネルヴァ書房

まぁなんて堅苦しいタイトル(笑)。今後リストにこういうアカデミック(笑)なタイトルが並ぶ時には、たいてい図書館で借りてきたものだと思って下さい。同名の大学の講義があれば、テキストに使われているだろう、という本でした。でも、「近代史」という割りには、戦後まではいってました。まぁ、副題に「第五共和制まで」とは書かれていますけど。「近代史」というと、やっぱり、せいぜい第二次大戦前まで、という意識があったもので。
でも、読んだとはいっても、ただ「読んだ」だけで、あんまり知識としては残っていない…。特に経済云々のあたりなんか読み流した…(笑)。こうやって、せっかく本を読んでるのに考えることをしないから、だんだんアタマ悪くなってるんですよねぇ。
むろん、「レ・ミゼラブル」のバックボーンとしての知識が欲しくて読んだのですけど、あまり、欲しい情報は得られませんでした。確かに、あの作品で扱われているのは、あまりメジャーでないクーデターですからね。最初から余り期待はしていませんでしたけど。
逆に、妙に読んでて思い出したのがシャーロック・ホームズ。前日にホームズネタの話を読んだばかりだからでしょう。19世紀末から20世紀冒頭の、鉄道網の整備とか自動車の生産の拡大のような記述を読んでいて、イギリスとフランスという違いはあるのですけど、ホームズの話では鉄道はもう通常の交通手段として普通に使われていたとか、自動車はまだ珍しいものであったとか、そういうのがあったなぁと思ったのです。
現代史も、概要ではありますけど、それなりに面白かったしいろいろと考えてしまった。フランスとベトナムの戦争に参加したアメリカが、なんでフランスに対立する政府の樹立の側にもいたのか、とか、植民地問題はまだ今でも残っているのだとか。ドゴールとかミッテランとかシラクとか、見知った名前が出てきたから、余計に面白かったのでしょうか。ドゴールの「暗殺未遂事件」って、「ジャッカルの日」って、そういう話じゃなかったっけ? …なぁんか私の知識って、全部、小説とか舞台とか、そういうのからのものばかりですね(苦笑)。逆に、こういった本で裏付けしてるって感じです。まぁそもそもこれを読もうと思った根拠がそれなんですけど(苦笑)。


7月17日(土)
本日の読了冊数:2冊  今年の読了総数:102冊
   「百鬼夜行−陰」 京極夏彦 講談社ノベルズ
   「エキセントリック・ゲーム シャーロキアン・クロニクル 1」 真瀬もと 新書館ウィングス文庫

「百鬼夜行−陰」。最近本屋にいかれた方で、私の読書傾向をご存知の方なら、この本が近いうちにリストに連なるのは容易に想像がついたのではないかと思います。本屋で新刊が出ているのを見つけた時には、3冊ぐらい買って帰りたいと思いました。むろん、金銭的&置き場所がないという理由でやりませんけど。なぜ3冊かって、読む分、貸す分、保存分(笑)。まぁそれは置いといて、嬉々として読んだのは事実。今回は短編集でしたので、いつにもまして読みやすい気がしました。
「姑獲鳥」〜「塗仏」に出てきたキャラクターのサイドストーリーなのですけど、これだけでひとつの作品としても読めます。逆に、京極堂のシリーズを全然知らずに読んだらどういう感想をもったかなぁ、と思いました。
それぞれの話のメインになっているキャラクターが、だいたいどの辺で出てきたキャラなのかというのは分かるのですけど、やはり、「えー、これ誰?」というのもいました(苦笑)。さすがに確認するには、京極の本はブ厚すぎます。鈴木敬太郎は、棚橋祐介あたりはまだどの話に関連しているか分かるから良い。岩川さんて誰だっけー?(笑) 記憶に残らないような読み方してるのね、私(苦笑)。
どの話がいい、というのは選べないんですけど、「火間虫入道」、上記岩川さんの話なんかは、岩川さんと自分がちょっと重なってしまって…少々フクザツでした。「鬼一口」単に黒服に白手袋の男が出てきているというだけで、ちょっと楽しい(笑)。名前は出ていませんけど。「目目連」、ここに載ったということは、これだけを目的に買った「幻想ミッドナイト」はどうしよう(笑)。TVでやった「目目連」は、白井晃さん、演技的にはともかく、ヴィジュアル的にイマイチだったです。「鬼一口」、作中の鬼談義を見ていると、最初の妖怪説明の在原業平の話が妙に納得できてしまいました。「毛倡妓」。青木くんが出てたのが嬉しかった(笑)。話の主人公の木下も、結構良い感じでした。といっても、いわゆる本編での存在は忘れていたのですけど(苦笑)。一番好きなのは、「煙々羅」かもしれません。牧蔵爺さんの考え方はちょっとありきたりすぎて鼻についたけど、棚橋祐介のいっちゃってる様子が良かった。ええ、所詮はキャラクターしか見てません(笑)。
最後の「川赤子」は書き下ろし。ちょっと、ファンサービスだなぁと思わないでもなし。この作品群を考えた時に、最後に、ということで最初から書かれるべき作品であったのだろうとは思いますけど。
京極堂のシリーズでのメインキャラクターは、ほんのちょっとだけ出てきます。名前は出ませんけど。ただ、京極堂、木場は分かるのだけれど、榎木津がちょっと分からない。多分これだろうなぁというのはあるのだけれど、断言は出来ない。逆に。京極堂、木場がちゃんと出てきてるのだから、榎木津が出てきてない訳がないから、じゃあこれはやっぱり榎木津なんだ、という、ある意味逆方向からの確認でした。関口はって? それを言ったらネタバレ(苦笑)。
「エキセントリック・ゲーム」。「シャーロキアン・クロニクル」というシリーズタイトルがついているけれど、若きモリアーティ教授の話。でもまぁ、ね、作中の「モリアーティ」と呼ばれている彼は、女性観とか、トビーを使っていることとか、レストレイド警部と面識がある(まぁ、これだけは「根拠」にはいれがたいですね)とか、最後の「一人二役」説はあまりにも説得力がありすぎます。そうやってふっておいて、最後にまた覆すのかもしれませんけど。
まだ未読の次巻のキャラクター紹介には、「あの」アイリーン・アドラーが出ています。でも、名前と、どんなキャラクターだったかというのは覚えているのだけれど、実は、あまり覚えいていない<アイリーン・アドラー(爆)。マイクロフトも冒頭のキャラ紹介に出てるのよ。どんな風に出てくるか楽しみですねぇ(苦笑)。で、レストレイド警部はキャラ紹介には出ないのね。確かに、紹介するほどの出番はなかったですから、2作目も同様もしくは出ないのでしょうけど。
ところでこの作品は、シャーロック・ホームズのシリーズを知らずに読んでも面白いのでしょうか?


7月16日(金)
本日のマンガ冊数:1冊  今年のマンガ総数:134冊
   「おまえが世界をこわしたいなら」 藤原薫 きみとぼくKB COLLECTION



7月14日(水)
本日の読了冊数:1冊  今年の読了総数:100冊
   「続きはどうにも理不尽 特殊駆逐業者出勤ファイル 2」 小林めぐみ 角川スニーカー文庫

小林めぐみの「特殊駆逐業者ファイル」の2巻。今回は巨大スズメバチでした。それだけじゃなかったけど、前回のよりは多少マシ(笑)。それでもやっぱり、60cmのスズメバチってのは嫌ですけどね。それより嫌なのが、60cmのスズメバチの巣、でした。この場合、「60cm」は、「巣」ではなく、「スズメバチ」にかかります。嫌だよねぇ、ビル5・6階分の吹き抜けを占領してるスズメバチの巣。
キャラクターは相変わらずぶっ飛んでます。まぁ、1巻と2巻でキャラクター変わったら変だから、「相変わらず」てのは当たり前ですけど。美貴や千寿を見ていると、皓平やすずがまだまっとうに見えるのだから、彼らの中にいる寧々ちゃんの立場や推してしるべし。でも彼女は、外見が普通じゃないんですけどね(苦笑)。
登場人物が、多少極端にすぎるきらいはあるものの(笑)けっこうパターンな割に、話がちょっと読みづらい。まぁ私の予測はあたることの方が少ないので先を読もうが読むまいが大差はないですけど。まぁ、時間を乞うご期待というところでしょうか。そうなると、次のタイトルが気になるのです(笑)。これまで、「始まりはいつも不自然」「続きはどうにも理不尽」ときたら、もう次は、「終わりはいかにも突然」とかいうのしか思い付かないです。もっと続くかも知れないのにね。というか、まだまだ、次で終わるんかって感じなんですが。語彙の少なさが…(爆)。


7月12日(月)
本日の読了冊数:1冊  今年の読了総数:99冊
   「決闘の社会文化史−ヨーロッパ貴族とノブレス・オブリジェ−」 山田勝 北星堂

本日のマンガ冊数:1冊  今年のマンガ総数:133冊
   「少年魔法士 6」 なるしまゆり WINGS COMICS

「少年魔法士」。勇吹とカルノの話と、最高司祭レヴィの話。いずれも、こちらまで滅入りそうなほど暗いですねぇ…。戦ってる間も鬱々と滅入りそうだあったけど、終わった後の方がますますなんか暗い。でも、ある意味現実的ですね。非現実的な現象と、大量の被害者と、残された爪痕と、渦中にいた存在と、渦中にいたがゆえに語れない真実。二昔(笑)前のアニメとかだと一週間経つと何事も無かったように日常が営まれているというようなところなのだけれど、実際には事後処理が大変だという。まぁ、勇吹とカルノが、お互いに一人じゃなくなったのはいいかも。
レヴィの話はますます暗いです。ある意味、レヴィで始まってレヴィで終わっているところなど、コミックスとしては綺麗にまとまっているかも。「続く」ですけど。
…屈折した人間ばかりですねぇ、つくづく。勇吹に関しては、あの結果いろいろ考えざるを得なかったというのがありますけど。勇吹たちの背後で動いている組織の方がこれからどうするのか、彼らを最終的にどうしたいのか、気になるところです。そして、レヴィ…ですね。早いうちにハイマンでてきてくれないかなぁ、彼が一番まともな気がする…。


7月11日(日)
本日のマンガ冊数:6冊  今年のマンガ総数:132冊
   「あさきゆめみし 1〜6」 大和和紀 KC mimi

光源氏はこれっぽっちも好きじゃないのだが、作品としては興味あるし、せっかく美容院の先生が貸して下さるというのでお借りしました。やはり光源氏は嫌いなタイプの男でした(笑)。まぁ、そういう時代だったとはいえ…。
選択肢はほとんどないのだけれど(笑)、前半の頭中将は割と好きです。基本的にプレイボーイタイプはあまり好きじゃないのですけど(苦笑)。後半の、政争にムキになっている様子は、興ざめという感じ。でも源氏を見ていると彼よりはましと思えてしまうのです。ホントに男性については選択肢ないもんなぁ、この作品。かといって、女性がいろいろと出てくるので、女好きにはたまらんか、というと、女性の置かれている立場自体が、それこそ時代とは言え不本意なので、やはり単純にこの人が良いとは言いがたい。
それでも、あえて女性。朧月夜か槿でしょうか。朧月夜は、なんでこの人がそういう名前なのかなぁと思ってしまう。これって、多分途中で説明はあったと思うのですよ。でも、まとめ読みは走り読みなので…きっと途中で見落としてます(苦笑)。でも、説明があったら納得するかも知れないけれど、やはり彼女の気性と「朧月夜」という名前はあまり合わないような気がしました。ところで、末摘花がムーミンの「モラン」にそっくりだと思うのは私だけでしょうか?(苦笑)
もとの作品が「文学作品」であっても、結局はキャラクターの好き嫌いに終始してしまう私もなんだか、ですけどねぇ(苦笑)。まぁ、これを読んでいると、大元の「源氏」を読んでみようか、という気にはなります。気になるだけね、いまそんな余裕ないから(爆)。
「源氏物語」といって思い出すのが、高校時代に、すごく「源氏物語」が好きな男の子がいたということ。まぁ、好きなら当然のことなのでしょうけど、絵巻きを見てこれは誰、と、いわゆるあの、ひき目かぎ鼻の人物を区別するのは、当時はちょっとした驚きでした(苦笑)。


7月10日(土)
本日の読了冊数:1冊  今年の読了総数:98冊
   「パリ 歴史の風景」 饗庭孝男・編 山川出版社

最近すっかり「1週間に1冊」になってしまっています…。
さて、図書館で借りてきた本。歴史は好きですけど、フランスはそれでも興味の順番からいくと、割と後になるんですけどねぇ。レミゼのせいで、多少、興味がフランスよりにシフトしているようです。
パリの街そのもの、通りや歴史的な建物や遺物を見ながら歴史をたどっていくという本。もしくは、歴史をたどりながらのパリ案内といったほうが正確かしら?
パリの街をまったく知らない私には、多少、建物や通りを羅列されても位置関係がわかりにくくて、結局はただ字面を追っただけになってしまいました。巻頭か巻末に1枚大きな地図を入れてくれていたら良かったんですけど。割と頻繁に地図は入っているのですけど、それでも、「何々通りをたどっていくと何があって、そこから何通りに突き当たって右に折れるとどこで」みたいなのが頻出しますので、最初はページを戻ったりして地図を確認していたのも、だんだんおっくうになってしまいました。最初から海外旅行用のものでも良かったから、パリの市街地図を用意しておけばよかった、という感じです。かといって、何度かパリ旅行をされて、街をある程度分かっている方には、逆に多少物足りないのでは? ちょっと歴史好きな人がパリを旅する時に下調べのために読んだらいいガイドブックのように思えました。
そして、すっかり忘れていた西洋史をほんの少し思い出しました。歴史好きといっても、所詮は受験勉強でやった以降はほとんど触れる機会もなかったので、名前は覚えているけれどどういう人だったか覚えてないとか、その出来事は知っているけれどもいつ頃だったか覚えてなかったとか。これを読んで思い出して、でもまたすぐ忘れるんでしょうけど(苦笑)。
やはり最初に書いたようにレミゼの影響で、その当時のパリの様子が少しでも分かればと思ってこの本を手に取ったのですけど、…でもパリの歴史全体をなぞっていますので、その内のレミゼの時代の部分はほんの少ししかなくて、それほど参考にはできませんでした。それでも、ちょっと面白かったのが「グリゼット」でした。レミゼのファンティーヌ(原作)を見ていると、彼女を捨てた学生の方に一方的に非があるように思えるのですけれど(実際非があることに間違いはないのですけど)、あの時代は、「グリゼット」というのは軽薄で尻軽で楽天的、一人の男と分かれたらすぐに次の恋人をみつける、といったような認識があったようで、実際のファンティーヌはともかく、単純に彼女らと付き合っていた学生だけを悪いと考えるのは違うのかなぁとも思いました。


7月4日(日)
本日の読了冊数:1冊  今年の読了総数:97冊
   「ロシア紅茶の謎」 有栖川有栖 講談社文庫

…前回分を探していたら、半月もちゃんと本を読んでいなかった。まぁ、間に番外は1冊入っていましたけれど。余程だれているらしいです。
有栖川有栖の国名シリーズの1。彼の作品は、今までに長編を1冊きり読んだだけでした。短編長編含めてそれなりに評価されているのは知っていたのですけど、短編を前に雑誌で1度読んだのが余り好みではなかったのと、ほかにもいろいろと読むものがあって手を出しかねていたのを、今回、友人に借りて読みました。
全体的には、前に短編を読んだ時に思ったほどは外してないということ。軽く読み進めたし、面白かったです。作品として綺麗にまとめてあるなぁとも思いました。ただ、作品によっては、最後の数行が不必要かなぁと思わないでもなし。好きな人には多分、これがいいのでしょうけど。
話としていいと思ったのは、「赤い稲妻」かしら。単純だけれど面白かったです。「動物園の暗号」「屋根裏の散歩者」は、それぞれ「暗号」の発想が面白かった。でも、「屋根裏の〜」のほうは、実は私は乱歩は余り読んでませんので、作品自体が分からなくて、乱歩の「屋根裏の散歩者」のネタバレにはならないのかしら、と思いました。「ルーンの導き」は、ある専門(というほどでもないのかもしれないけれど)知識がないとなぞ解きは出来ないのがイマイチ。なぞ解きとはぜんぜん関係ありませんけど、ロシア紅茶ってジャムのほかに砂糖も入れるものなんですか? そういや、割と紅茶好きのくせに、これまで「ロシア紅茶」のちゃんとしたのを飲んだこともないし、それに関する知識を仕入れようと思ったこともなかった。不勉強だわ(苦笑)。


7月3日(土)
本日のマンガ冊数:1冊  今年のマンガ総数:126冊
   「MONSTER 12」 浦沢直樹 BIG COMICS

前回にも同じことを書いたかもしれませんけど、だんだんと核心に迫ってきた、という感じです。でも、先は見えないんだよなぁ。予測をつけるのが下手というのもありますけど。
しばらくテンマと同行して、自分のやりかたを見つけだしたグリマー、1人真相に迫りつつあるルンゲ。毎回出番は少ないものの、その存在とキャラクターを印象づけていくヨハン。これからどうなるのか、全体の真相を早くみたい気がします。でも、終わってしまうとつまらないので、もっと先延ばしにして欲しい気もするのですけど(苦笑)。
今までテンマに関わってきた人達が、テンマのために動き出した−テンマだけが1人で真相を求めて歩くのではなく、他の力が動き出したのが印象的でした。力になるかどうかはともかく…なってほしいな。


7月2日(金)
本日のマンガ冊数:1冊  今年のマンガ総数:125冊
   「ONE PIECE 9」 尾田栄一郎 JUMP COMICS

今年もはや(?)折り返し。半年で目標の100冊を達成してしまうかと思えた読書記録は、さすがに先月読むのが停滞してしまって届かなかったんですけど…きっちりコミックスの方は100冊を越えてしまってます。そしてますますリストに追加中。読みやすいですもんねぇ(苦笑)。
ということで(何が?)「ONE PIECE 9」。さすが週刊、出るのが早いですね。やっぱ先は気になるので嬉しいです。雑誌は読んでないのよ。今回の表紙は綺麗なグリーン。夏向きで(笑)。絵も今回の内容にあっていたように思います。
海賊アーロン一味の仲間だったと判明したナミと、その事実を知った仲間達と、ナミの姉(血のつながりはない)のノジコと、ナミの生まれ育った町と、町のみんなと、ナミとノジコの母親だった人の話。いい話です。そしてみんな素敵です。最後はちょっと涙を誘われてしまいました(苦笑)。
「ねる」の回の表紙が好きです。ここにナミが居ればもっと好きなんですけど、話の展開上、それは無理だったのかしら? そして、ゾロがなぜか鶏とビール飲んでる「夢の一歩」の表紙も好き(笑)。でもなんでにわとりなんだろう???

そして、さぁ、ここから面白くなるぞってところで…やっぱり終わるのね(泣)。3ヶ月後を楽しみに!


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