04’北海道 オンロードツーリング
   
7月初旬の北海道ツーリング

舞鶴からの豪華?カーフェリーが小樽に入港

 舞鶴から約30時間の船旅で 小樽についたのが午前4時になってなかったと思う

 時期が時期とて4輪2輪問わず乗客は少ない。

まだ薄暗いなかを 浪速の美女の操るビッグバイクが下船する。

 ながい船旅で話し相手になってくれてた超スタイルの良い美人とその弟コジロー君のバイクであります。


 舞鶴発小樽行きのフェリーで出会ったコジロー君とその姉さん。

 ビッグバイクに犬小屋を積んで北海道ツーリングという浪速っ子。

 姉さんのほうは、カッコ良くて明るく可愛いかたです。が

自転車で四国一周など、みかけによらない タフなかたです。

 
 コジロー君もお付き合いが大変かもしれん。この日も船酔いぎみで少しおとなしいですね。でも大好きなお姉さんと一緒なので大丈夫です(たぶん)。
  君は東へ僕西へ。縁があったらまた会おう。bye。


 とりあえず 北海道といえば 広い大地ということで 道央付近の麦畑。

 麦の香りはひさしぶり、風が気持ちよい。ざわわ♪ざわわ♪ざわわ♪。

 走りに来たので ただひたすら走る。近頃は一日200Km走行だが、北海道では連日400Kmは走った。

 温泉・観光地・料理など走りと関係ないものはいっさい無視。

 ミズナラ、ニレ、シナノキ、トドマツなんぞの深い緑に囲まれた、埃のない道をただひたすら走ってみたかった。


 サロベツ原野から利尻を望む。神秘的な山ですね。

 礼文・利尻へは約40年前!にいきましたが 変わってるでしょうねえ。青函トンネルをJRで渡った気がする。

 あの時も観光など関係なかったなあ。ボーリングの手伝いしながら回った(遠い眼)。


 今回はビジネスホテル宿泊とリッチだが、朝食はコンビニおにぎり・昼食ラーメン・夕食コンビニ弁当の繰り返しだった。ラーメンはうまかった。

 かに・いくら・ウニ・・などは見る気も起きないでパス。走れば良いのだ。


 サロベツ原野海岸沿いのハマナス。

 もしもtochanが虫だったら、砂浜でこんな花を見つけたら狂喜するだろうな、砂漠のまんなかの蜜レストラン。
 しかも無料。

 虫ではなかったので、走りながら横目で見付けて「あっハマナス」とバイクを止めるスペースを捜す、というヒト臭い行動をした。

 いまのところ珍しいでもなく少ないわけでもないハマナスだけど、やっぱり禾本科の植物たちに侵食されてるように見える。


 サロベツ原野のエゾキスゲ?群落。

 向こうは風力発電の風車。そのむかし鈍器頬手さんが槍でつっかかったのはサロベツの風車だったかどうだったか。

 後背地も乾燥気味に思える。

 エゾキスゲだと思うのだが栄養が行き届いて肥えている。あの凛とした感じでなく、なにかたくましくふてぶてしい。


 サロベツ原野パンケ沼のヒオウギアヤメ。沼周辺は湿地というにはかなり乾燥した状態だった。

 ヒオウギアヤメも群落というには貧しい数だった。

 木道を歩いてみたが、湿地帯という雰囲気ではない。
 原野を縦横無人に走る舗装道路のせいで水脈が変わったりしてないのか?


 稚内ー天塩線道々106。海と原野の境界をひたすらまっすぐ走る。

 通行量も少ないが、ダンプ列車によくあう。ぬわわKm超で飛んでいく。

 60Kmで走ったりしたらひき潰されそうなのでやはりDRZ400Sにぬわわ超走行を命じる。ただし列の先頭は走らないよう心がける。

 帰路は国道40だったが、先頭がぬふわ超で検挙された。追走のtochanは何事もなかったようにトラップを横目でみながら通り過ぎたのだった。ごめんね。だから先頭はいやなんよ。
・・・一発免停だな、あれは。なむ。