寒風山のトンネルから瓶が森の林道に入る。
日曜祭日は入り口に地元の売店がオープンしている。おっちゃん、おばちゃんは結構あいそがよい。TOHCHANはまんじゅう(あっさり味)を買ってゲートに突入する。
このゲートは四月もなかばを過ぎないと開けてくれない。暮れも一二月には閉じてしまう。
三年前はすぐダートだったが、今は1.5車線くらいの見事な舗装になった。しばらくカーブの多い山道を走ると写真の素堀のトンネルがある。このトンネルからが絶景の連続である。
写真の上端の右のピンクはシコクツツジ(たぶん)、中央はアケボノツツジです。このあたりはアケボノツツジ街道と呼ばれていませんが、ツツジが多いです。
秋もまたすっごくいいですよ。
少ないダート部分。こんなところを走ると、イキテテヨカツタと思ってしまう。
路面はカチカチに締まった土に石が埋まっていて気を抜くとイタイメにあうぞ。数年前にここで結晶片岩の砂利がタイヤを突き抜けてパンクしたことがあった。
前の乗用車は無関係ですが、若い女性がのってて会話もあったので・・・(^^;;。
♪♪♪アケボノツツジじゃないアカヤシオ♪♪♪(^^;;)
ピンク色はこの花のためにあるのだ、なんちゃって。明るいピンクの大柄な花がひとつずつせいいっぱい開く。葉は花のショーが終わってから。
つつじのなかのクイーンかプリンセスか(四国では)。この花を見たくて毎年「みどりのひ」になるとこの道へきてしまう。むかしむかしヒトメボレしてしまったのがアケボノツツジとヤマシャクヤク。

−−−−ブルーなトーンで−−−−
アケボノツツジが少なかった。開花が早かったせいか、それとも盗掘でしょうか。
瓶ガ森。時間と天候が許せば散策をおすすめ。ブーツでも30分も歩けば気分爽快。なにせスカートで歩く女性もたくさんおいでますから。平らな広い笹の高原です(氷見千石原)。キャンプ場も、山小屋もございますよ。
駐車場でキャンプしているのもよく見かけます。広いから。でもシーズンには入れない車が出るほど混雑しますよ。とくに秋。
駐車場から100mくらいのところに展望台があり、正面に左手見える山が石槌山でございます。天候がよければはっきり見えるのですが、本日はまったくダメでした。
瓶の次が子持権現です。異様な山容でめだちます。
登山用の道路もあり、20分くらいで登れます、が。
がけを登りますのでブーツは駄目です。高所恐怖症のひとも止めたほうがいい。
結晶片眼を含んだ礫岩があって、このあたりの山のおいたちを感じることができます。
大好きなブナ街道!(そんな名前はないって)。アケボノツツジが終わってもブナはいちねんじゅうおつき合いしてくれる。
この道も赤土だったときはもっとムードがあったんだけどね。アスファルトとブナの取り合わせはまだなじめない。
車がすごく増えたけど、排気ガスとブナの関係はどうなるのか、心配です。
−−−石炭酸などのない舗装
−−−水分や空気などの呼吸ができる舗装
というのは開発しないのかな。
寒風山から26.6Km、土小屋から1.7Km
TOHCHAN専用水場。まわりは野生のワサビ。この水場は枯れたことがない。・・が、上には登山道があるのです。気になるひとは飲まないように。
あ、そうだ ウドもありましたぜ、ダンナ。
この水場付近は植物化石のきれいなやつがありますが、公園内ですから持ってかえらんように。
もうすぐ土小屋、土小屋には喫茶店・レストラン・旅籠・石槌神社・自動販売機・トイレなどがあって、雑踏もある。
土小屋から面河までは石槌山の山容の変化がおもしろい。