どきゅめんと tochanの週休7日(^^)v」X
優雅な生活にかくされた秘密とは
第八章

++++++++事情の変化++++++++++

まさかのtochan攪乱
秋のもみじと心臓と
    親孝行な?tochanは とあるのどかな秋の一日
   ふと 母を紅葉狩りに連れ出してみるか と思い立ちました。
   次の日曜日の朝 tochanとその母を乗せたマイカーが  
   愛媛の”チロルの森”へと 高速道路をかっとんでおりました。 

   駐車場で車椅子をひきずりだして 母を乗せます。
   奥の施設の食堂へつれて行こうとスロープを降りますが 
   なぜかすぐ息があがってしまい 苦しくなります。
   せっかくきたのだからと 
   最後まで押し切り 休憩と軽食です。

   かえりはスロープは上りです。 
   tochamは生まれてはじめてという 息苦しさです。
   斜面で車椅子を放したら大変と必死で押すのですが 
   気合いはあっても息が出来なきゃ 
   どもならん。胸も痛いぞ。 

   さすがに これは普通ではないと気づいたtochanでした。
   5m押して10分休みペースで 愛車に乗り込み 
   なんとか自宅生還をめざす。

   ところが 息ができん 胸が痛い で
   運転できる状態でないので 
   高速道の緊急退避スペースで停車。
   母親は異変を察知したか予想どおり自閉モードに突入。
   
   携帯電話なんぞ持たないtochan どうなるのだろう、、、、、
   
高速警ら隊・救急隊さまさま
 俯いたまま動けないtochanを だれかが呼んだ。もしもーーし。
 顔をあげると なんとおまわりさん。げげっ。
   
   「ここに停車してはいけません はやく出なさい」 
   おいっ見てわからんか わしだって動きたいのよっ
   「胸が痛くて運転できません」旨 伝える。

   「こちらで運転します。 救急車を呼んでおきます。」
   おおっ 神様仏様。
   頼みついでに「母親はだいぶわかっていないことがありますので」 と頼んでおく。

   おまわりさんが母親と話しをしているのが きこえる。
   巡「どちらにお住まいですか」 母「淡路島のほうからきたんよ」 
   うそを言うなっ。鳴門だろ。
   あとも母の創作?が続いている わしは知らんぞ。聞こえんぞ。

   ようやくIC到着。救急車まで担架で運ばれる。
   tochanは苦しい息の下から(ほんとに)ようやく母のお守りを頼む。
   「お母さんには私がついていますから」とお巡りさん。
   安心したtochanはしばらく記憶がない

   救急隊員が心電図をとり、医者と連絡をとっている。
   お巡りさんがtochanの身元を知りたがり質問攻めなのを
   救急隊がかなりの剣幕で静止している。 

   病院へ着き検査を受けて 「狭心症」といわれた。
   心筋梗塞でなくてなにより。
   全部済んだのが午後九時ごろ。
   ずっとお巡りさんが母の介護をしてくれたそうです。
   ほんとうにありがとうございました。お世話になりました。

   お医者さんが 「泊まっていけ」というが
   母のことがあるから というと あっさり退院の許可。
   明日必ず病院へ行け との お達しがついて。
   運転はダメということでタクシーで帰った。
   やく一時間 料金は忘れた。
   
   
翌日の新聞
 トイレに座って 朝刊を眺めていると 淡路島の高速道路で 
 運転中の男性が 心臓麻痺を起こし 
 事故死した内容の記事が載っていた。

   あぶない あぶない 
病院
何日かして近所の病院へでかけた。

   一通りの検査の後 狭心症だが 詳しく検査を
   するので 数日間 入院してください と いわれる。

   tochanが入院する間 母に 病気入院してもらう。
   介護入院より簡単だから という 理由で。

   病院のtochanは カテーテル(ただの管)を
   足の付け根の血管から 管を入れられ
   心臓近くの血管まで管を入れられ
   造影剤なるものが何度か送り込まれる。

   これで心臓の血管の写真が撮影できるそうだ。
   ぴゅっと造影剤が送り込まれるたびに からだのなかを
   熱い湯が通っていくようだ。

   結果は一番ふとい血管が50%だそうだ。
   コレステロールではないか といわれた。

   血圧降下・血管拡張などの薬をもらい
   tochanは 無事 釈放された。
   母も自宅にご帰還とあいなりました。 

   その後もときどき胸が苦しくなり
   ニトロが手放せなく なってしまった。
   
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